【メンバーインタビュー】挫折をバネに、仲間と歩む「半径5mの幸せ」——清水治登が語る、人生を大きく動かした7個下の後輩
【メンバーインタビュー】挫折をバネに、仲間と歩む「半径5mの幸せ」——清水治登が語る、人生を大きく動かした7個下の後輩
当社Stella Pointは、人材紹介・研修・採用コンサルティング・採用イベントなどの新卒採用支援事業を展開しています。『半径5m以内の人を幸せにする』を理念に、一人ひとりが「ココロ弾む」選択肢を広げる社会を目指しています。新卒学生向けのエージェントサービス「X-career」をはじめ、学生主体の研修プログラムである「X-base」を提供し、企業や団体の経営戦略・人材戦略の実現に貢献しています。「X-athlete」では夢や希望を与えられる会社と選手をモットーに、アスリートが心置きなく競技に集中、楽しめる環境を提供しています。
「挫折をバネに、仲間と歩む」──清水治登インタビュー
こんにちは!広報部の進藤です。今回は、当社で活躍する清水治登さんに、幼少期の水泳経験から、結婚式場でのキャリア、そして人生の転機となった米川との再会を経て、ステラポイントへ入社するまでの道のりについて伺いました。彼の人生を大きく動かした7つの出来事から、仕事やキャリアに対する想い、そしてこれからステラポイントで成し遂げたいことについてのインタビューをお届けします。
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清水治登/株式会社Stella Point ヒューマンクエスト事業部長/社長室
1990年11月10日生まれ、東京都出身。学生時代、法政大学体育会水泳部にて1年生からチーフマネージャーを経験。在学中にチームの日本学生選手権優勝や、ロンドンオリンピック日本代表選手を輩出。新卒で大手のブライダル会社に就職し、10年間でレストランサービス、ウエディングプランナーを経験した後、ゼネラルマネージャーに就任。その後、大手の人材会社に転職し、中国エリアの課長に就任。主に新規開拓の営業に注力。2023年に㈱Stella Pointの米川代表と知り合い、意気投合。2025年8月より入社。現在はアウトソーシング事業の事業部長を中心に、学生のキャリアアドバイザー、社長室の経営戦略など全社の業務を幅広く担当している。
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水泳に捧げた幼少期から学生時代
進藤: こんにちは!今日は「人生を大きく動かした7個下の後輩」というテーマで、清水さんに色々とお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします!
清水: よろしくお願いします!全部本音で話します。(笑)
進藤: ありがとうございます!(笑)
まずは清水さんの幼少期からお伺いしたいのですが、幼少期はどんなお子さんでしたか?
清水: 父親が、スイミングのコーチだった影響で4歳から水泳を始めました。父は昔日本代表で日本選手権を優勝したり、日本がボイコットした年のモスクワオリンピックでちょうど日本代表だったりと、父親がアスリートの水泳人間だったので、僕も期待をされていたと思います。
そして小学校3年生から選手コースにあがり、小学4年生で初めて全国大会に出場ができ、それからは毎年出場するような、いわゆるスポーツ少年でしたね。
父の夢を引継ぎ、オリンピック選手になるというのを卒業文集に書くような子だったんですけど、そこから中学、高校と水泳を続け八王子高校という水泳が名門の高校でキャプテンをやってたんですけど、高校から競技成績が伸び悩んでしまい最後の年にインターハイに出れず、でマネージャーとしてインターハイに行きました。
自分はもう選手をやめようかなと、たぶん自分の夢は届かないのかもしれないなと思ってたときにそのマネージャーをしてる姿をみた法政大学水泳部の監督からスポーツ推薦がきて「マネージャーとしてうちに入らないか?」というオファーをいただいたんです。
進藤: え、すごい!競技者としてではなく、マネージャーとしての推薦だったのですね!
清水: そうなんです。その法政大学はマネージャーにもすごく力をいれていて、学生主体の強いチームを作って日本一になることを目指していたので、お話をいただき、ぜひ!という形で、スポーツ推薦でマネージャー兼学生コーチで入部しました!
大学生の成績としては大学の日本一を決める日本学生選手権のチーム戦で大学1年生のときに総合優勝、2年3年で総合3位、最後の年で4位っていう結果だったのと、4年生のときにロンドンオリンピックの選考会があり、自分がサポートした先輩がロンドオリンピックの選手になって、あの当時は水泳界で結構有名なマネージャーになりましたね(笑)
進藤:いやーすごすぎますね、、、!笑 清水さんも一緒にオリンピックにいかれたんですか?
清水:選考会のレースは朝から晩までずっとサポートしたり、レース前に横でくっついてギリギリまでサポートというマネージャー業をやっていたのでロンドンオリンピックには一緒に行けなかったんすけど、勝ち取る瞬間は横でみていたので、その瞬間は今でも鮮明に覚えています。
進藤: 今色々初めて聞いてびっくりしてます(笑)となると、米川社長とはそこで出会ってたんですか?
清水:米川くんは年齢が7個下なんで大学時代は被ってなくて、米川くんのお兄ちゃんとは一緒に、水泳部にいました。そこからの繋がりにはなるんですが、僕は米川くんのお兄ちゃんに弟がいるってこと知らなかったんですよ。
知らずに大学4年間を過ごしてて、米川くん自身は選手で法政大学に入った後マネージャーをやったらしいんですけど、マネージャーに専念し始めた時に、過去の先輩ですごいマネージャーがいたぞっていうのを、周りの方たちが米川くんに僕の話をしてくれてたみたいなんですよ(笑)
それで米川くんは学生時代から僕のことをずっと知ってくれていていたみたいです!
進藤:そういうことだったのですねーーー!やっと繋がりました(笑)
清水:就活では自分が高校まで自分のために選手として頑張ってた水泳よりも、学生コーチになって誰かのためと思ってやってる水泳の方が、水泳がもっと好きになったので、人を幸せにする仕事がしたいなと思い、選んだのが結婚式場の仕事でした。
結婚式場でのキャリア、そして大きな挫折
進藤:人を幸せにする仕事で結婚式場のお仕事を選ばれたと思うのですが、実際働いてみていかがでしたか?
清水:働いてみたらまさに「天職」でした(笑) 新卒11期生で入社して、レストランサービスという飲食部門の方からスタートして、入社3年でレストランサービスのマネージャーになれて、5年目で年間MVP にノミネートされました。
そして、1度ウェディングプランナーのマネージャーも数ヶ月挟んだ後に、29歳のときに会場のゼネラルマネージャー(GM)という役職になりました。
2019年にGM になったので、慣れてきた頃ちょうどコロナ禍に入りました。コロナ禍まっさかりの荒れてた情勢の中で GM やってましたが、様々な施策を打って、チームが欠けないようサポートし続けたため、安定軌道の気兆しが思っていたよりずっと早く良くなってきたんで、自分は良い役職者だと天狗になっていた時期なのかもしれません(笑)イケイケだったんですよ。(笑) 当時の僕は自信ですべてを跳ねのけるようなやつで(笑) 本質からブレた行動をする先輩に噛みつくこともしばしば(笑)
進藤:全く今そんな感じがしないので想像もつかないですww(笑)
清水:レストランサービスからGMになることもめずらしいし、昇進のスピードとしても早かったし、一目置いていただいた役員もいましたし、俺すげえやつと本心で思っていたので、32歳のときすごい調子に乗ってたんですよ(笑)
進藤:wwwwww(笑)
清水:これが米川くんとの出会いに繋がるんですけど、2022年の春先にGMを降格になったんですよ。きっかけは事実無根の内容で社内ホットラインで僕に対する密告がありました。事実確認が行われ、密告の内容については事実はないと証明されましたが、調子に乗ってたっていうこともあり、過去の怖いもの知らずの言動や、そこからの悪い評判であれよ、あれよという間に降格になってしまいました。降格を告げられた時、理由も教えてもらえず、、
当時の僕を振り返ると調子に乗っていたと自覚しているので今はとても恥ずかしいですが、信念には結婚式が大好きで、お客様と自分のそばで頑張ってくれる社員を絶対に守りたいという気持ちがありました。未熟だったけど、信念だけはあり、その中の降格だったので、30代にもなって毎晩泣くくらいものすごい挫折を経験しました。
進藤: それは辛い経験でしたね。それでも会社に残ることを決意されたのはなぜですか?
清水: 直感でこんな経験絶対できないと思うし、納得いかないけど自分自身の未熟さに徹底的に向き合わないといけない時期で、これを乗り越えた先の自分は絶対今とは別人レベルに成長できると思って辞めずに残ったんですよね。自分の目の届かない人たちから色んなことを言われ、自分自身顧みないといけないことがあるんだと自分に言い聞かせました。力強く聞こえるかもしれませんが、家に帰ると32歳男性が毎晩夜中泣いてます(笑)半年ぐらい単身赴任をして、自分自身のこれまでの行いに徹底的に向き合いました。その半年間塞ぎ込みつつもちょっとずつ前に進み、人格が本当に変わりました。GMとして働いていた自分の方が背伸びをしたり、無理している自分であることにも気づきました。
その後、結婚式場で一緒に働いてた方が人材業界に転職してて、その方の紹介で人材業界と出会い、GMとして働いていた経験もあって、人材会社では課長代理として入社することができ2023年に転職しました。
米川との再会、そしてステラポイントへの入社
進藤: その後、人材業界で新しいキャリアをスタートされ、転機が訪れたと伺いましたがどんな転機があったのですか?
清水:大手の人材会社に転職したのが2023年5月だったんですけど、人生初めての土日休みで、息子ともたくさん遊べるし、いろんなイベントとか、行けなかった友達の結婚式も行けるなーと。その時に法政大学水泳部の100周年記念パーティーがあったんですよ。10年ぶりに大学の集まりに行ってみようと思って行ったときに唯一名刺交換したのが米川くんです。(笑)
進藤: すごい繋がり!そこで米川社長と出会ったのですね!!
清水:そのとき米川くんのお兄ちゃんが「僕の弟です。」と米川くんを僕のところに連れてきてくれたんですけど体のサイズ感が違うから嘘だと思ってて(笑)同じ苗字の自分がかわいがってる後輩なだけでしょって思って、数枚だけ持って行ってた名刺を交換しました。Stella Pointは自分が働いてる会社の新卒を紹介してくれている会社だと後から知って(笑)
僕が面接した方の中にいないかなと思って探したら1名内定者がいて、ちゃんと挨拶しないと!と思ってその時は改めてお電話だけして終わったんですよね。
そこから1年経ったときに情報交換でお時間をもらって、改めてStella PointのHPやWantedlyを見た時に一瞬で心を奪われました。
あの時気づかなかったけど、めちゃめちゃ面白い会社だし、想いが全く同じだなと思って一気に引き込まれたんですよ。
Wantedlyを見たときに、米川くんは自分より辛い経験をしてて、新卒で会社解雇になって、じゃあ自分の会社やってやろうっていう気持ちになって、今ここまで大きくなっている。
米川くんは挫折を自分の挑戦に変えているのに、僕は辞めずに立ち向かったと言えば聞こえがいいですが、現状維持の選択をした自分に対し、「あ、自分ださいな」と思って。その頃の僕はこのキャリアでもいいかなってちょっと満足してたんですよ。
またしっかりチャレンジしたいな。熱い思いで誰かの力になり続けたいな。大切な信念や仲間を守るフィールドにまた行きたいな。という気持ちが抑えられなくなって、そこからずっと頭からStella Pointのことが離れなくて(笑)
進藤:頭から離れないってなんか恋愛みたいですね(笑)でもそれだけ米川社長から刺激をもらったということですね!
清水:そうです!米川くんは今の熱量を絶対に絶やさないでほしいし、それを同じような経験をして違う道を選んだ自分だったら彼を支えられるんじゃないかなとも考えて、今度は僕から連絡して「すいません、頭から離れません。広島にいながら御社に入社できませんか?」っていう相談をしたんですよ。
そしたら広島にきてくれて具体的な話をして、それでいきましょうと決まったのが2025年の2月です。
進藤: 様々なご縁やタイミングが重なって、今の清水さんがいるのですね。
清水: そうですね。今入社させていただいて思うことは、これまでの経験はStella Pointにキャリアをコミットするためだったのかな?と思いますし、その決断を必ず正解にしたいと思ってます。
進藤:いやーもうありがとうございます!ご経歴を伺っていて、改めてすごいなと感じました。そんな清水さんから見て、米川社長はどんな人ですか?
清水:自分の中で初めて「心底尊敬する後輩」です。
僕自身、怖いもの知らずで突き進んでいた時に「いつか自分で起業したい」と考えていた時期がありました。でも、実際にチャンスが巡ってきたとき、僕は安定を選んだんです。だからこそ、ゼロイチから勇気を持ってスタートした人間が、どれほどかっこいいか、すごい分かるんですよ。
米川くんは、僕と同じような挫折を経験しながらも、それを莫大なエネルギーに変え、自分の会社を立ち上げてここまで大きくした。その反骨心と行動力には、本当に衝撃を受けました。
アンビション「半径5m以内の人を幸せにする」
進藤: 今後、Stella Pointをどんな会社にしていきたいですか?
清水: 個人のバリューとしては、米川のビジョンを具体的にカタチにすることです。単なる「ナンバー2」ではなく、そのビジョンを実行する「主人公」として、取り組んでいきたいと思っています。
僕のキャリア、そして人生そのものの軸には、「半径5m以内の人を幸せにする」という行動指針があります。この覚悟と情熱を持って、Stella Pointの成長に全力を注いでいきます。
また、トップ層が派閥や勢力で拡大していくような、働く人が幸せになれない会社には絶対したくありません。出会う方々の選択肢をデザインし、Stella Poitという会社に、Stella Pointの社員に出会えてよかったと思ってもらえる組織を作っていきます!
新しい仲間へのメッセージ
進藤: 最後に、これからStella Pointに興味を持つ方へメッセージをお願いします!
清水: Stella Pointは、まだまだ成長途中のベンチャー企業です。
大企業に比べたら、整っていない部分もたくさんあります。
でも、「ただ仕事をこなすだけじゃつまらない」「もっと面白いことをしたい」と、現状以上の何かを求めている人たちと一緒に働きたいと思っているので、少しでも「いいな」と感じたら、その気持ちだけで、一度僕たちと話をしてみてほしいと思います!
自分の選択肢って、実は想定している以上のところにあると思います!
僕らと一緒に冒険してくれる仲間を待っています!