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1人で生きてきた訳じゃない

飽き性を言い訳にして、何でも途中で諦めてきた。そんな私が変わる事ができたキッカケ。

人材育成を任される立場に昇格した私が、先輩と楽しく雑談をしている時でした。「他人に対して興味が持てないタイプなので、人材育成って難しいですねー」とポロッと言ったことに対し、「二度とそういう事は口にしてほしくない」と突然厳しい口調で先輩に言われ、大きな気付きをもらったエピソードがあります。


「ここで働けたり、日々成長を実感する事ができたのはあなた一人の力ですか?興味持て無いのですが…という態度で周りの人達はあなたに接していましたか?少なくとも私はそうは思っていない…」静かに、でも熱く叱られ、咄嗟に謝りましたが、先輩はとても悲しそうに見えました。先輩がいつも一生懸命に私に接してくれていただけに、何て思いやりの無い事を言ったんだと感じ、恥ずかしくなりました。


この日から、自分勝手な見方をしている事に少しずつ気付くようになり、周りの人達への気遣いが変わったのか、かけてもらえる言葉も変わってきて...任せてもらえる仕事が増え、仕事の幅も拡がった事を実感…気付けば私も、人に対して真剣に、熱心に向き合うようになっていました!真剣に接してくださった先輩方には感謝してますし、個人プレーに走りがちだった自分が、協力して成し遂げる素晴らしさを日々実感しています。


リレーションシップ(信頼関係)って、そういう事か!

営業チームの人数も増え、次の昇進も見えてきた!!なんて調子にのっているころ、次の問題はやってきました笑。抜群に信頼関係がつくれていると思っていたメンバーのAさんが「さとこさんとは性格が合わず、しんどいです!泣」と訴えてきたんです!


えーーーーー!!そんな事感じていたなんて、気づかなかった!仲良くやってきたじゃん!?一緒に仕事しにくいって事??明日からどう接していこう。。。こちらが泣きたいんですけどー涙


困って社長に相談したところ、「仕事仲間って友達じゃ無いからね笑。そもそも私たちは性格が合う合わないで仕事をしている訳ではないし、日々の取り組む姿勢や仕事っぷりで信頼関係は作っていくもんなんだよ。感情をぶつけあったりする中で育まれていくものでもあると思う。良かったね、訴えてくれて。」なるほどーー!!と目から鱗が!その日を境に、チームメンバーには勿論、周りの人達に対しても、より誠実に接しようと気が引き締まりました。


社長からはAさんに対して「性格が合う人からしか学べないってことかな?だとしたら、さとこさんの素晴らしい所を学ぶチャンスを逃す事になるけれど、本当にそれでいいの?」と言ってくれたみたいで。Aさんから「子供っぽい事をいってすいません!」と言われました。数週間後Aさんは昇格し、今では「さとこさんより先に独立しますから!」と良きライバルの1人になっていて、お互いに学びあって仕事させてもらっています。

感謝の気持ちを持つ。今、目の前にある物事は、あって当たり前じゃない。

今までの自分の人生を振り返ると、誰かに支えられている事が当たり前だと思って生きていたな、なんて自分は図々しいやつだ!とさえ感じます。今ある環境、自分の状況、成長、、、全て誰かが関わってくれている。【お陰様】という気持を自然に持てるようになり、いつしか同じ想いを持つ仲間も増え、毎日気持ち良く仕事させてもらっています。


人材育成に関わり、色々な人がいて、様々な事が起き、悩んだりイライラしたりする事もありますが、今は【起きる事をまず受けいれる自分になろう】と。そう思えるようになりました。仲間と共に、まだまだ成長したい!そう思わせてくれた多くの人に心から感謝しています。


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