経営で大切なことを一言で語ることは難しいが、僕がずっと大切にしていることは、人材の質と、人材のオペレーションが経営の根幹だということだ。

人を大切にしている会社、というとなんとも陳腐に聞こえるが、便利なサービスも、楽しい企画も、情報も資金も、人間が持ってくる。何より、会社はまず社員のために存在する。機械や外部取引先のためではない。

便利な仕組みやテクノロジーは人の育成とオペレーションのために活用する。 会社も、個人のように性格があり、業種や職種や地域によって、その性格に沿った方法が必要で、流行っている技術をただ取り入れても、それだけで成長することはまずない。

超大企業や、特殊な企業を除けば、資金も、技術も、情報も大差ない時代になっている。そんな中で競合優位性を生み出すのは、やはり人材の違いしかない。

文化が人を作る。

人は文化によって作られる。 と強く信じている。

どんな時もここから軸足をブラさないでいようと思う。