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What we do

【GITAIについて】 GITAI Inc.は「人の身体を増やすことで実質的な瞬間移動を実現する」ことに挑戦するテクノロジースタートアップで、人間の分身となる人型テレプレゼンスロボット(アバター)と、アバター専用の通信技術・OSを開発しています。   人型テレプレゼンスロボット(アバター)とは、ユーザーがVR端末と触覚グローブを身につけることで、別の場所にある人型ロボットと無線インターネット(WiFi/モバイルネットワーク)回線経由で同期し、人型ロボットの目線で人型ロボットの身体をまるで自分の身体のように遠隔操作することができる装置のことです。 ユーザーは遠隔地からでも自身の分身である人型テレプレゼンスロボット(アバター)に乗り移って遠隔操作・遠隔コミュニケーションを行えるようになるため、実質的な瞬間移動が可能になり、また災害救助・遠隔診療・点検作業・宇宙空間での船外活動など様々な業界でも活用できる装置として近年米国を中心に注目されております。 中でもGITAIは、現状最も「人の移動」における時間・コスト・安全性に課題がある業界として宇宙産業に注目しており、宇宙ステーションでの科学実験、月面基地開発、小惑星資源採掘等の用途でアバター技術の実用化と事業化を目指しています。 ※GITAIは米国の宇宙スタートアップSpaceVR社と提携しています。   GITAIは2017年12月にANRI様、500 Startups Japan様からSeed Roundで総額125万USドル(約1億4千万円)の資金調達を実施致しました。 ◯TechCrunch http://jp.techcrunch.com/2017/12/20/gitai-125m-fundraising/ ◯日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24851970Q7A221C1XY0000/     【GITAIの強みについて】 GITAIは人型テレプレゼンスロボット(アバター)で瞬間移動を実現させるための一連の技術を開発していますが、特に注力しているのは3次元の視覚の同期、つまり360°の映像を遠隔地のMR端末にインターネット回線経由で低遅延で送る空間伝送技術です。長期的に見てこの技術こそがアバター実用化における最大のボトルネックであり、技術的優位性となり、また最も市場価値の高い技術だと考えています。   今後MR端末側・360°カメラ側両方とも解像度が2K⇒4K⇒8Kと向上していくにつれデータ量も数Gbps⇒数十Gbpsと膨大になってきますが、現状の一般的な家庭・オフィス用Wifiやモバイルネットワークだと1端末あたりの安定的な帯域の転送速度はおよそ10Mbps、5Gモバイルネットワークが普及しても1端末あたりの安定的な帯域の転送速度はおよそ50Mbps〜100Mbpsである(キャリアの謳い文句の"1㍉秒の遅延で数十Gbps"はあくまで基地局−端末間の物理的理論値であり、実際に運用される予定のルーティングを経由して提供される5Gモバイルネットワークの数値は大きく異なる)ことを考慮すると、アバターのような用途だとデータの低容量化(削減・圧縮)と低遅延化を両立させる空間伝送技術が極めて重要になると考えています。   そのため、GITAIは専用のデータ量削減技術、独自プロトコルによる専用のP2P通信技術、独自のNAT越え技術、Linuxを基にした独自のテレプレゼンスOSを開発しています。   ※2018年2月に実施した一般的なWifi環境下でのサンフランシスコ-東京間(約8000km)の遠距離同期テストでは、timestampでの計測で約100ms(0.1秒)の遅延で2K画質の360°映像の視覚の同期を実現できています。 ※視覚の同期だけでなく、インターネット回線経由での聴覚・触覚・身体の動作の同期も既に実装済みです。     【ANA Avatar XPRIZEについて】 また、2018年3月12日、これまでDarpa Robotics ChallengeやGoogle Lunar XPRIZE等の国際賞金コンテストを開催してきたXPRIZE財団が、次回の国際賞金コンテストとして人型テレプレゼンスロボット(アバター)の技術を競う賞金総額1000万USドル(約11億円)のコンテスト「ANA Avatar XPRIZE」の開催を発表しました。 GITAIもANA Avatar XPRIZEのコンテストにエントリー&優勝を狙っていきます。   ◯ANA Avatar XPRIZE 公式サイト https://avatar.xprize.org/

Why we do

GITAIは、過去100年に渡って人類の主要な移動手段であった車・電車・飛行機等の既存の移動手段は、時間・コスト・安全性の観点から人的資源の移動手段としてもはや最適な手段ではないと考えています。 多くのテクノロジー企業は既存の移動手段をより速く、より効率的にしようとしていますが、それは馬車が普及している時代により速い馬車、より効率的な馬車を作るのと同じ発想だと考えていて、馬車の時代にエンジンを創ろうとしているのがGITAIです。 具体的には、GITAIは「人間の身体の方を増やして実質的な瞬間移動を実現させて移動そのものを無くす」方が10倍の価値をもたらす解決策だと考え、人間の分身となる人型テレプレゼンスロボット(アバター)の実用化を目指しています。

How we do

代表の中ノ瀬は米国NASAエイムズ研究センサー内のシンギュラリティ大学のメインプログラム日本人初参加者で、過去にインドで起業・事業売却経験を持つ連続起業家です。会社員時代は日本IBMでシステムエンジニアとして働いていました。 他にも東京大学でヒューマノイドロボットの研究で博士号を取得した方や、スタンフォード大学ロボティクス修士卒でDARPA勤務経験者の米国人、東京大学でComputer Visionの研究で修士号を取得してRICOHでエンジニアをされていた方、大阪大学でHapticsの研究で修士号を取得してDENSOでエンジニアをされていた方等がフルタイムのコアメンバーでいます。 GITAIでは、エンジニア1人1人が極めて広範囲の開発を担当し、各自の裁量・責任のもと設計〜実装まで全て行っています。 その代わり、開発の生産性に直結するPCや開発に必要な機材、開発ツールは全て経費で即購入・支給しています。 また、出勤時間帯や勤務場所(原則渋谷の弊社オフィス)はある程度柔軟で、各自が最も生産性が高い方法で自由に開発できるようにしています。 原則アウトプットとチームへの貢献度のみで評価しています。