こんにちは! TOKIUMのプロダクト本部・開発部に所属している清村です!
私は2025年に大学の文系学部を卒業し、新卒でTOKIUMに入社しました。エンジニア未経験で開発部に配属され、それから1週間、AIエージェント開発研修に取り組むことになりました。今日は、私を含む5人の研修メンバー(大半がエンジニア未経験)がどのように学び、どんな成果を出したのか、その全貌をお伝えします!
目次
経理AIエージェント開発に大抜擢!?未来を担うプロジェクトの始まり
研修開始!「とにかく触って、試す!」 泥臭いトライ&エラーがAIエージェントを生み出した(研修1日目・2日目)
ひらめきを形にする「オリジナルのAIエージェント」開発に挑戦(研修3日目・4日目)
「このAIエージェント、僕もほしい!」社員も絶賛した想像を超える成果に驚愕!(研修最終日)
まるで未来の家計簿!?辻さんによる「画像データ化エージェント」の発表
カレンダーへのタスク追加作業が不要に!?木村さんによる「タスク追加エージェント」の発表
AIエージェント開発研修を振り返って得た、2つの大きな学び
生成AIを使いこなす「言語化能力」の重要性
実践を通して見つかる自分の可能性
TOKIUMで新しい取り組み「経理AIエージェント開発」に一緒に挑戦しませんか?
経理AIエージェント開発に大抜擢!?未来を担うプロジェクトの始まり
5月半ば、約1ヵ月半のビジネス研修を終えた新卒9名が開発部へ配属。いよいよエンジニアとしての開発研修がスタートしました!そんな矢先、会社がAIエージェント開発に注力することを発表。そしたらなんと、新卒メンバーの中から5名が「経理AIエージェント開発」という前例のないプロジェクトに抜擢されることになりました!
未来のTOKIUMの主力製品になるかもしれないプロダクトを、会社全体で総力戦で開発していくという一大プロジェクトに、新卒メンバーがいきなり関われるなんて...と喜びと興奮が止まりませんでした!「一体何ができるのだろう?」と、わくわくした気持ちで5日間の研修が幕を開けました。
※TOKIUMが取り組む経理AIエージェントについては、以下の記事をご覧ください。
TOKIUM、業務の自動運転を支援する「経理AIエージェント」の提供を発表
研修開始!「とにかく触って、試す!」 泥臭いトライ&エラーがAIエージェントを生み出した(研修1日目・2日目)
研修1日目と2日目は、研修担当の坂上さんから与えられた課題をもとに、ゼロからAIエージェントを作り上げる期間でした。
今回のテーマは「会食手配エージェント」の開発。これは、ユーザーが「いつ、どこで、何人で、どのようなシチュエーションで会食したいか」という条件を入力すると、AIエージェントがピッタリなお店を10件程度リストアップしてくれる。さらに、リストからお店を選ぶと、Googleカレンダーに自動で会食の予定まで入れてくれるというものでした。
この研修では、n8nというノーコードツールを使うだけでなく、GoogleカレンダーのAPIや食べログサイトのAPIを叩く練習もしました。全員がn8nに触るのは初めて。まずは「このツールで何ができるんだろう?」と、ひたすら触って慣れることからスタートしました。もう夢中でn8nと向き合い、外部APIを叩く作業までできるようになりました。
分からないことがあれば、迷わず生成AIに聞く。度々発生するエラーに頭を抱えながら、また生成AIに聞いて試す!このように「トライ&エラーをひたすら繰り返すこと」、そして「とにかく手を動かし続けること」を意識して取り組んだ結果、全員が実際に動くAI エージェントを作りあげることに成功しました!
ひらめきを形にする「オリジナルのAIエージェント」開発に挑戦(研修3日目・4日目)
研修3日目と4日目は、いよいよ各自オリジナルのAI エージェント開発に挑戦!「自分が普段感じている課題を、AIエージェントで解決する」というテーマで、要件定義から設計、実装まで、すべて自分で考え抜く時間でした。
社会人になったばかりの新鮮な視点を活かして、日常生活のちょっとした不便から、日々の業務で感じる課題まで、それぞれの「こんなAIエージェントが欲しい!」というひらめきを形にするべく、みんな熱中して取り組みました。
「このAIエージェント、僕もほしい!」社員も絶賛した想像を超える成果に驚愕!(研修最終日)
最終日は、オリジナルAIエージェントの成果報告会でした。5日間使い倒したn8nとユニークなアイデアを掛け合わせて作ったAI エージェントをひと目見ようと、小さな会議室には多くの社員の方々が集まってくださいました。私たち5人は、この大イベントに緊張と興奮を抱えながら、発表に臨みました。
研修担当の坂上さんが本研修の目的と位置づけを説明してくださり、報告会がスタート!
5人の発表は、どれもユニークなアイデアが詰まっていました。普通、ユニークなアイデアは机上の空論で終わりがちです。しかし、私達が今回開発したAIエージェントは、わずか数日で完成させたものとは思えないほど高いクオリティで、きちんと機能するものでした!
今回は、特に注目を集めていた辻さんの「画像データ化エージェント」と、木村さんの「タスク追加エージェント」をご紹介します。
まるで未来の家計簿!?辻さんによる「画像データ化エージェント」の発表
辻さんが開発したAIエージェントは、「スマートフォンでレシートの写真を送るだけで自動でデータ化し、家計状況を瞬時に把握できるシステム」をテーマにした、まさに未来の家計簿のようなものでした。
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具体的には、Slackでレシートなどの写真を送ると、生成AIが自動で内容を読み取り、スプレッドシートにデータを蓄積するシステムです。さらに、「今月の食費はいくら?」とSlack上で質問すると、「今月の食費は○○円です」といった形で瞬時に回答してくれるのです。
TOKIUMの主力製品である「TOKIUM経費精算」の仕組みに純粋な好奇心を抱いたのがこの開発のきっかけ。「何か課題を解決したい!」という想いよりも、TOKIUM経費精算は「どういう仕組みで動いているのだろう?」という知的好奇心が彼の大きな動機になったようです。
開発にあたっては、複雑な機能を一度に詰め込むのではなく、「Slackの画像」をAIで読み込み、データを抽出してスプレッドシートに記録するという、すごくシンプルな構成から着手。その後、必要に応じて機能を追加することで、カテゴリごとに支出を表示できるなど、簡易的な家計簿アプリとして使えるレベルまで完成させていて、その完成度に本当に驚きました...!
辻さんの「画像データ化エージェント」のワークフロー
辻さんはこの開発経験から、他のプロジェクトや先行事例の知見を活かすことで、開発を効率化できること実感。
また、「当たり前だと思っていたフローが実は不要で、それを取り除いた途端に正常に動いた」と語り、固定概念に囚われない「当たり前を疑うことの大切さ」を伝えてくれました。
カレンダーへのタスク追加作業が不要に!?木村さんによる「タスク追加エージェント」の発表
木村さんが開発したAIエージェントは、さらに驚きでした!「追加のタスクが発生したときに、Googleカレンダーをポチポチ操作するのは面倒...。良い感じの時間帯に自動で予定を追加してほしい!」という想いから、「SlackでチャットするだけでGoogleカレンダーに自動で予定を追加してくれる」AIエージェントを開発していました。
slack上で「こんなタスクがあるんだけど」と呟くだけで、空き時間をカレンダーから見つけて作業候補日を提案してくれるのです。その提案を承認すると、自動でカレンダーに追加までしてくれるという、まるで人間のように自然にタスクをこなす機能を持ったAIエージェントでした!
驚くべきはその完成度とスピード。数日で完成させたとは思えないクオリティに、ただただ驚かされました。あまりの完成度の高さに「すごすぎる...」と感動した瞬間であると同時に、未来の働き方がイメージできて、とてもワクワクする瞬間でもありました。
社内のメンバーからは、「僕もこのAIエージェント欲しい!」という声も上がっていました。
木村さんの「タスク追加エージェント」のワークフロー
木村さんが開発を通じて学んだこと
・複数のAIエージェントを連携させて一つの大きなシステムのように動かす「オーケストレーション」のイメージは掴めた。しかし、「これらを完璧に制御してスムーズ動かすことは、想像以上に手ごわい挑戦」
・n8nを使っていると、「なんで!?」という意味不明なエラーにぶつかることも。今後もっとすごい機能を実現するには、このような予測不能なエラーを乗り越える力が必要。
・ナレッジ共有も非常に重要。AIエージェント開発はまだ新しい分野で、インターネット検索だけでは答えが見つからないことも多い。だからこそ、チーム内の迅速なノウハウ共有が、開発の初速を大きく左右する。
5人は完成品を披露しただけでなく、どこで、どう行き詰まり、どう解決したのか。あるいは、解決しきれなかった泥臭い挑戦の過程も赤裸々に報告し、とてもいい学びになりました。それぞれ今後どのような機能を追加したいかなどの展望を語り、報告会は幕を閉じました。
AIエージェント開発研修を振り返って得た、2つの大きな学び
慣れないAIエージェント開発で、エラーの連続に頭を抱え、無力感を感じることも多々ありました。それでも、開発部の仲間たちと励まし合い、ナレッジを共有しながら、生成AIを活用して研修に取り組んだ結果、2つのことを学びました。
生成AIを使いこなす「言語化能力」の重要性
生成AIの出力は私たち人間の指示(プロンプト)の質に大きく左右されます。曖昧な指示では、望まない方向に進んだり、「沼」にハマって抜け出せなくなることも。自分自身の思考を的確に言語化し、AIを意図通りに動かすことが、業務効率化の鍵であると身をもって理解しました。
実践を通して見つかる自分の可能性
これまで無縁だと思っていたプログラミングの世界に飛び込み、試行錯誤しながら手を動かす中で、得意なことや楽しみを見出せました。「食わず嫌いをせず、積極的にコンフォートゾーンを抜け出す姿勢」こそが、変化の激しいこの現代において不可欠だと実感しています。
TOKIUMで新しい取り組み「経理AIエージェント開発」に一緒に挑戦しませんか?
今回の研修を経て、生成AIの革新性を再認識し、その先端技術を駆使して、TOKIUMのサービス開発に活かせることに、強いやりがいと使命感を感じています。
新しい分野への挑戦には、もちろんストレスも伴い、時には自分が成長しているのか分からず、モチベーションを保つのが難しい日もあります。それでも、昨日まで乗り越えられなかった壁を突破した瞬間には、何物にも代えがたい興奮と喜びがあります。
TOKIUMには、困難な挑戦を支え合う文化と、共に成長できる仲間がいます。AIエージェント市場のパイオニアとなるべく挑戦を続けるTOKIUMで、「未来へつながる時を生む」一員になりませんか?