1
/
5

プログラミングを学習し始めた時の話

会社の課題と解決策探し

以前のストーリーで書きましたが、会社の課題解決のために日報を電子化し、集計作業の簡略化を目指すことになった時の話です。

当時使っていたシステムには以下のような機能がありました。

  • 指示書発行機能
  • 進捗入力機能

この機能を使って指示書を発行し、現場で進捗を入力すれば入力された進捗を集計して日報代わりにしたり、進捗状況を確認できると考えていました。

問題点

実際に初めてみるといくつか問題点がありました。

  • システムから発行した指示書は当時運用していたものとフォーマットが大きく違う
    • 表面処理に必要な情報を全て載せることができない
    • 必要な情報も文字が小さく、うちの現場では確認困難
  • 進捗の入力が意外と難しい
    • 進捗の入力方法がコマンドの打ち込みに近い
  • そもそも入力してもらった進捗をどの様に出力すればいいのか分からない
    • 20年位前に導入したシステムで操作方法が分からない部分がたくさんある

全てかなり厳しい問題点でしたが、他に解決方法が思いつかなかった為になんとか進めようとしました。

やってみたがダメでした

薄々気づいていましたが、やはり問題点が大き過ぎました。

  • 指示書の情報が見にくいのでいつ不良が起きてもおかしくない
  • 入力が難しく時間がかかる
  • 進捗の見方も相変わらず不明

現場からも不評で、業務改善どころか逆効果だったのでこの方法は諦めました。

他の方法を探す

そこで他の方法を探し始めましたが、なかなかいい方法を思いつきません。
エクセルを駆使してどうにかならないか、他の生産管理ソフトを試してみるか、、、
でもエクセルはあまり上手くいくイメージが湧かないし、新しい生産管理システムは値段も高いだろうしハードルが高いなあ、、、


困っているとIT関係の仕事をしている友人からアドバイスを貰いました。

「作れば?」

意外とシンプルな発想は思いつかないもので、言われてみればなるほど、作ればいいのかと気付きました。
自作なら失敗しても大きな損害は出ないし、上手く出来れば自分たちにあったシステムになるかも!
という事で勉強を始めました。


続く


Invitation from スリーケシステム株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
スリーケシステム株式会社's job postings
1 Likes
1 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like 岸井 厚郎's Story
Let 岸井 厚郎's company know you're interested in their content