2018年5月20日に、中国やシンガポールを中心にグローバルに事業を展開しているPrimas社と戦略的パートナーシップの締結を発表しました。
Primasは、ブロックチェーンを用いてDecentralized Trust Content Protocol(分散型トラストコンテンツプロトコル)を開発しており、オープンでコネクテッド、かつ高品質なウェブコンテンツが集まるエコシステムを構築することを目指しています。
ブロックチェーンを活用することで、ウェブコンテンツに対して改ざん不可能なデジタルDNAを付与することにより、メタデータの信頼性(投稿日時や作者の身分など) を保証することができます。
また、DTCPを利用した初のDAppも開発し、日・英・中の多言語に対応したクローズドβ版を2018年1月にリリースしています。
今年の6月24日には、上海でPrimas DAppのリリース記念イベントが開催されました。
イベントには、各国のパートナー企業が集まり、中国の主要メディア・テレビ局からも取材が入り、Primasだけでなく中国のブロックチェーンに対する注目度の高さを感じさせました。
弊社もイベントにご招待いただき、世界中のPrimasのパートナー企業を代表して、CEOの田上が自社事業の紹介と日本のブロックチェーン動向について講演しました。
創業して間もないtechtecがPrimasのようなグローバル企業とパートナーシップを締結した理由には、主に以下の2つがあげられます。
・グローバル前提の体現
・スピード感
グローバル前提
インターネット、とりわけブロックチェーンの浸透した世界には、もはや国境など全く存在しません。
日本は産業革命による高度経済成長により、当時世界第二位の経済大国となりました。(現在は第三位)さらに日本は島国です。
この二つの背景により、日本人にはグローバル思考が全く備わっていません。
この状態でも、今日までは全く問題ありませんでした。
なぜなら、日本は自国で経済環境が整っており、生活する上でも日本語が共通言語となっており、なんら不便を感じないためです。
しかし、一部の人は実感しているように、今日以降、グローバル前提は必須になります。
厄介なのが、グローバル思考というのは、考えたり情報を収集しているだけでは全く身に付かないということです。
グローバル思考は、実際に行動に移してようやく身に付くものです。
従って、techtecではグローバル前提を体現すべく、この部分に関しては習うより慣れろという精神の元、実際にグローバル企業と提携することを決断しました。
スピード感
グローバル前提と同様、インターネットの周辺の変化のスピードは尋常ではありません。
毎日何かしらのビッグニュースが飛び交っています。
世界に目を向けてみると、一層強く感じるようになります。尋常ではありません。
techtecでは、グローバル前提で戦うために、意思決定のスピード感を非常に意識しています。
今回のPrimasとの提携に関しては、およそ10日間で決断しました。
具体的には、Primasとのファーストコンタクトでお互いの取り組みを理解し、そのままその場で提携の話が出ました。
その後、チャットでのやり取りを重ね、PrimasのCEOであるWuさんに急遽来日してもらい、直接ディスカッションし合意に至りました。
日頃からこれぐらいのスピード感を意識しておくことで、いざという時に焦ることなく最適な意思決定を行うことができるようになります。
引き続きPrimasと協業を進めていきつつ、現在さらなるグローバル企業とのパートナーシップを準備しています。
毎日、圧倒的な刺激と成長を実感したい人は、techtecで一緒に働きましょう!
※ちなみに...
言葉の壁や知識の有無は、全く気にする必要がありません。そんなものは手段に過ぎないからです。
(やっていくと本当に自然と身に付きますし、むしろ成長を実感できて毎日がとても楽しくなりますよ!)