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インターン開催報告!〜研究開発職の世界とは?実際に手を動かして体感してみよう!〜

2月4,5日に東京にて、2月20,21日に大阪にて冬季インターンを開催致しました!

このイベントでは「これからのビジネスを支える技術者」という役割を担っている、TISの研究開発部門である戦略技術センターの仕事の一端を体感してもらうというものでした。

研究開発エンジニア
機械学習・IoT・チャットボット,先端技術に携わる開発インターン!
TISはSIer(システムインテグレーター)として40年以上、銀行を始めとした金融業、大手メーカーを含む製造業、サービス業・公共・カードなど様々な業界の大規模システム構築を行ってきました。 そんな大手のクライアント企業のシステムを開発するTISの中で、自社の事業として、機械学習、AI、IoT、SDI等に関連する技術を擁し、事業化を推進する異色の部署が戦略技術センターです。
TIS株式会社


研究開発とはどのようなことをやっているのかな?プログラミングってどれくらいするのかな?など、ワクワクとドキドキを胸に抱いた沢山の学生に参加頂けました。

進め方としては各テーマ毎に基礎課題をメンター社員のフォローを受けながら進め、その後発展課題について自ら企画、実装、発表を行ってもらいました。とても濃密な2日間でしたが、見事に参加学生全員やり遂げることができました。

■開催内容紹介

戦略技術センターで取り組んでいる技術の一部を対象とし、3テーマに分かれて取組みました。メンター社員は全て現場の技術者であり、合間合間でアドバイスや時には議論をしながら進めて行きました。


・IoT

超小型コンピュータであるRaspberryPiとそれに接続できる温度センサ、人感センサ、カメラを用いて業務課題を解決を目指すのがこのテーマでした。基礎課題として温度センサと人感センサから取得された情報をGoogleSpreadSheetに連携し、グラフ化するプロダクトを作成しました。また、人感センサで人を検知するとカメラ写真を撮影し、Microsoft Oxford Project Face APIを利用することで年齢・性別を推定する「顔分析カメラ」も作成しました。

発展課題は様々なジャンルの実店舗における売上・満足度アップのためIoTプロダクトの企画、実装にチャレンジです。学生から様々なアイデアが出てきて、顔分析カメラを用いたデジタル広告表示システムを作成したり、ネットカフェにおける不審者自動検出カメラなど様々なプロダクトが実現されました。


・機械学習

「ローン申込書の情報から、貸し付けても問題ない顧客可分類する」と言う課題に対し、Amazon Machine Learningを用いて解決するよう挑戦しました。社員によるサポートを受けながら基本的な利用法を身につけた上で、精度向上を図るなどの発展課題に取組みました。プログラムの最後にはお客様向けに機械学習の魅力を伝える内容と、技術者向けに内部仕様と問題点の発表を行いました。

作成したプロダクトとしては事前審査というシーンを仮定し、ローン利用者や貸付業者など利用者に応じてモデルを使い分けることで簡易分類と詳細分類を出来るようにするなど実際のビジネスを想定したアイデアが多く出てきました。


・チャットボット

業務課題解決を解決するためのチャットボット(会話のようなコミュニケーションを行うプログラム)を自ら作成するというのが本コースでした。課題は「チームメンバーのスケジュール調整をチャットボットで代行せよ」。GoogleカレンダーとチャットアプリであるSlackを利用してアプリケーションを作成しています。

基礎課題としてGoogleカレンダーに登録されたチームメンバーのスケジュールを参照して全員の予定が空いている時間帯を教えてくれるチャットボットを実装しました。その後チャットボットを用いてオリジナル機能を企画、作成する発展課題に挑戦です。おすすめの空き時間を優先的に表示させるなどスケジュール調整の機能を拡張させたり、チャットの手軽さを活かして議事録をチャット経由で登録させるなど様々なアイデアが飛び出していました。

・休憩中のお楽しみ

お昼休みの時には弊社が新たに研究開発を始めたMixed Reality(複合現実)デバイスの一つであるMicrosoft HoloLensを体験していただきました!

周囲の景色が見えたまま透明なレンズ上にホログラフィックが投影されることによって、リアルとバーチャルが融合したような世界に見えます。デモでは鳥などを投影していましたが、とても不思議な感覚です。全世界的にHoloLensのアプリケーション開発は始まったばかりで、このような新しい技術をどのようにビジネスに活かせるかワクワクしますね。

・懇親会

2日間頑張った学生皆様とメンター社員により、お疲れ様会の意味も兼ねた懇親会を行いました。和やかだけど盛り上がりのあるTISらしい雰囲気を感じられる会になりました。

■おわりに

2日間という非常に短い期間の中で今まで用いたことの無いプログラミング言語や、サービス、機器を扱うのは大変だったと思います。また、企画を考えることについても効果や必要性などを考慮しながらアイデアを出すのに苦労したことでしょう。そんな中で、メンター社員に積極的に技術的な質問を行ったり企画の相談することで着実に歩みを進めた結果、課題達成までたどり着けたと思います。戦略技術センターにおける業務でも同様に触れたことのない技術の検証やビジネスへの応用など難しい問題に直面することは多いですが、自ら考えて手を動かし粘り強く取り組む事が重要です。今回のインターンシップを通じてその一端を感じて頂けたら幸いです。

本当に皆様お疲れ様でした!


また、TISではインターンの他にTech-Circleという勉強会を開催しています。私達がおすすめしたい技術をシェアし触れてもらう機会を提供する技術勉強会であり、これまで社会人・学生分け隔てなく多くの方に参加頂いています。多くの回はハンズオン形式で手を動かして楽しみながら参加できるようになっていますので、「興味はあるけどどこから手を付けたらいいか分からない」など感じられている方は是非チェックして参加していただければと思います!


Tech-Circle
Tech-Circleとは? 自分が人におすすめしたい技術をシェアし、これまで知らなかった技術に触れる機会を提供する技術勉強会です。 技術に何らか触れる"きっかけ"を作れる場にしたいという思いからこの勉強会では講義形式だけではなく、極力参加者自身も勉強会の時間内で技術に触れながら学び、技術 を楽しめるようハンズオンの要素を盛り込んでいきたいと考えています。 Tech-Circleは次の3つのテーマのもとに勉強会を開催しています。 * インフラ技術 * 機械学習技術 * アプリケーション開発技術 多くのIT
https://techcircle.connpass.com/
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