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個性が輝く!ショート動画クリエイター社員が語るスターミュージックの魅力とは?

50万人以上のフォロワーを持つダンスクリエイターとして活動しながら、法務担当としても活躍されている中野亜紀さん。今回は、スターミュージックの良さや仕事への取り組み方など、クリエイターならではの視点も交えてお話しいただきました。

― 自己紹介をお願いします。

中野: 中野亜紀です。四年制大学を卒業後、ダンサー・ダンスクリエイターとして活動しています。

これまでクリエイターとして、auのテレビCMや日本テレビ「ぐるぐるナインティナイン」に出演させていただいたり、雑誌「りぼん」に載せていただいたりしました。最近では、THE ALFEEの振り付けとバックダンサーを担当しました。

スターミュージックでは、主に法務担当として企業間や所属クリエイターさんとの契約に関する業務を行っています。それ以外にも、クリエイターとしての知見を活かして、広告のプランニングやクリエイターさんのサポートなどのメディア事業部の業務も担当しています。

― クリエイター活動をされるようになったきっかけは何ですか?

中野: もともと(今もですが)ジャズダンサーとして活動をしていました。ジャズダンサーの活躍の場としては舞台が多いのですが、チケットノルマがある場合があったり、自分の力だけでは大きい芸歴に繋がりにくかったり、交友関係や知名度もすぐに広げられないという状況で悩んでいました。そんな中、もっと自分を知ってもらうためにどうしたらいいかと考えていたとき、2018年頃だったと思いますが、友人から「TikTokっていうアプリがあるよ」と教えてもらいました。

当時、スマートフォンで音楽を再生と動画撮影を同時にできるアプリがありませんでした。その点、TikTokは音楽を再生しながら動画撮影ができ、ダンス動画を気軽に撮影できるので便利だったんです。さらに作った動画をプラットフォーム内でいろいろな人に共有できるので、ダンサーとして成長するために投稿を始めました。

それが「面白いじゃん」と感じるようになって続けられたことが、クリエイターとしての第一歩だったかなと思います。

― それからフォロワーも増え、ファンがついてきて、クリエイターとして活動していこうと思われたんですか?

中野: ファンがついたというよりは、どちらかというと、自分の好きなことを発信していく中で、ユーザーから反応が返ってくるのが面白くて。

自分が考えた振り付けを出すことが多かったので、自分のクリエイティブな作品を残せて発信できる場所があるのが楽しくて続けていました。それがいつの間にかお仕事にもつながり、フォロワーも増えていったという流れですね。

― クリエイター活動をされている中野さんですが、スターミュージックで社員として働かれるきっかけは何だったんでしょうか。

中野: 2019年頃だったと思いますが、まだフォロワーが2万人くらいのときに、スターミュージックの社員の方が私を見つけてくれて、「案件で踊ってくれませんか」というDMが来たんです。それが始まりでした。

ショート動画のPRや広告を企業に提案する際はデモ動画を作ることが一般的なのですが、当時はまだショート動画自体がいまほど普及しておらず、振り付けができるクリエイターや、案件投稿を依頼できるクリエイターが多くありませんでした。そういった背景から、案件の依頼をきっかけに、デモ動画を作成や振り付けをやってくれませんか、と声をかけていただき、最初はアルバイトとしてスターミュージックで働きはじめました。

そこから、所属クリエイターさんのサポートまでお手伝いの幅が広がっていき、所属契約の際にクリエイターさんに契約書を噛み砕いて説明するなど、クリエイターさんの契約をサポートする機会も増えていきました。そうして、法務としての業務を少しかじるようになり、「法務にコミットしてほしい」というオファーをいただいたので、法務部の正社員になりました。

― 業務内容を教えてください。

中野: 法務部では、主に企業間契約の契約書作成から締結までを担当しており、私は契約書作成を中心に業務を進めています。

スターミュージックと取引先との取り組みが決まった際、その詳細を契約書にまとめ、お互いのルールや企画、施策に関する重要なポイントを明記します。双方でルールのすり合わせが必要な場合は、たとえば、「以前こうお話しされていましたが、これはどう解釈すべきでしょうか?」や「それはこちらの意図です」といったやり取りを通じて、契約内容を確定させます。

また、契約書の内容を十分に理解し、現場のメンバーとも施策の内容と契約書が一致しているかを確認しています。その他、契約の締結に向けて取引先企業との連絡調整なども行います。

― メディア事業部での業務についても教えてください。

中野: 最近はデモ動画の撮影する機会が多いです。企業さんに提案をするとき、字コンテなどの文字だけでは実際のイメージがわからないことがあります。具体的に目で見える形で提案した方が伝わりやすいんです。実際にクリエイターさんが投稿するような動画のフォーマットに近い形でクライアントさんに提案すると、イメージがしやすく、お互いの認識のズレも少ないです。そこで、企画に沿ったイメージを具現化した動画を自分が撮影し、時には編集もして、提案材料にしています。

現場のメンバーから「こういう提案をしたいので、この概要に合った企画は何かないか?」とプランニングの相談を受けることがあります。その際には、今流行っているパターンや、SNSでバズるポイントなど、クリエイター目線で提案しています。

― スターミュージックの社員として活躍する一方で、クリエイター活動も並行してやられているわけですが、その難しさはどんなところがありますか?

中野: フルタイムで働きながらクリエイター活動の時間を確保することが難しいと感じています。

仕事が終わって家に帰ると夜8時くらいで、そのあと撮影や編集をしています。さらにご飯を食べたりお風呂に入る時間もあるので、もっと自分のやりたいクリエイティブな発想を形にする時間が欲しいのですが、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

最近は1分くらいの少し長めの動画が流行ってきていて、長いダンスの振り付けは、覚えてかっこよく踊るために体に落とし込むだけでも、ものによっては30分から1時間かかることもあります。そこから動画の構成や画角、服装などを考えて編集もするとトータル2、3時間ほどかかりますし、何度か撮影をやり直すこともあるので、時間の使い方が本当に難しいです。Vlogを投稿するときは編集だけで4時間以上かかることもあります。

個人的には毎日投稿したいんですが、ダンス教室の先生もやっていますし、自己肯定感を上げるためにネイルをしたり髪を染めたりビジュアルを整えるのに時間を使っているので、時間が足りなくてなかなかできていません…一日50時間くらいほしいですね(笑)

― スターミュージックには社内クリエイター制度など、クリエイター活動をサポートする仕組みがありますが、それについてどう感じていますか?

中野: クリエイター活動を応援してくれる会社なので、「業務に支障が出ないようにするにはどうしたらいいか」を一緒に考えてくれます。他の会社では業務に重きをおいて、クリエイター活動を受け入れてもらえないところもあると聞くので、クリエイター活動に理解があり、協力的なところはとても嬉しいポイントです。

また、会社が案件の良し悪しの基準を持っていることです。自分が案件を受けるときに、「この内容で進めていいですか?」と相談すると、「こういうことに注意しましょう」とアドバイスをもらえます。詐欺のような案件も増えているので、会社がそういう基準を持っていることで、安心してクリエイター活動ができています。

― 「世界を沸かせる」ために、中野さんが取り組んでいることを教えてください。

中野: 世界を沸かせるためには、まず自分自身や身近な人々が熱意を持って盛り上がっていることが必要だと思います。自分が情熱を持ち、そのテンションを周りの人々に伝えていくことで、そのエネルギーが連鎖し、やがて世界を沸かせることにつながると考えています。

そのため、業務でもSNSでも、自分と周囲がお互いを理解し合える環境を作ることを大切にしています。常に相手のことを思いやり、ポジティブなコミュニケーションを心がけることで、その熱意を共有し、広げていきたいと思っています。

― スターミュージックの良いところは?

中野: 派手な見た目などの自己主張を受け入れてくれる文化があるところですね。私も髪を七色のベリーショートにしたり、蛍光カラーの派手な服を着たりしているんですが、それを誰も否定せず、ときには「かわいいね」とポジティブに受け入れてもらってます。「派手だから変な人」みたいな固定観念を持っている方が少ないのが良いところだと思います。

男性はサンダルや短パン禁止や、女性は過度な露出を控えるなどの最低限のルールはあるものの、個性を発揮しやすい環境だと思います。

― スターミュージックにはどのような人が合っていると思いますか?

中野: 仕事をするうえで、気になったことをすぐに聞いたり、自分から発信できるのが大事だと思っています。自分の意見を持って、「どうしたらいいと思いますか?」と相手に聞くことができる人ですね。疑問に思ったことを早めに解消し、ミスを少なく進めるためにも、引っ込み思案にならず、積極的にコミュニケーションを取れる方が良いと思います。

― 最後に、スターミュージックに興味を持っていただいている求職者の方に向けてメッセージをお願いします。

中野: 先ほどお伝えしたように、仕事とクリエイター活動を両立するには時間のマネジメントなど難しい部分もあります。しかし、クリエイターとしてもビジネスパーソンとしても活躍したいという熱意をお持ちの方には、スターミュージックはとてもおすすめの環境です。プラットフォームの最新情報を得られたり、トレンドに詳しい社員から知見を共有してもらえたりと、仕事をしながらクリエイターとしても成長できる場があります。

また、スターミュージックは多様な個性を受け入れてくれる懐の深い会社です。クリエイターでなくても、日々ハッピーに仕事をしたいという個性豊かな方を求めています。皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています。

― おまけで裏話的なことを聞きたいなと思っています。中野さんといえば、「おとせサンダー」がめちゃくちゃバズったじゃないですか。

中野: そう、あれめっちゃ嬉しかったです。

― 「おとせサンダー」の裏側などエピソードがあればぜひ教えてください!

中野: 「おとせサンダー」はぼっちぼろまるさんが作られた楽曲で、彼がTikTokでバズった最初の曲だと思います。それまで彼の曲はTikTokではあまり知られていなかったと思うんですが、私の作った振り付けが「おとせサンダー」を多くの人に知ってもらうきっかけになりました。

TikTokを見ているとき、たまたまおすすめに「おとせサンダー」の投稿が流れてきて、それをひと目見た瞬間、「この曲は絶対バズる」とすぐに思いました。TikTokには曲にオリジナルの振を付けるダンスクリエイターの方が何人かいるのですが、この曲は振り付け作り合戦になるとわかったので、どれだけ早く投稿できるかがポイントでした。動画を見つけてからずっと曲を聴いて、電車の中や帰り道で振りを考えて、投稿を見つけて5日後くらいにオリジナルの振り付けを投稿しました。そうしたら、別のクリエイターさんもその次の日くらいに振り付けを上げていたんです。そのあと、他にも何人か振り付けを作っていたので、どれがバズるかなという感じでした。

結果的には私の振り付けがバズりました。私の振り付けをやってくれた女の子の投稿がバズったのがきっかけです。その女の子はこれから活躍が広がりそうなクリエイターさんだったと思うんですが、その子の動画がおすすめに載って、私の動画も多くの人に見てもらうことができました。コムドットさんなど、いろんな有名な人も踊ってくれました。

― 多くの振り付け師さんが上げた動画の中から中野さんの振り付けがバズった理由は何だと思いますか?

中野: 2つあると思います。まず、最初に「稲妻に」という歌詞があるんですが、その「稲妻」を両手でL字を作って、親指と人差し指で片手を少し下げて親指を重ねて稲妻っぽい形にしました。この形を上下に動かす振り付けが、新しくて目を引いたと思います。実はこのポーズは、昔のTikTokで天気についての投稿があって、その中で雷のポーズとして出ていたものなんです。「雷ってこういう表現もできるんだな」と自分の引き出しに持っていたので、たまたま振り付けとして使えたんです。

もう一つは、コメント欄で盛り上がったウィンクをするところです。「そして、よみがえりました」歌詞の部分で、片目を閉じる動きをしていて、「ウィンクができない」とか「難しい」とか、そういうコメントが多く寄せられました。ウィンクってできる人とできない人がいるじゃないですか。それが、チャレンジ的な要素に感じられたことがポイントだと思います。

みなさんもぜひ踊ってみてくださいね!

こんなバズの裏側を聞けるのもスターミュージックならではですね!

ショート動画クリエイターも活躍するスターミュージックにご興味をお持ちいただけましたら、お気軽にカジュアル面談にエントリーしてください。

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