「ずっとこの仕事を続けられているのって、なぜなんですか?」
そんな素朴な問いから、今回のインタビューは始まりました。
TikTok、YouTube、Instagramといった動画SNSを舞台に、広告運用を担う
マーケティング事業部 大平 直毅さん。
数字と向き合う仕事と聞くと、ストイックで張り詰めた印象を持つ人もいるかもしれません。
けれど実際に話を聞いてみると、そこにあったのは「数字が伸びていく過程そのものを楽しむ」等身大の仕事観でした。
1.「レベルアップしていく感覚」が、続ける理由
Q.広告運用をここまで続けてこられた理由って、どこにあると思いますか?
A.一番は、楽しいからですね。
PDCAを回して、数字が少しずつ伸びていくのがちゃんと見えるんです。
なんというか、ゲームでレベルアップしていく感じに近いかもしれません。
仮説を立てて、試して、結果が出て、また次を考える。その繰り返しが面白いんです。
普段見ているSNSの延長線上に仕事があるので、「今、自分はこの世界の一部を作っているんだな」と感じられるのも大きいです。
2.SNS広告運用の仕事を、あらためて聞いてみた
Q.具体的には、どんな業務を担当されているんですか?
A.動画SNSの広告運用が中心です。
撮影のディレクションから、編集の指示、配信、数値分析まで、一通り関わっています。
たとえば、どんな構成なら最後まで見てもらえるか、どのタイミングで情報を出すと反応が変わるのか。そういったことを考えながら、動画の方向性を決めていきます。
配信後は、「この動画はなぜ数字が伸びたのか」「逆に、なぜ伸びなかったのか」を細かく分解して考えます。
数字だけを見るのではなく、視聴者の動きや反応を想像しながら振り返ることを大切にしています。
その分析を次の施策に活かして、また新しい動画を作る。
この試行錯誤の積み重ねが、日々の仕事そのものですね。
3.個人でやっていた仕事から、組織で動かす仕事へ
Q.以前は個人事業主としても活動されていたそうですが、会社に入って変わったことは?
A.環境はかなり変わりましたね。
分かりやすいところで言うと、コンプライアンスや労働時間の管理です。
制約は増えました。
正直、ネックに感じる場面がゼロではないです。
ただ、その分、個人では扱えない規模の案件や数字に触れられるようになりました。
4.大きな数字に触れることで生まれた変化
Q.気持ちの面での変化はありましたか?
A.より一層、数字から逃げなくなったと思います。
全部を自分でコントロールできるわけではないですが、
大きな数字に向き合い続ける経験は、自分の視点を確実に広げてくれました。
個人で仕事をしていた頃は、どうしても自分の手の届く範囲の数字が中心でした。
今は、チームや代理店、クライアントも含めた中で動く数字に触れる機会が増えて、
「この一手が、どこにどう影響するのか」を考えるようになりました。
数字が大きくなる分、プレッシャーを感じる場面もあります。
それでも、目を背けずに向き合っていくことで、
物事を一段引いた視点で捉えられるようになった感覚があります。
数字と向き合い続けることが、いつの間にか「楽しい」に変わっていた。
その背景には、試行錯誤を積み重ねてきた日々と、環境の変化がありました。
次回後編では、
後輩育成を通して感じた成長や、この会社で働く中で見えてきた価値観、
そしてこれからの展望について、さらに掘り下げていきます。