幸せの総和を増やすために。HR責任者が語る「tacomsの魅力とこれから」

こんにちは。
株式会社tacoms 採用担当です。
株式会社tacomsは、「発明で、半径5mの人を幸せに」というミッションのもと、新規事業やプロダクトを通じて世の中への新たな価値提供を続けるスタートアップです。
現在、私たちには新たな食事の選択肢として「デリバリーで食べ物を頼む」という選択が加わりました。同時に、飲食業界でも「店外飲食」の運用が求められ始めました。
弊社の主軸プロダクトは、家食でも外食でもない新しい形態を飲食店側からDXする『Camel シリーズ』です。

今回は、tacomsのHR責任者として入社した中前桃子(なかまえももこ)さんにインタビューをしました。

プロフィール

ーこれまでの経歴を教えてください

BPOサービス事業会社に入社し、テクニカルサポートを経験した後、請求事務や契約審査を担当しました。その後人材派遣紹介会社へ転職し、営業を経験後に採用担当となり、採用責任者を務めました。
2020年株式会社タイミーに入社し、在籍していた3年強のあいだ急成長する過程で、採用オペレーション〜フロント業務、基盤構築、入社後の定着や、採用企画として数値まわり、採用マーケティングなど、中途採用業務全般を経験させていただきました。
その後、M&AやECを手掛けるスタートアップに転職し、人事企画をメインに評価制度やエンゲージメント、オンボーディング設計に携わりつつ、採用の立て直しにも注力しました。
そして現在、株式会社tacomsではHR（採用、人事企画、労務、総務）の責任者をしております。

ー今まで人事領域に幅広く携わられてこられたんですね！人事としての最終的な目標やチャレンジしてみたい事はありますか？

「事業成長のためのHRであること」を大切にしているので、それを体現できている人事でありたいと思っています。
事業が成長すると、プロダクトが広まり世の中が良くなるだけではなく、プロダクトと会社が認知され、その会社で頑張っている従業員のキャリアの選択肢も広がると思うんです。
そのためには、従業員のみなさんが、日々安心して成果に向き合える環境をつくり続けることが大切だと思っています。
だからこそ、私個人としては、素敵なプロダクトを世に広めるために挑戦しているスタートアップ企業に対して、人事面から支援することを仕事にできたらと思っています。
そして、一緒に働いた仲間たちが新たに挑戦したいことができたとき、幸せな形で次のステップに進めるよう、全力でサポートできる人になることが目標です。

「発明で、半径5mの人を幸せに」を実現するために

ー今回の転職先としてtacomsに決めた決め手は何だったのでしょうか？

当初は積極的に転職活動をしていたわけではなく、「一回tacomsとお話ししてみてくれませんか」とお声がけいただいたので、情報交換であれば、と接点を持ったことがきっかけでした。
当時はCTOが人事業務も担っていたため、CTOとカジュアルにお話しする機会をいただいたのですが、そのときに事業の未来や社会貢献性について、ワクワクしながら話す姿勢に引き込まれ、tacomsに興味を持つようになりました。

もともと社会課題の解決や人々の生活がよくなるプロダクトが好きで、tacomsが実現しようとしている世界観に共感して、ファンになりました。
そして面接の段階では「tacomsにとって本当に必要な人事を採用してほしい」という気持ちが強く、今いるメンバーのなるべく多くの方とお話ししたいとお伝えしました。
そしたら十数人の方とお話しする時間をいただけて。
しかも「僕、今日は予定詰まってて面接には入れないんですけど挨拶だけ来ました！」と面接場所に来てくださる方もいて、全社で採用に取り組んでいる、かつ人を大事にする会社だと感じることができました。

最終的にtacomsに入社しようと決めたのは、ミッションである「発明で、半径5mの人を幸せに」が、自分の実現したい世界観にマッチしていたからです。
幸せの総和を増やすための事業が好きなんですよね。
また、選考内でお会いしたメンバー全員の矢印が外向きのエネルギーだったことも大きかったです。それぞれが本気でミッションに向かって、考え、言葉にし、自分なりに体現していると感じ、最後は「この会社で働いたら絶対楽しい！」と確信して入社を決めました。

「ここで働くからこそ見える景色」入社後に感じたtacomsの魅力

ー tacomsが掲げるミッションへの共感と、メンバーの熱量が決め手になったのですね。実際に入社してから感じたポイントについて教えてください！

入社後、成長痛はありながらも新たな目標もできて、あのときtacomsに決めて良かったと思っています。
tacomsは私たちの生活には欠かせない“衣・食・住”における「食」の分野での課題解決・価値提供をしているプロダクトなので、どうすれば飲食業界の方々が働きやすくなるのか、どうすればお店がより良くなるのか、を真正面から考え、プロダクトに反映し、課題解決を行なっています。
なのでお客様に価値提供できたことを心から喜んでいるメンバーの姿を良く見るんですよ。
業界の発展に前向きな雰囲気の中で働けることが一番の魅力だと思っています。
私はこれまでも飲食業界に関わる事業をしている会社にいたため、飲食業界の課題について身をもって感じていた部分もあり、お客様から「Camel、助かってるよ！」「良いサービスだよね！」とお声がけいただけると本当に嬉しい気持ちになります。

Camelは飲食店の店舗オペレーション業務の効率化にとどまらず、店舗で働く方々が挑戦するための時間を生み出すことができるプロダクトだと思っています。
オペレーションを簡略化することで、浮いた時間をつかってできることがたくさんあると思うんです。
例えば新商品の開発をしたり、顧客満足度をあげる施策を考えたり。
飲食店で働く方々が何かに挑戦する時間を捻出できると、消費者である私たちも新しいメニューを注文できたり、体験が良くなったり、より飲食を楽しめると思うんですよね。

tacomsはVertical SaaSの会社なので、そういった“人や事業の選択肢が増えるためにできること”をどんどん世の中に出していくので、まさに“発明で、半径5mの人を幸せに”できる会社です。

Camelシリーズは、業界の発展のために、従業員の方々を幸せにする可能性と力を持っていると感じているので、このプロダクトに関われることが、私にとっては入社して良かったと感じているポイントでもあります。

ー Camelシリーズから生み出される可能性は計り知れないですね！

そうだと思います！
tacomsの魅力をカルチャーの面でお話しすると、スタートアップ企業ならではの「いい意味でのカオスさ」があると思います。
0から1を作り出しつつ、同時に1から10に拡大していくスピード感は良い刺激になりますし、このスピードに食らいつくことで自分の成長にも繋がると思っています。
また、tacomsは、隣の人が困っていたら自然に助け、協力しあったり、プラスになることにはすぐに取り組む文化があります。
従業員数50名目前の規模で、これだけメンバー同士の助け合いが当たり前になっている会社もなかなかめずらしいんじゃないかな、と。
熱いパッションがあって、気の良いメンバーたちとともに、みんなで事業を創り上げていく手触り感とワクワク感が味わえることが、とても楽しいです。
あと、困ったときにも支えてくれる仲間がたくさんいるので、安心して挑戦できるのもtacomsの良いところ。
失敗してしまっても「ナイストライ！次はこうしてみるのはどうだろう」と、人を否定するのではなく、一緒に最善を見つけることが浸透しているので、失敗してもまた挑戦しようと前向きな気持ちで居続けられるんですよ。

tacomsの成長を一緒につくるHR組織に

ー tacomsのHRをどういう組織にしたいですか？

HR全員の矢印が、人か事業のどちらかではなく、両方のバランスを保ち続けられる組織にしたいです。
そうすると楽しく仕事に向き合いながら、多方面からの成長実感が得られると思っています。
社内のメンバーにも、社外の方からも「tacomsのHRの人たちはいつも楽しそうだね！」と言ってもらえるようなチームであり続けたいですね。
そしてこの”楽しさ”が、ただただ日々が楽しいだけではなくて、「苦楽をともにして支え合いながら頑張ってきたからこそ実現できた事業成長への貢献、そして会社の成長から自己成長に繋がったことで滲みでてきた楽しさ」であると良いなと思います。
HRのメンバーが、将来的に「tacomsで過ごした時間は、走り続けてふと振り返ってみたら自分のキャリアの選択肢が増えていた。あれは人生で有意義な時間だったな」と思えるように、一緒に頑張りたいですね。

ーまさに、tacomsのバリューである「Have Fun 」「Respectful Team 」ですね！

安心して挑戦ができる会社だからこそ、事業も人も急成長できると思っています。
メンバー全員で会社が良くなるための意見をどんどん出し合って、最善を出し、それを常にブラッシュアップし、また新たに挑戦し…を続けられると楽しいんじゃないかな、と。
そして意見を出すだけではなく、自分の意見には責任を持ち、企画→実行→成果分析→改善をすることで「意見を出してよかった」につながると思うので、結果0から1を生み出す経験が増えていくと思います。
そしてtacomsはそれをまわりが賞賛し、リスペクトしてくれるだけではなく、「よし、次は自分もやってやるぞ！」と気合いを入れ直しているエネルギッシュなメンバーが多いんですよ。
新しく仲間に加わってくださる方にも、tacomsならではのこの環境をパワフルに楽しんでいただきたいと思っています！