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こんな風に一緒に働きたいです~デザイナー編~

techners CEO じゃっきーです。

今回の写真は以前お邪魔したマグロ専門店での1枚です。マグロにぞっこんです🐟

前回「こんな風に一緒に働きたい」シリーズでエンジニア編を投稿しました(https://www.wantedly.com/companies/techners/post_articles/467681)。今回はデザイナー編ということで、僕個人がデザイナーの方に期待している事を掘り下げてみようと思います。

非言語体験を形や言語に落とし込むプロとして

事業運営やプロダクト開発で力を持ちやすいのは、「論理的」であり「定量的」に評価ができる項目です。「なぜそれが成立するのか?」「KPIはどのように設定するのか?」「実現可能な根拠は?」と言った議論は常々行われているでしょう。

プロダクト立ち上げに勤しんでいた頃に、僕たちも必死で"論理"と"定量"の武器を活用して課題解決に取り組んでいました。確かにこれらの武器が有効なシーンは多いですし、議論も納得感を得やすいです。しかし、2~3年が経過するとなぜかガチャガチャとしたイケてないものになって来たように感じて来ました。

このイケてないプロダクトの原因究明をきっかけに、デザインについての探究が始まりました。書籍に当たってデザインとは?と教科書的な内容から、経営の中心に取り込んでいる会社の伝記を読んでみたり、知人のデザイナーに片っ端から声かけをしてデザインについての解像度を高めていきました(脱線してアートに行ってしまった時は若干混乱しました😏)。

その上で、デザインとは?と改めて問いかけ直してみると、デザイナーだけが所有しているものでもないように感じるようになって来ました。むしろそれではあまりにも勿体無く、プロダクトに関わる人全員や組織全体、さらには会社経営の中心に備えておきたい考え方のように強く感じるようになっております。

論理や定量がまだ活用できる前段階の、雲のようにふわふわとしている状態に可能性を持ちながら切り込んでいき、様々な手段を活用して何かしらの形や言葉に落とし込みをしていくこと。これがデザインに期待していることです。

例えばプロダクト開発であれば、顧客の課題を整理してプロダクトのUIとして設計することかもしれませんし、自社の実現したい世界観を世に発信するために、最適な形を設計するコミュニケーションデザインやブランディングとして実践されていくと思います。

この非言語領域を形にしていく専門家として、デザイン領域での研究と日々の実践を両立したデザイナー像を期待しています。

プロダクトのデザイナーに期待したいこと

現在は主軸となっている美容室向けのSaaS KaruteKunのプロダクトデザイナーを探しております。こちらの役割に期待していることをもう少し掘り下げてみます。

前述のエンジニアに期待している内容を綴った記事でも触れていた、現場や最終責任者としての取り組みは共通してデザイナーに期待していることです。

現場に足を運びながら、顧客が抱えている課題を自身で感じ取りながらも整理し、それを解決するための施策を一緒に考えていきたいと思っています。決して出来上がった仕様について画面設計を行うことを期待しているわけではありません。むしろもっともっと手前の、課題が本当にこれで良いのか?という段階から積極的に関与を期待しています。デザイナーが関与を始めるのは、できるだけ初期であればあるほど良いと考えています。

そして膨大な試行錯誤を重ねて、現実的な課題解決の具体案を作り出してほしいと期待しています。1つの画面のUIを作るにも、考えることは膨大にあります。今回の変更を加えることで、既存画面での整理は必要にならないか?1つ1つのボタン配置やワーディングは適切なのか?初見と使い込んだ状態の双方で負担が少ない形になっているのか?

本当によく考えられたデザインは、さわれば触るほどにその思考過程を感じ取れると思います。もしかしてこういう狙いでは...?と思考過程が感じられるプロダクトは好きになっちゃいますね...

最終的には成果物が"論理的"で"定量的な"遅効性がある指標にも影響を及ぼすことも期待しています。実際に人の行動を変え、課題を解決していることにこだわっていきたいと思います。

デザイナーの仲間を探しております

非言語を形にすることに必死になっているデザイナーと、それを技術でより良いものに高めていこうというエンジニアのコラボレーションが常に発生している、そんなプロダクトチームを目指しています。

最後に弊社が提供できることは以下の内容です

  • プロダクト作りに真摯に向き合う環境。CEOも元エンジニアでPdM兼務中、プロダクト作りに強い関心あり
  • 美容業界の大きすぎる課題。デザインを強力に活用している企業がまだない
  • 外部資金に依存していない経営体制。黒字化しているので、長期的な目線で本当に良いプロダクト作りに集中できる
  • 1人目デザイナー。小規模なチームで多くのことをこれから決めていく環境。

今回の内容に強く同意をいただけたデザイナーの方、ぜひカジュアルにお話をしましょう!突っ込んだ具体例や、理想的なデザイン組織など、幅広いテーマでワイワイお話したいです。あなたの応募を心から待ち望んでおります!

参考:デザインへの期待で参考になっているVisional田中さんの記事(https://design.visional.inc/archives/7767)

参考2:細部へのこだわり、周囲を巻き込む力、デザインへの大きな投資と読んでてエピソードが面白い本でした(https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%96-%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%82%A4%E3%83%8B%E2%80%95/dp/4822250709)

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