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子持ちパパPMがスタートアップを選んだ理由。

プロフィール

Timers,Inc.PM。Fammのプロダクトマネージャーを担当。
高知県出身。大学卒業後、PMとして幅広いコンテンツ企画・開発ディレクションに携わる。その後、2017年3月にTimersにジョイン。


自分が使いたいと思えるサービスを、自分の手で創りたい

--企画という仕事に携わるきっかけはなんでしょうか?

ずっと企画職に携わりたいと思っていました。

幼少期からファミコン〜プレステまでとにかくゲーム三昧で過ごし、そんな流れで将来はゲームプランナーになりたいなと考えていたのですが、大学時代に就活でゲーム会社に行ってみるとゲームプランナーの募集は非常に狭き門だということを知り、結局ゲーム会社に就職することは叶いませんでした(笑)。

その一方で大学時代はひたすらにバイトに打ち込んでおり、家電量販店でデジカメの販売をする派遣社員をやっていました。推奨販売するデジカメは時期によって変わるのですが、ある時推奨販売になったデジカメは商品コンセプトがお客様のニーズをものすごく捉えた商品で、正直ほとんど商品説明をせずとも勝手に売れてしまう人気機種で、販売ノルマ達成も非常に楽でした。

また別の時期に推奨販売になったデジカメは商品コンセプトがお客様のニーズにあまり合致しておらず、オススメポイントを説明してもほぼ理解してもらえない。なので販売ノルマ達成もとても大変で苦労した記憶があります。

この体験から、お客様のニーズに答える商品を商品化できればセールスやマーケ活動が少なくても売れるし、逆にニーズに答えていない商品になってしまうと投資回収のために多大なセールスやマーケ活動が必要になってしまう、ということを学べ、お客様だけでなく一緒に働くメンバーも幸せにしたいという思いから、企画職を目指すようになったと思っています。



--ファーストキャリアからずっとPM職ですか?

はい、新卒からほぼ一環してPM職に携わってきました。

前職は株式会社スポットライトという、楽天が買収した子会社で入社1年間はPMをやっていました。その前はGREEという会社に3年ほど勤めていたのですが、スモールスタートアップでさらなる経験を積みたいという動機と、これまで縁のなかったポイントサービスを運営している会社で働いてみたいと考え、タイミングもあって参画しました。

実はネイティブアプリの開発ディレクションをするのはこの時が初めてで、最初の施策ではネイティブアプリのデザインガイドラインをほとんど無視したUIや仕様案を立案してしまい、担当エンジニアにイチからネイティブのデザインガイド基礎を教えてもらいつつ、機能リリースを進めたりしておりました。

ただ私の入社1年後に創業社長の退職と近い時期に、古株社員だったバックオフィスメンバーも退職する事態が発生し、新社長からバックオフィス全般のマネジメントを依頼され、結構未知の領域ながら何か糧に出来るものがあるのではと思い、バックオフィスマネージャーを担当することになりました。

担当領域としては、運用・CS・人事・総務と領域は多かったのですが、PM時代に実施してきた管理手法やツールなどをうまく活用し、業務効率化を推進してきました。

バックオフィス業務を経験する前は何気なくバックオフィスチームに依頼していたことも、いざ自分が実践してみるとやることや考えなければならないことがかなり多く、とても貴重な経験が出来たと思っています。

バックオフィス部門に就いて約1年くらい経ち、業務もある程度こなれてきたくらいに、また直接的にものづくりに携わりたいという気持ちがだんだんと再燃してきました。


良いサービスをローンチするタイミングで、当事者でいられる面白さ

ーそんな中、Timersに転職した理由はなんだったんでしょうか?

自分が使いたいと思えるサービスを作れる環境はないかと思い、社外にも目を向け始めた丁度そんな折に、Timersよりプロダクトマネージャー募集のスカウトメールをいただきました。Timersの存在は知ってはいましたが、詳しくは知りませんでした。

COOの田和からTimersについて話を聞いた時、TImersのビジョンや考え方に素直に共感できましたし、「Famm」に対しても、純粋にいいサービスだなと思いました。

私もちょうど二人目の子供が生まれて間もない頃だったので、フォトカレンダーを自分や自分の両親達に送るというサービスにはとても共感できましたし、新しいサービス案などもぐんぐん湧き出てきました。

こんなに良いサービスを世の中にローンチするタイミングで、当事者として携われるのは面白そうだとワクワクしました。

また面談後に社員の人たちと話す機会ももらい、ロジカルかつ新しい要素を取り入れて業務やチームを常に改善していきたいという意欲に満ち溢れた人が多く、こういった環境であれば自分自身もさらなるレベルアップが出来るのではないかと思い、Timersに転職することを決意しました。



ー実際に働いてみていかがですか?

前述の通り非常にロジカルな人が多いため、やはり実行することの実績や数字を強く求められる場合が多いのは大変です。しかしその実績や数字を導き出すための方法が、社歴が浅い会社ながら多く蓄積されているので、そうした方法を使ってやるべき施策の理由を導き出せる土壌があるのは非常に学びになります。

また一方で実績や数字だけでは語れない体験などの部分は、UX MTGという週一回の会議の場で、この部分をこうするべきと思う論拠を伝えれば合意をとってすぐに修正するという場も用意されており、実績ベースだけにとらわれないバランスの取れた機能改善の進め方が確立しているのは素晴らしいなと思います。

ープロダクトマネージャーとしての仕事を教えてください。

入社してから約1年くらい経つのですが、入社後から一貫してプロダクトマネージャーを担当させていただいております。

入社後半年くらいは、主力事業であるフォトカレンダーをどうしたら購入・継続してもらえるのかという部分を開発メンバー含め検討・対応を進めていました。

Fammではデジタルコンテンツだけでなく、実商品も取り扱っているので、施策対象がアプリの改善だけでなく、実商品も改修対象に入るというのは他の会社ではあまり経験出来ない部分かと思っています。

実際私が担当した案件で成功した部分でも、お届けするフォトカレンダーの封筒デザインを変更してみたところ、継続購入していただけるお客様が増えたという事例がありました。その事例での気付きとしては、アプリだけの体験でなく、提供するサービスを俯瞰的にみてお客様に良い体験を作っていくことが大事だと気付かされました。

現在は新規事業の企画・検討を担当しております。企画立案からはじまり、商品製造元との営業交渉や販売検証まで裁量広く一環して携われるのは、ベンチャーならではのやりがいを感じます。私が2017年の秋頃から担当してきた新規事業の内1つがお客様に受け入れられた結果が出たものがあったので、今はそのサービスをアプリ内で正式サービス化出来るように仕様策定と開発マネジメントを進めています。

ーサービスを提供するうえで、どんなことを意識されていますか?

この会社においては子供のいる家族向けサービスを中心に展開しているので、私自身が家族を持つ父親として検討中のサービスが欲しい内容か否か、運営するサービスを自分ごととして考えられるのは非常に面白いと思います。

もちろんユーザーアンケートやインタビューなども都度実施していますが、最終的には自分自身が欲しいと思うサービスが提供出来るのは、運営する側としてもモチベーションがあがっていいことだと思っています。

また、在籍するエンジニアやディレクターメンバーも優秀な人が多いので、相談した際に出てくるアイデアや進め方などは非常に学べることが多いです。

仕事の面白さはやはり立案した施策がお客様から好評を得たときですね。それ自体はどの会社でも言えることではあるのですが、Timersでは早く確度高く施策検証を回せる下地があるため、打席に立てる回数が多い土壌があるのはとてもありがたいです。

ーこれからやっていきたいことは何ですか?

お客様に喜ばれる商品や機能を、チームメンバーと共に楽しんで作っていける環境を作れることが目標ですね。

もちろん仕事なので楽しいことばかりではないと思っているのですが、やはりどうせなら楽しんで仕事に取り組めるほうがよいと考えてます。

まずは自分自身がもっと仕事を楽しんで、お客様にとってよりよいサービスを検討し、それをエンジニアやディレクターの仲間たちが、新技術への挑戦や、進めやすい開発サイクルなど楽しんで仕事を進められる好サイクルを作っていきたいなと考えています。

今だとその目標の一合目か二合目あたりにしかいない状態なのですが、Fammはまだまだやれることがたくさんある状態ですし、とにかく頼りになるメンバーだらけなので、いずれは自分がさらによいサービス・よいチームを作れるようにしていきたいです。



Timersは「どうすれば実現できるか」前向きに考えられる場所

-- Timersで一緒に働きたいと思う人とはどんな人ですか?

ユーザーのことを考えて、ユーザーがよりよくなるためのサービス作りを目指せる人と一緒に仕事がしたいですね。

今Timersではスクラム開発を全社で導入しており、各機能や仕様はプロダクトオーナーだけで決めるのではなく、チームメンバーにも意見をもらうことが多いです。

やれない理由を考えるよりも、どうすれば実現できるかを考え、前向きに議論ができる風土です。なので受け身な方ではなく、ユーザーと運営の両方の目線から、考えている仕様についてどしどし意見を出してもらえる人と一緒に仕事をやっていきたいですね。

また、スクラムは経験はないけどやってみたい!という方もぜひ来てほしいですね。我々もスクラムを全社導入してからまだ間もない状況なので、スクラムを一緒に学んでいきましょう(笑)。私自身も絶賛勉強中ですし、社内でも勉強会が活発に行われています。

あと私からはあえてパパママなPMな方がいらっしゃれば、ぜひお越しいただきたいです!

今のTimersは社内のパパママ比率はまだ少なめなので、パパママ社員が増えるとサービス検討の際に自分事として意見を出していただきやすいので、とても参考になりありがたいです。また子供の急な病気やケガなどで出社に影響ある際は、どのメンバーからも「ご家族優先で!」と一言目には言ってもらえるので、とても働きやすい環境だと感謝しています。

-ありがとうございました。


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