具体的には、Google Workspace の導入支援コンサルティングから、チェンジマネジメント施策、トレーニング・研修、業務アプリの開発などを通じて、企業をはじめとする法人組織に所属する方々が Google のテクノロジーを最大限に有効活用して、理想的な働き方や在りたい組織の姿に近づくための支援をしています。
ー新型コロナウイルス感染症の拡大により、働き方が大きく変わりましたね。
藤田:世の中が大きく変わり、働き方や組織の在り方が再定義されました。こういった現状で、まさに価値を提供できるポジションにいることが面白いなと思います。ストリートスマートが2014年に Google トレーニングパートナーとして認定されて以来、企業や教育機関のDX推進をサポートしてきた中で蓄積したノウハウを提供し、社会に大きく貢献できているなと感じます。
尖った知見で築いた特別なポジションから、ビジネスパートナーとエンドユーザー両者にサービスを提供する
ー具体的に、サービスの提供先と価値を教えてください。
藤田:Enterprise事業部のサービスを提供する先は大きく分けて2つあります。Google のサービスを提供・販売するベンダーと、サービスを導入するエンドユーザーです。ベンダーの企業はストリートスマートのビジネスパートナーです。パートナーには、 Google のサービスを提供する上で必要とされているノウハウの提供や、新たな取り組みの提案、スペシャリストによるご支援をおこなっています。
エンドユーザーの企業には、 Google のサービスであるGoogle Workspace を導入するにあたって、検討から導入、導入後の浸透など、利活用を最大限まで引き上げるために必要なご支援をしています。
2つ目は、ストリートスマート自身の実体験を通じて、このサービスの価値を伝えられるからです。創業時から、私たちはこのサービスを利用し続けているエンドユーザーでもあります。「もし、 Google Workspace のようなサービスを利用していなかったら...」と、その働き方を想像したくない程に、日々の業務内でフル活用しています。その良さを、より多くの方々に伝え、新しい働き方や組織の在りたい姿に近づく支援をしたいと考えています。
藤田:既存の事業は、特別なノウハウ提供やスペシャリストによるご支援により、スポットで対価をいただくビジネスが主軸です。今は、これまで培ったノウハウを活かして Google Workspace の利活用を促進するeラーニングプラットフォームの「Master Program」というサービスを法人組織向けに展開し、SaaSのビジネスを事業のもう1つの柱に育てるチャレンジをしています。
Google Workspace の導入後、利活用が十分に進まない課題を抱えている、あるいは、それにまだ気づかずに潜在的な課題を抱えている企業で働いている方々が沢山いらっしゃいます。既存の事業のみでは、そうした課題を抱えている方々の全てにお会いして、課題解決のご支援をおこなうことはできません。 「Master Program」のように、私たちが蓄積してきたノウハウを凝縮したサービスを日本中に届けられる形式で展開して、まずは、日本中の Google Workspace 利活用を最大限まで引き上げていきたいです。