24歳で起業した僕が、「自分の会社」ではなくStella Pointを選んだ理由|清水治詠
今回ご紹介するのは、Stella Pointでキャリアプロデューサーとして学生さんの就職活動を支援している、清水治詠さん。
大学時代はドラムに熱中し、在学中に単身で熊本へ。その後、24歳で起業するという少し変わったキャリアを歩んできました。
一度は「自分で会社をつくる」という道を選んだ清水さんが、なぜ今、Stella Pointで働いているのか。
話を聞いていくと見えてきたのは、**「夢を叶える場所は、自分の会社じゃなくてもいい」**という、清水さんなりの新しい答えでした。
清水 治詠|キャリアプロデューサー
26歳。成蹊大学法学部在学中、高校時代の友人から誘いを受け、単身で熊本へ。24歳で飲食店向けの電子メニュー・広告制作・SNS運用コンサルティング事業を立ち上げる。
東京へ戻った後、兄が働いていたことをきっかけにStella Pointと出会い、アルバイトとしてジョイン。現在は主任として、キャリアプロデューサーを務めています。
ちなみに口癖は、**「かしこまりました!」**です。
「人生全部でした」10年間続けたドラム
清水さんのこれまでを語るうえで、欠かせないのが音楽です。
ドラムを始めたのは高校2年生。きっかけは、同級生から言われた「ドラムがいないから、やってみない?」という何気ない一言でした。
それまで音楽経験はゼロ。当然、最初から上手くできたわけではありません。むしろ、周りのメンバーより1年遅れていることが、とにかく悔しかったそうです。
「本当に毎日練習していました。文字通り、毎日スタジオにこもっていましたね」
成蹊大学に進学してからも、生活の中心には音楽がありました。軽音楽部に所属し、文化祭や定期ライブ前はオールで練習。オーディションに通るため、一人で音楽室にこもることもありました。
自分のバンドだけでなく、ドラマーがいないバンドやシンガーソングライターのバックバンドなど、サポートとしても活動。高校2年生から約10年間、ドラムを続けました。
「どれくらいドラムが好きだったんですか?」
そう聞くと、返ってきたのはこの言葉でした。
「人生全部でした!」
練習をしない日はなく、SNSを開けば表示されるのはドラムの投稿ばかり。それほどまでに、清水さんの生活の中心には音楽がありました。
大学在学中、突然「熊本に行こう」と決めた。
そんな清水さんの人生が、大きく動きます。
高校時代の友人から、新しく始めるビジネスの営業として誘われたことがきっかけでした。
場所は熊本。知り合いは一人もいません。それでも清水さんは、大学在学中に単身で熊本へ向かいました。
そこで携わったのが、飲食店向けにインバウンド対応の電子メニューや広告を制作したり、SNS運用を支援したりする事業です。
ただ、当然ながら最初から順調だったわけではありません。
最大の壁になったのが、**「東京から来た、知らない若者」**という立場でした。
地域とのつながりが強い土地で、いきなり営業をしても簡単には信用してもらえない。そこで清水さんが始めたのは、営業をすることではありませんでした。
まず、自分がお客さんになること。
自分がお客さんとして店に行き、食事をして、話をする。そして、また足を運ぶ。そんなことを何度も繰り返しました。
「多い日は1日7店舗くらいでご飯を食べていました(笑)」
最初から商品を売ろうとするのではなく、まず一人の人間として覚えてもらう。
何度も足を運ぶうちに「あ、また来たね」と声をかけてもらえるようになり、少しずつ顔と名前を覚えてもらいました。そして最終的には、地元の方から新しいお客様を紹介してもらえるまでになったそうです。
現在、学生さんとの面談を仕事にしている清水さん。「まず相手との関係をつくる」というスタンスの原点は、熊本にあったのかもしれません。
「大学、卒業したと思ってたんですよ(笑)」
ここまで聞くと、「事業に集中するために大学を辞め、起業した」というストーリーを想像するかもしれません。
ところが、違います。
「僕、大学を卒業できていると思ってたんですよ(笑)」
……どういうことでしょう。
熊本で事業をしていたある日、大学から連絡が入りました。
「除籍になります」
そこで初めて、卒業に必要な単位が足りていないことに気づいたそうです。
「留年していたので、もともと卒業式には参加しないつもりだったんです。だから案内が来ていないことにも気づいてなくて(笑)」
大学を辞めて起業する――そんな綺麗に計画されたキャリアではありませんでした。
予想していなかった出来事もありましたが、それでも清水さんは熊本で挑戦を続け、24歳で起業。
事業は決して順風満帆ではなかったものの、「苦しい時間より、楽しい時間の方が多かった」と振り返ります。
自分で考え、自分で動き、自分の力で仕事を生み出す。その経験は、清水さんにとって大きな財産になりました。
起業した会社を離れた理由は、「寂しくなったから」。
では、なぜその会社を大きくし続けなかったのでしょうか。
返ってきた答えは、ものすごくシンプルでした。
「現地の人に任せちゃいました!寂しくなって帰ってきました!」
事業を現地の方に任せ、東京へ。
一人で事業をつくることは楽しかった。自由もあり、自分で決めて、自分で行動できる。それでも、どこかに「何かが足りない」という感覚があったそうです。
「今思えば、みんなで同じ方向を向いて何かをやることに、憧れみたいなものがあったんだと思います」
一人で挑戦したからこそ、仲間と挑戦することへの憧れが生まれた。
そんなタイミングで、清水さんはStella Pointと出会います。
Stella Pointとの出会いは、「大掃除」から。
きっかけは、兄でした。
現在、Stella PointのLiberty-X事業部で部長を務める清水治登さん。兄が働いていた会社という縁から、清水さんもStella Pointにアルバイトとして加わります。
ちなみに、初めて会社のメンバーと顔を合わせた日は――
会社の大掃除の日でした。
「そのまま僕も掃除を手伝いました(笑)」
かなりStella Pointらしい(?)スタートです。
最初に感じたのは、年齢の近いメンバーが多く、自然体で接することのできる空気。そして、もう一つ印象的だったことがありました。
自分が何かできるようになるたびに、周りのみんなが喜んでくれる。
「それが、このチームを好きだなと思った最初の思い出です」
「あれ?これ、音楽と同じじゃん。」
Stella Pointで働き始めた清水さんは、ある日、ふと気づきます。
誰かが成果を出したら、みんなで喜ぶ。月末になれば、みんなで目標を追いかける。イベントになれば、本気で盛り上がる。
一人ひとりの役割は違うけれど、一つのゴールに向かって動いている。
その光景を見て、こう思ったそうです。
「あれ?これ、音楽と同じじゃん。」
バンドも、一人では完成しません。
ボーカルがいて、ギターがいて、ベースがいて、ドラムがいる。それぞれ役割は違っても、一つの曲を完成させるために全員が本気になる。
Stella Pointにも、同じ感覚がありました。
そしてこの経験は、清水さん自身が「なぜ音楽を続けていたのか」を考えるきっかけにもなりました。
「僕、人と関われるなら何でもよかったのかもしれません」
「自分が人に喜んでもらうために一番得意だったツールが、たまたま音楽だっただけなんだって思ったんです」
10年間続けたドラム。「人生全部」と言い切れるほど好きだった音楽。
それでも、もし本当の目的が「音楽をすること」ではなく、自分の力で誰かを喜ばせることだったとしたら、その手段はドラムだけではない。
「Stella Pointという新しいツールでも、人を喜ばせられるんじゃないか」
そう思うようになりました。
「今後もここで続けていいんだ」
それでも当初、清水さん自身は、自分を「一人のプレイヤー」だと思っていました。
そんな考えが変わったのが、代表・米川との会話です。
米川から今後のマネジメントや、その先のキャリアについて話をされたとき、清水さんは、
「今後もここで続けていいんだ」
と感じたと言います。
目の前の仕事だけではなく、その先まで見てもらえている。ここで働き続けた先に、自分が担える役割がある。
その瞬間、「ここでやろう」と心を決めました。
入社直後、1日15面談。
アルバイト期間を含め、Stella Pointに入って約9ヶ月。
現在は主任として、キャリアプロデューサーを務めています。主な仕事は、就職活動をする学生さんとの面談です。
もちろん、最初から何でもできたわけではありません。
特に印象に残っているのが、2月の最終日。当時兼任していたCSの目標を達成するため、休日を返上して、1日15面談を担当しました。
まだ仕事を始めて間もなく、分からないことだらけ。当時は、とにかく必死だったそうです。
ところが今、その日のことを聞くと、清水さんは少し違った捉え方をしています。
「今思うと、あの状態の自分にそれだけの件数を任せてくれたこと自体、すごくありがたかったです」
Stella Pointには、まず任せて、やってみる文化があります。時には失敗しながらも、できることが増えれば、また次の仕事を任せてもらえる。
清水さん自身も、その繰り返しの中で少しずつできることを増やしてきました。
起業した僕が、もう一度「組織」を選んだ理由。
一度、自分で会社をつくった人が、なぜもう一度「誰かの会社」で働くのか。
この記事で、一番聞きたかったことです。
清水さんの答えは明確でした。
「以前起業していたときは、一人でやっていました。だからこそ、みんなで同じ方向を向いて何かをやることに、憧れがあったんだと思います」
何かが足りない。でも、それが何なのかは分からない。
そんなタイミングでStella Pointと出会いました。
だから清水さんにとってStella Pointへの入社は、起業を諦めて会社員になることではありませんでした。
むしろ、一人ではつくれなかった未来を、仲間とつくるという新しい挑戦。
そんな選択だったのかもしれません。
「誰に任せよう?」で、一番最初に名前が出る人になりたい。
では、これから何を目指しているのでしょうか。
「新規事業は立ち上げたいです!」
経営者になりたいかと聞くと、
「今の自分にはトップになれる素質がないと思っています。まずはそれを養います!養ったら、なりたいです!」
この答えにも、清水さんらしさがあります。
肩書きを先に求めるのではなく、まずは任せてもらえる人間になる。
目指しているのは、「誰かに何かを任せたい」となったとき、一番最初に“清水”の名前が挙がる存在。
その結果として事業責任者を任されるなら、やってみたいと話します。
そして、もっと先には一つの夢があります。
「僕、友達が大好きなんですよ。友達に何かあったとき、すぐに手を差し伸べられるような存在とか会社になりたいです」
そして最後に、
「仕組み化します!」
と笑います。
まだ事業の形は決まっていません。
でも、誰のために何をしたいのかは、すでに決まっています。
夢を叶える場所は、「自分の会社」じゃなくてもいい。
24歳で、一度会社をつくった。
だからこそ、清水さんは気づいたのかもしれません。
夢を叶える方法は、「自分一人で会社をつくること」だけではない。
自分が本気で信じられる仲間がいて、自分の挑戦を喜んでくれる人がいる。まだできないことでも任せてもらえて、会社が目指す未来と自分が目指す未来を重ねることができる。
それなら、会社に自分の夢を託すという選択肢だってある。会社の中で、自分の夢を叶えたっていい。
Stella Pointが掲げるMissionは、
「すべてのはじまりを、この会社で。」
誰かのキャリアのはじまり、新しい事業のはじまり、仲間との挑戦のはじまり。そして、自分自身の夢のはじまり。
清水さんにとってStella Pointは、まさに新しい「はじまり」の場所になりました。
「毎日が文化祭みたいなんです」
最後に、「Stella Pointを選んでよかったと思う瞬間はありますか?」と聞いてみました。
答えは、
「常に感じています!」
月末には、みんなで数字を追いかける。学生さんの内定承諾が決まれば、みんなで喜ぶ。社内イベントになれば、全力で楽しむ。
清水さんは、そんなStella Pointの日常をこう表現します。
「毎日が文化祭みたいで楽しいんですよ」
大学時代、文化祭に向けて仲間とオールでドラムを練習していた清水さん。その後、一人で熊本に渡り、24歳で起業。そして26歳になった今、もう一度、仲間と同じ目標を追いかけています。
やっていることは、まったく違います。
でも、清水さんが求めてきたものは、もしかするとずっと変わっていないのかもしれません。
仲間と本気になること。自分の力で誰かを喜ばせること。そして、できなかったことに挑戦すること。
Stella Pointには、完成された人だけが集まっているわけではありません。
夢はあるけれど、叶え方がまだ分からない人。今いる場所から、もう一歩踏み出してみたい人。一人で頑張るより、仲間と何かをつくってみたい人。
そんな人たちと、一緒に会社をつくっていきたいと思っています。
清水さんも、Stella Pointも、まだまだ夢の途中です。
だからこそ、これから入ってくる人にも、この会社の未来をつくる余白があります。
少しでもStella Pointが気になったなら、まずは一度、僕たちと話してみませんか?
かしこまりました!w