こんにちは、トレタ採用担当の金子です。
トレタでは毎週エンジニアの技術共有会「テックトーク」が開催されています。
運営担当をしている田中さんにお話を聞いてみました!
プロフィール
田中 宏基 サーバーサイドエンジニア
新卒で4年間、フューチャーアーキテクト株式会社に在籍。BtoB向けのエンタープライズシステムのシステム開発に従事。設計から開発・単体テスト・結合テスト・システム移行・リリースまでの各フェーズを一気通貫で経験し、自身での設計・開発だけではなく、少人数のチームリーダとしてテストフェーズ以降の下流工程を推進にも携わる。2019年11月にトレタにジョイン。サーバーサイドエンジニアとして、店舗向けのDMを用いた集客システムの実装だけでなく、チームマネジメントも担当。
テックトークはなぜ開催することになったんですか?
8ヶ月程継続して開催しており、実は私は2代目の運営担当になったばかりです。
トレタはプロジェクト単位で仕事をすることが多いので、エンジニアの横のつながりとして知識を持てる場所が以前はあまりありませんでした。
プロジェクトやエンジニアのジャンルを超えてそれぞれの専門分野から共有を行なっていくことで、開発組織全体の技術スキル向上やエンジニア同士のコミュニケーションの場にもできたらと思い開催しています。
どのように運営されているんですか?
毎週1時間開催、2名のエンジニアが発表をします。任意参加ですが、毎回13〜14人のエンジニアが参加しています。
当初は1人で1時間担当してもらい、発表〜質疑応答まで行っていたのですが、1時間枠を満たす発表ボリュームだと敷居が高くなってしまうことから、1人2〜30分でカジュアルに発表ができる仕組みへ変更しました。
発表内容は、初心者向けの基本的な話、社内プロジェクトの紹介、ニッチな話や趣味で作ってみたものについてなど、テーマは技術に関することであればなんでも自由です。
基本は発表者が次回の発表者を指名する方式ですが、「○○さんにあの話を聞きたい!」のように指名が入ることや、自身で発表したいことがある方に発表してもらうこともあります。
発表することについて指名された人から、今までネガティブな意見が出たことはありません。
雑談の場として使ってもらってもいいですし、1つのアウトプットの場として是非利用してもらえたらと思っています。
実際の発表の様子
「Scrribleについて&Siriの進化」をテーマとした発表
「認証・認可システムを業務で担当し得た知識」についての発表
やってみてどんな声がありますか?なにか変化はありましたか?
発表する担当側にとっては、思考を整理するきっかけになるようです。
「人にわかるように言葉で伝えたり、資料でまとめるために調べ直すことで改めて腹落ちすることがある。」「時間もかかるし大変だけど、勉強になる。」などの声がありました。
参加者側も普段触れない知識が身につくので、聞いたその場では「なるほど!」とならないけど、じわじわと「あ!こんなのあった!」とその後の業務で役立つことが多いようです。発表資料は全てesaやKeynoteに記録して共有しているので、見返して勉強し直すこともできます。
それぞれのエンジニアの業務や強みが共有できることで、テックトークの後も雑談する機会が増えたり、気軽に質問できるなどコミュニケーションにつながっているようです。
エンジニアはプライベートの時間も勉強をしている人が多いので、知らない技術を知れる機会や、普段日常的に使ってるフレームワークの内部挙動を知ることができる機会を社内で作れることは大きいと思います。
入社したばかりの新入社員には、自己紹介の場としてこれまでの企業で経験してきたことを発表してもらったりしていて、新入社員と既存社員双方にとってお互いを知る場としても良い場所だと思っています。
今後の運営でやっていきたいことがあれば教えてください
3月末からは、ほとんどのエンジニアがリモートワークをしているので、テックトークもオンライン開催となっています。
カメラオフだと虚空に向かってずっと話しているような気分になるので(笑)運営を盛り上げるためにも、リアクションを増やすための方法を考えたりしていきたいと思っています。
また、LT大会だったり他社との合同イベントだったり、社外のエンジニアと関わる機会や対外的に社内のことを伝えていく機会も作ることができたらと思っています。
さいごに
トレタでは他にも社員がスキルアップをするための取り組みや制度があります。
また別の機会にご紹介できればと思いますので、ぜひお楽しみにお待ちください!