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Episode.NAOKI「元会社員が辿り着いたZ世代のキャリア像とは!?Web業界を変えるP&G出身の26歳クリエイティブディレクターに密着!」
プロローグ
昨今、国からデジタル人材の不足が掲げられ、リスキリングの補助金が支給されるなど、年々需要が高まっている IT・Web 業界。
未経験からでもすぐにスキルを身に付けられる教育コンテンツや独立支援サービスの充実により、魅力的な印象を抱かれがちなこの業界だが、独立後、安定した成長を続ける企業や個人はごく僅かであるというのが実態である。
そんな業界に新しい風を吹かせようと、デジタル領域における若手精鋭クリエイターによって発足された組織が ”Digital Art Creative (DAC)” である。今回は同チームをクリエイティブディレクターとして統括する Naoki に密着し、チームが発足した背景と彼の現在のライフスタイル、そして今後の展望に迫る。
”Webマーケティング” と出会ったキッカケとは!?
京都大学経済学部を卒業後、大手外資系消費財メーカーに新卒で入社し、世間で言う ”エリート” の道を歩んできたNaoki。
誰もが羨むようなキャリアを築いていた中で、突如レールを飛び出し、Webマーケティング業界へ路線変更したきっかけは一体何だったのだろうか?
MC
「Naokiさんはなぜ新卒の1社目で大手外資系メーカーに入社したんですか?」
Naoki
「就活をしていた時から、将来は独立して経営者になりたいという思いは何となくありました。でも、いきなり敷かれたレールから飛び出す勇気はなく、まずは会社員として働く中で、独立に必要なスキルや知識を身につけ、基盤固めをしようという安定思考で、大手外資系メーカーに入社しました。」
コロナ禍に新卒で入社した大手外資系消費財メーカー。
法人営業として働く中で、NaokiはWebマーケティングの重要性に気づく。
MC
「Naoki さんは法人営業からいつWeb業界に進もうと思ったんですか?」
Naoki
「コロナの影響で店舗への来客が全然なくて、売上が全く上がらんくなったんですよ。お客さんが皆んな家を出る前にじっくりスマホで商品情報を調べて、『何を買うか?』を事前に決めてから来店するようになって。その時に、Webマーケティングの重要性と今後の可能性をめっちゃ感じました。僕がWeb 業界に進もうと思った一つのきっかけでしたね。」
そこからの行動は早く、Webマーケティング業界No.1の会社へ転職し、SEOアナリストとして新たなキャリアをスタートさせたNaoki。並はずれた分析力でいち早くマーケティングの本質を掴み、成果を出し続け、社内でも最速水準かつ最年少でプロジェクトチームのリーダーを任された。
Naoki
「ありがたいことに、入社して約半年で、一度に22社のマーケティングを任せてもらっていました。リーダーとしての実績もあげて大手のクライアント様からの信頼も得ていたので、この時点では心のどこかで、もう会社を出て独立しても通用するんちゃうかな?って思ってました(笑)。」
"Team Creative" との出会い
SEOアナリストとしては、業界でも他の追随を許さない活躍で、20代前半で一つ成功を収めたと言っても過言ではないNaokiだったが、彼の中ではどこか、本当になりたい姿にはなれていないと感じるところがあったという。
MC
「そこまでの実績を持っていたら、もう20代前半で自分の理想は叶えていたんじゃないですか?」
Naoki
「そうですね。確かに、誰もが羨む案件をこなしてはいたし、収入面でも同年代の中では十分すぎるぐらい貰っていました。ただ、やっぱりプレイヤーである限り、成功してもどこか孤独だったんですよね。」
MC
「なるほど。でもチームリーダーはやっていたんですよね?」
Naoki
「はい。ただやっぱり、あくまでプロジェクトのためだけに構成されたマーケターチームに過ぎなかったので、良くも悪くもドライな関係でした。そんな時、”共存・共栄”というビジョンの元で、ライフスタイルまでも共にしながら、業界の第一線で活躍する Team Creative に出会いました。まさに、『自分が求めていたのはここだ!』と率直に惹かれましたね。これまでの自分の経験値を掛け合わせた先で、同じ想いを抱くWeb業界のクリエイターたちの新しいキャリアをデザインするというビジョンが芽生え、とてもワクワクしたのを今でも覚えています。」
プレイヤーとしての限界と挫折
Team Creative に出会い、芽生えたビジョンを叶えるべく、会社の看板なしに自分の看板で勝負する、ビジネスの世界へ繰り出したNaoki。業界でもトップクラスの実績と自信を持って飛び出した矢先、Naokiは自分の未熟さを痛感することとなる。
Naoki
「DAC(※注1)発足当初は、本当に自分の実力不足で立て続けに失注もしたし、社内のメンバーに迷惑もたくさんかけました。それと同時に、自分は会社の看板に守られていた、一端のマーケターにすぎなかったんやって、身をもって実感しました。大手企業を担当してるWebマーケティングプロジェクトのリーダーやからって一人前だと思って、とんだ勘違い野郎でした。ほんまに(笑)。」
MC 「天才マーケターと言われたNaokiさんでも壁にぶつかったことがあったんですね。」
Naoki
「 そうですね…。よく考えればわかることだったんですけど、会社員時代は新規営業がクライアントを見つけてきて、あの手この手で商談を成約に導いたり、人事・採用・財務・法務も担当が別にいたり、自分の仕事の範疇では知る由もなかったんですよね。まさに『井の中の蛙大海を知らず』状態でした。
けど、自分に足りていないのが、クリエイティブディレクターに必要な ”経営者視点” なんだっていうことに、そこで初めて気付けたんですよね。会社の肩書きがなくなって、自分でそれを全部やらなきゃいけない立場になって、ようやく実感できました。」
MC 「なるほど!実践を通して、いい意味でまだまだ未熟な自分に気付けたのですね。」
Naoki
「はい。実際にゼロから動いてみて、仮説と検証を繰り返して、壁にぶつかりながらも自分で経験する中で少しずつ成長することができました。」
多くの逆境を乗り越え、マーケターとしてではなく、クリエイティブディレクターとしての実力をつけ、Digital Art Creative を牽引する存在へと成長したNaoki。彼の周りに集まる精鋭クリエイターたちと、その日常についても語ってくれた。
MC 「実際どんなメンバーがDACに集まってきているんですか?」
Naoki
「例えば、文科省のHP制作に携わるデザイナーとか、全国2700万ダウンロードを達成したアプリの制作を担うエンジニアとか。ただ技術があるだけではなくて、同じビジョンを持ち、成功した先で一緒に笑い合えるような、そんな精鋭たちですね。」
MC
「働き方でいうと、どんなことが変わったんですか?」
Naoki
「”時間がお金に変わる 1st STAGE”、すなわちプレイヤーとしての働き方から、案件・メンバー全てに関しての舵取りを自分がして、”自分自身の価値がお金に変わる 2nd STAGE” すなわちクリエイティブディレクターへと登ることができました。」
2nd STAGEで活躍するNaokiのライフスタイル
ビジネスの根底にある最も重要なことを学んだNaoki の活躍は、デジタル領域にはとどまらず、幅広い業界職種の領域で実績を上げている。
MC
「 2nd STAGE でのNaoki さんのライフスタイルはどんなものなんですか?」
Naoki
「いい意味で、仕事と遊びの境がないですね。 実は僕、クリエイティブディレクターの傍ら、世田谷のハワイアンカフェでコーヒーも淹れてるんです(笑)。」
MC
「 そんな一面もあるんですか?!」
「はい(笑)。ここもみんなで経営していて。地元の方に愛される、ワンちゃんOKのアットホームな空間を提供しています。ひたすらパソコンだけと向き合っていた 1年前の自分からは想像もできない、日常の一コマですね。あとは営業後にDACのみんなで集まって夜ご飯を一緒に食べながら、新しい事業のことを話すこともあります。ライフスタイルまでも共有できる仲間がいて、毎日本当に刺激的で楽しいです!」
Digital Art Creativeの目指すビジョン
発足から約1年で、東京コレクション等の大型案件を長年担ってきたファッションチームと並び、組織の柱になるまでの急成長を遂げたDigital Art Creative。
26歳の若さで、自身もマーケターとして活動しながらチームの統括も行い、ますますチームに勢いを与え続けているNaokiが思い描く、DACがこれから目指すべき姿とは。
MC
「まだまだ拡大中のチームかとは思いますが、これからどのようなビジョンを目指していくんですか?」
Naoki
「これは発足当初から変わらず、今も一番強く思っていることですが、偽物が多いと言われる業界に、一石を投じたいです。自分も大手企業のプレイヤーの経験があるから分かるんですけど、本当にマーケティング業界って、無形商材が故に、成果が本当に見えづらいんですよね。
僕たちはクライアント様を一人称で考えているからこそ、どんな時でも伴走していけるし、実際にその姿勢に信頼をいただいているからこそ、ありがたいことに今はオファーが絶えないのかなと思っています。今後、チームが拡大していっても、僕たちのこの姿勢は変えず、価値をわかってくださる方々に本物のサービスを提供したいと思います。
あとは、僕たちが大事にしている「共存・共栄」「再現性・リレー性」の理念の元、もっとチームを拡大し、プレイヤーで留まってしまいがちなWeb業界のクリエイター達が、その先の 2nd STAGE を目指せる仕組み作りをしていきたいです!」
本物の価値提供をし続けることを真摯に追い求める彼のチームのもとには、カンヌ国際映画祭と並ぶ日本の映画祭の一つである「横浜国際映画祭」のHP・SNS運用をはじめ、業界No.1の信託会社のSEOコンサルティング業務など、発足から約一年で数多くの案件依頼が殺到している。
これから活躍していきたいWebクリエイターへ
かつての失敗も、いい学びだったと明るく笑って語れるぐらい、プレイヤー時代と比べて一回りも二回りも大きく成長したNaoki 。
最後に、自身と同じ様に高みを目指したいという思いを抱くWebマーケターやライターに向けてメッセージをもらった。
『マーケターとかライターとか、一職種を極めて頑張ってきた人って、横幅を広げてキャリアアップしたいと思っても、やり方が分からなかったり、相談できる相手がいなかったり、意外と孤独なんですよね。自分自身もそうやったからめっちゃわかります。
僕はありがたいことに、Team Creative に出会って、共闘できる仲間がいたからこそ、今があります。
だからこそ、これからクリエイティブディレクターを目指すZ世代の人たちが自分と同じ失敗を繰り返さないよう、再現性のある仕組みを整え、リレーしていくことが僕の使命だと思っています。
プレイヤーで留まりたくないと感じている方、ぜひ勇気を持って現状から一歩外へ飛び出してみてください。
僕たちは、共闘しながら一緒にさらなる高みを目指せる仲間を待っています!』
誰もが憧れる順風満帆な道を歩んできたNaoki。
そんな彼がゼロからビジネスの世界に飛び出し、自分の未熟さを痛感しながらも、仲間と共に作り上げてきたDigital Art Creative。
その看板を背負うNaokiの姿からは、チームへの誇りと、仲間との充実した日々の様子が伺えた。
Episode. Naoki ーFin.
※注1「DAC」・・・Digital Art Creative の略。2nd STAGE に立つクリエイター、すなわち、単なる "Player" として活躍する 1st STAGE を駆け上がり、Director として業界の最前線を走るクリエイターにより結成された Team Creative のデジタル領域全般を担うチーム。各業界の若手精鋭メンバーが集い、マーケティングから制作までデジタル領域におけるサービスを一気通貫で提供している。