トランスコスモスでは、Salesforce/DX/マーケティングをテーマにした体験型の研修・ワークショップを学生向けに実施しています。
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今回は、2/26に開催されたBIツール「Tableau」を使ったトレーニングの様子と主催者側の想いをレポートします。
企業のマーケティング課題に対して、データを集計し、ダッシュボードで可視化して分析、最後は発表を行う——参加者自身が「やってみる」ことに重きを置いたプログラムになっています。
【Tableau(タブロー)】
Salesforceが提供する「Tableau」は、膨大なビジネスデータを直感的な操作でグラフ化・分析できる強力なBI(ビジネス・インテリジェンス)プラットフォーム。ドラッグ&ドロップで誰でも簡単にデータを可視化でき、Salesforceの顧客データや社内外のデータを迅分析して、迅速な意思決定をサポートするためのツール。
研修で大事にしていること:目的とゴールを先に決める
講師のひとり、奈良さんにお話をおうかがいしました。
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── 学生はどんな理由で参加していますか
学生が参加する理由は様々です。サービスやマーケティングに興味があって参加する方もいれば、授業の一環、就活に役立ちそう、友人に誘われた……など。だからこそ私たちは、「知識を教える」よりも、実際に手を動かして“経験・体験として持ち帰ることができる設計”を大切にしています。 トレーニングは複数の大学で募集をしていて、学年は1〜3年生が中心です。
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トレーニングの風景・みなさん積極的に参加しています
── トレーニングで意識していることはありますか
初めて触れるテーマでも前向きに取り組めるよう、カリキュラムの冒頭で必ず行うのが「目的の確認(Check-in)」と「ゴール設定(Goal Setting)」です。“自分ごと化”して今日の時間を有益にすることを促します。
たとえば「就活に役立ちそう」なら、会社の見方を学ぶ日にしてもいいし、プレゼンの練習にしてもいい。誘われただけでも、東京に来たかったでもいい。大事なのは、そこから自分なりに意味を見いだすこと。“目的→ゴール”を先に置くことで、受け身になりがちな研修が、主体的な体験に変わっていきます。
Tableauで「集計→可視化→分析→発表」を体験
── 今回の内容とポイントを教えてください
同様の趣旨のトレーニングは年に数回開催していまして、Tableauを使った研修企画は初めてになります。今回の課題は、とあるゲームメーカーの新作の販売戦略を考えるグループワークにしました。単なる操作説明にとどまらないように、次の流れを一気通貫で体験できるようにしています。
✅ 目的を達成するために必要な情報を決める
(※目的:ゲームの販売戦略として効果的な施策を考える)
✅ 実際のデータを見て、分析の方針を決める
(どの切り口で見れば良いか)
✅ Tableauで可視化・ダッシュボード作成
(膨大なデータを、人が分析しやすいように視覚化)
✅ グラフや数字から示唆を読み取り、仮説を立てる
(なぜそう見えるのか)
✅ 目的を達成するために考えた施策を、ストーリーとして発表する
(他者に伝えて初めて“分析”になる)
トレーニングの狙いとしては、「ダッシュボードを作れた」で終わらないこと。データを根拠に考え、伝えるところまで含めて、仕事に近い形で経験してもらうことです。グループでの議論や調整を含めたコミュニケーション、プロジェクト管理、チームワークなど、実際の仕事に近い体験を提供しています。ツールはあくまで手段。その先にある「考え方」「進め方」「伝え方」を持ち帰ってもらうことが、私たちの研修のメッセージです。
── トレーニングのサポート体制について
研修では講師以外に、Salesforceエンジニアもサポートに入って参加者にフォローやアドバイスをしています。参加者が積極的に取り組んでくれるので、我々もなるべく分かりやすく伝わるように意識しています。
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自ら考えてカタチにする。質疑応答も活発でした
日頃の取り組み:体験型ワークショップ
── 今後の予定は
今回はTableauを使った内容でしたが、他にも学生向けに「カスタマージャーニー作成ワークショップ」「Salesforceにログインしてアプリを作るワークショップ」など、体験型コンテンツを実施しています。
参加者それぞれの参加理由や目的に合わせて、経験として残る時間にすること。学生の皆さんが「社会に出た後にも効く体験」を積める機会を、継続的に提供していきます。
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グループ発表を見守る講師陣
参加者の声
参加した学生さんたちは、序盤からグループメンバーと積極的にコミュニケーションを取りながら、和気あいあいと課題に取り組んでいたのが印象的でした。
限られた時間の中で、初対面のメンバーとのグループワーク、初めて使うBIツールでの作業と、限られた時間で頭がフル回転だったかもしれませんが、参加者の表情からは達成感がみられました。
受講後のアンケートから、参加者の感想の一部をお届けします。
📣学校や就活のワークでは経験できない、膨大なデータから必要な情報を選んだり、仮説を立てて考えたりするプロセスが新鮮だった。ツールの設定も本格的で、仕事のイメージが湧いた。
📣データ分析の仕事がどんなものか具体的に想像できるようになり、将来の選択肢が広がったと感じました。この機会がなければ触れられなかったので、参加してよかったです。
📣ノーコードでここまで綺麗に動くのが本当にすごく、実際に触ってみて「思っていたより使いやすい」と感じた。
トレーニング参加者のみなさま、おつかれさまでした!
この日の学びが今後の学生生活や就職活動に活きるといいですね。
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トレーニングを支える講師陣と企画運営メンバー
おわりに
トランスコスモスは、豊富な実績と運用ノウハウで多くのお客様のDXを支えています。専門スキルを身につけて、広い視野でプロジェクトに携わってみませんか?
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