What we do
アート作品の軌跡を循環させるネットワークとして浸透していきたいという思いが込められた、「Startrail」のロゴデザイン。
自社で開発を進めるウェブサービスの管理画面
私たちスタートバーン株式会社は、世界中のアーティストそしてアートに関わる全ての人が必要とする技術を提供することで、より豊かな社会の実現を目指しています。
NFTの発行や管理のためのブロックチェーンインフラ「Startrail」の構築を通して、アート作品の信頼性や真正性の担保および価値継承を支えています。
■ StartrailのNFTの特徴
1. 価値に関わる情報を豊富に記録
NFTを発行した事業者の情報はもちろん、その後の展示や取引、修復や鑑定など、作品の価値に関わるさまざまな情報やデータを記録できます。
2. 流通や利用を長期的に管理
作品の二次流通・利用について設定した規約がサービスを横断して引き継がれ、長期的に作品を管理することができます。
3. あらゆる作品に対応
絵画や彫刻などの物理的な作品はもちろん、画像、映像、音声などのデータにもとづくデジタル作品、さらにはインスタレーションなど、さまざまな作品の形式に対応しています。
■ パートナー・提携先(一部)
● 集英社
「集英社が「マンガアート」の世界販売を開始。スタートバーンのブロックチェーン証明書が「美術品」としての新しい価値継承を支える。〜『ONE PIECE』や『ベルサイユのばら』などに発行され、作家・版元や来歴の情報を永続的に記録 〜」https://startbahn.jp/smah-20210301/
● SBIアートオークション
「スタートバーンは、SBIアートオークションが開催する日本初のNFTオークションセールに協力。出品される作品のNFT発行に「Startrail」が用いられます。」https://startbahn.jp/sbiaa-nftsale_20211008/
● 池田亮司
「池田亮司がスタートバーンの「Startrail」を活用し、初のNFT作品をサザビーズに出品」https://startbahn.jp/ryojiikeda-sothebys_20210531/
● アンリアレイジ
「スタートバーンは、アンリアレイジが2022年春夏パリコレクションで発表したデジタルルックを販売するNFTプロジェクトに協力。 デジタルルックのNFT発行には「Startrail」が用いられています。」https://startbahn.jp/anrealage_20211014/
Why we do
現代美術家であるCEOが、自身の経験や問題意識から着想を得る。
アートの管理を手軽にすることで、マーケット全体の拡大を目指しています。
■ アート業界の課題
アート作品の価値や評価は、「誰が所有したか」「どこで展示されたか」のような、作品がこれまで辿ってきた来歴によって左右されます。
しかしこれまで、このような来歴情報の管理は、脆弱な紙の証明書のみで行われてきました。情報の改ざん・コピー・偽造・紛失のリスクが高く、アートマーケット全体の信用が損なわれる要因になっています。また、二次流通に関わるプレイヤーは、信用を担保するために作品の来歴調査や権利管理に膨大なコストを費やしています。
スタートバーンでは、このようなアートマーケットの課題を解決するために、アートのためのブロックチェーンネットワーク「Startrail」を構築しています。
■ 次世代NFTの活用に向けて
昨今「NFTアート」が脚光を浴びています。NFTとは、ブロックチェーン技術を用いたデジタルアセットの一種です。複製が容易に行われてしまうデジタルコンテンツでは難しかった、所有者であることの証明を実現するものとして注目されています。一方、その流通には多くの課題が潜んでいます。特に留意すべき点は、既存のNFTサービス同士の互換性がなく、サービスを横断した二次流通・利用が難しいことです。
このような課題に対して「Startrail」の活用を提案しています。コンテンツを取り扱う事業者がNFTサービスを開始するためのシステムおよびソリューションとして「Startrail API」を提供し、希少なブロックチェーンエンジニアの採用と多くの開発時間を削減します。また、既にNFTを導入しているマーケットプレイスに対しても、サービス横断で互換性を持たせるためのソリューション「Startrail PEG」を提供しています。
詳細はこちら:
「アートの価値をブロックチェーンで支えるスタートバーン、京大・東大関連VCなどから11.2億円を調達。アートの信頼性担保や次世代NFTのインフラ提案を含む、3軸のネクストステップを公開します。」
https://startbahn.jp/fundraising-b_20210512/
How we do
海外の提携企業とイベント時に記念撮影。
アート、IT、コンサルなど、メンバーの出身業界も様々。
■ グローバルなチーム
アートに関わる事業に取り組んでいることもあり、様々なカルチャーや領域に関心のある人が揃っています。現役ギャラリストや美大出身者から、元コンサルや事業会社出身者、さらには金融出身のブロックチェーンエンジニアまで、非常に幅広い領域から集まっています。
国際的に利用されるインフラを構築していることもあり、外国人のスタッフも多く在籍し、社内公用語は英語です。
■ 働く場所は自由
職場は東京大学の本郷キャンパス内にある、ベンチャー支援施設「アントレプレナーラボ」の一角にあります。学生や研究者との交流も多く、学食が食べられることも特長です。
現在はリモートワークを推奨しており、従業員の9割以上が各自宅にて勤務しています。2020年6月より、住宅環境整備手当や、モニターやチェアの備品の支給など、福利厚生のアップデートも行いました。もちろん、海外からリモートで働いている従業員も多くいます。
■ 風通しの良さ
役職や年齢はもちろん、チームやプロジェクトも跨ぎながら、常にフラットなコミュニケーションが行われています。
また、経営陣との距離も極めて近く、社員全員が新たな事業の提案や社内の仕組みの変革を行える、風通しの良い職場です。自分たちのサービスに対しては、みんなで話し合うのが当社の文化です。
各部署やプロジェクトの進捗や決定事項については、常に社内全員が簡単にアクセスできる形でシェアされています。そのため、自分の所属していない部署やプロジェクトについても、意見・議論することができます。