コロナ感染症の影響を受けながらも消費者購買の90%を生んでいるリアル店舗は、小売事業者にとって最も重要な販売チャネルでありながら、オンラインストアの進化に比べ消費者とのデジタル接点の構築が大幅に遅れています。
「OMO」など業界ニーズを表すキーワードも話題になっていますが、真にリアル店舗とオンラインを融合するソリューションはこれまで提供されていませんでした。
本協業により、Brazeが提供するリアルタイムエンゲージメントが、Tangerineのソリューションとの連携を通じて、オンラインのみならず、店外・店内等のオフラインの行動接点において鮮度の高いコンテクストやエンゲージに転換することが可能となります。
* OMO: Onlie Merged with Offlineの略で、オンラインとオフラインの融合の意味
BrazeとTangerineは、以下の活動を推進することで、戦略的パートナーシップの協業を強化します。
「Store360 SDK for Braze」の提供
Tangerine Store360によってリアルタイム検知した店内行動・来店情報を、バッチ処理を挟むことなくリアルタイムにBrazeに連携し、さらにBraze内で直接データの処理・キャンペーンの即時実行を行えることで、ロスタイムのない来店ユーザーへの高度なパーソナライズ・店舗分析の高度化を実現します。
小売業界DXソリューションの共同開発・提供
次世代の小売業界のDXを牽引するため、Brazeのリアルタイム性、Tangerine「Store360」の小売業界に特化した分析基盤等の双方のソリューションの融合を図ることで、次世代の統合型小売プラットフォーム構想の展開に向けたソリューションを共同開発・提供を進めてまいります。
Braze株式会社 代表取締役社長 菊地 真之氏のコメント
デジタル革命により様々なデバイスが普及した昨今において、顧客体験向上に向けた店舗がもつ役割は大きく、その価値は日々高まっています。一方で店舗とデジタルを活用したエンゲージメントと消費者の期待には溝があり、解消には大きなハードルがありました。この2社のアライアンスを通じ、Tangerineがもつ店舗内での体験価値の拡大と、Brazeの持つカスタマーエンゲージメントのケーパビリティが融合されることで、顧客との真のエンゲージメントを構築できると考えております。両社のアライアンスの今後にご注目ください。
Tangerine株式会社 代表取締役 平井 清人のコメント
当社は、リアル店舗での顧客体験をオンラインストアと同様にパーソナルで快適・便利にするStore360サービスを小売企業様へ提供しております。
世界のデジタルマーケティングをリードするBraze社のサービスとリアルタイム連携することで、店舗とオンライン双方の体験をシームレスに統合したデジタル施策サービスをワンストップで提供することが可能になります。
本提携を通して、小売企業様に対して消費者一人ひとりに最適化されたブランド体験の構築支援を進めて参ります。
Brazeについて
日本語:https://www.braze.co.jp/
英 語:https://www.braze.com/
Braze[Nasdaq: BRZE]は、消費者とブランドとの間のインタラクションを強化する、包括的なカスタマーエンゲージメントプラットフォームのリーディングカンパニーです。グローバルブランドは、Brazeを利用することで、顧客データをリアルタイムに取り込み、処理し、文脈に応じて適切なクロスチャネルのマーケティングキャンペーンを組み立て、最適化し、顧客エンゲージメント戦略を継続的に進化させることができます。Brazeは、Fortuneの「2022 Best Workplaces in NY」、Fortuneの「2021 Best Workplace for Millennials」に選ばれたほか、英国と米国で「Great Place to Work」に認定されています。Brazeは、ニューヨークに本社を置き、ベルリン、シカゴ、ロンドン、サンフランシスコ、シンガポール、東京にオフィスを構えています。