1
/
5

【Vol.4】多様性と自主性のコラボレーション_Spoonの働き方紹介

こんにちは。
Spoon Radio Japan採用担当の金でございます🤗


Spoonの日本サービスにおけるマーケティングやCSなどを担うJapan Groupには計17名(アルバイトを除く)のメンバーがいて、勤務地としては韓国本社もしくは日本法人と2ヵ所に分かれています。また、フレックスタイム制度*を使っているため、勤務時間もバラバラです。さらに、日本法人は現在在宅勤務がベースとなるため、在宅勤務メンバーが大半の状況です。

このようにロケーションも就業時間も異なるメンバーたちが同じゴールに向かうために日ごろどのような工夫をされているのか、メンバーのリアルな声を通じてお伝えできればと思います。

※日本法人の勤務時間は基本10-19時固定ですが、業務都合上必要な場合のみフレックスタイム制度利用中です。


Ayaka:Japan Marketing Team Marketing Planning Part Lead & Korea Product Team Research Team / 日本法人勤務

マーケティングリサーチ会社にて、海外調査における各国の調査会社との提携や現地調査のコーディネーション、ハンドリングを担当。その後、英語力向上のため、ワーキングホリデー制度を利用しオーストラリアへ。帰国後、2021年にSpoon Radio Japanに入社。ユーザーリサーチとマーケティング企画を担当中。趣味は海外旅行とフラダンス。


Homare:Japan Service Operation Team CS Part / 韓国本社勤務

日本で大学卒業後、韓国へ。2018年にSpoon Radio韓国本社に入社。サービス開始からの半年でのジョインだったため、ユーザーからの問い合わせ対応はもちろん、イベント企画等マーケティング業務の一部も経験。現在は、ユーザー問い合わせ対応のほか、ユーザーコンテンツの管理を担当。趣味はドラマ鑑賞、KPOP。


Soi:Japan Marketing Team Creative Part / 韓国本社勤務

韓国の大学を卒業した後、MCN系の企業にてYoutube動画の制作や企画、Youtuberの管理などを経験。2020年Spoonに入社してからは、各種広告やステッカーの制作などSpoon日本サービスにおける全てのクリエイティブ制作を担当中。趣味はドラマと映画鑑賞。

空間と時間の制約を乗り越えてワンチームで結ばれる

Spoonのカルチャーを紹介させていただいた際にも話をしていたのですが、日本グループの約半数は東京、残り半数は韓国のソウルで働いています。また、日本法人は10-19時と就業時間が決まっていますが、韓国本社はフレックスタイム制度を利用しており、8-17時、9-18時などとメンバーによって勤務時間が異なります。さらに、現在日本法人は在宅勤務を基本としており、オフィスでの勤務が必要な場合のみ出社をしています。

同じグループであっても直接会ったことが一度もないメンバーもいれば、同じ日本にいてもなかなか顔合わせできていないメンバーもいるなど、ワンチームとしての絆を感じたり強める機会が少ないのは確かです。それでも日本グループがどうやって安定的なパフォーマンスを出しながら様々な企画にもチャレンジできているのか、メンバーの働き方における工夫などを通じて探ってみたいと思います。


Q. 日本と韓国、勤務地が異なるメンバーと一緒に働くことについてのメリット・デメリットを教えてください。

Ayaka:私はマーケティング企画とユーザーリサーチ業務を兼務しており、本社のリサーチチームにも所属しているため、韓国にいる日本グループのメンバーだけでなく、韓国やアメリカのサービスを担当するメンバーとのコミュニケーションも多いです。言語もバックグラウンドも異なるメンバーたちと一緒に働くことは、その分多様な価値観が学べるということでもあると思います。また、その現地の文化や事情、トレンドなどについて知ることができるので単純に楽しいというのもあります。もちろん、同じSpoonであってもエリアによってマーケットも違いますし、施策の詳細も異なりますが、そのような違いが知れることは、広い視野を持つことに役立っていると思います。

反面、一度にメンバー全員が会って顔を合わせることができないことや対面だったら簡単にできるスモールトークなどが気軽に行えないということはやはり残念なところですね。

Homare:デメリットについては私もAyakaさんの意見に近いです。業務上関わりがない限り、チーム全体の会議などでのコミュニケーションだけに留まりやすいので、他のチームやパートのメンバーと仲良くなれるきっかけづくりが難しいと思います。

しかし、オンライン上でのコミュニケーションに困ることがないよう、多様なツールなどが取り入れられている環境なので、必要があればすぐにコミュニケーションが取れるのはいいところだと思っています。また、どちらかの国が祝日の際に、サービス提供やユーザーサポートに空白がないようにお互いフォローできることは逆にエリアが異なることのメリットかもですね。

Soi:お!メリットについてはHomareさんと同様です。日本と韓国、どちらかが祝日の際にフォローし合えることはいい点だと思います。また、私は物理的距離があってもネットを通じて心の距離を縮めることは十分できると思うタイプなので、その辺はそこまで不便には感じていないですね。

あと、これはメンバーと働く上でのことではないですが、日本サービスにおけるクリエイティブ制作を韓国で行っていることについての難しさは大変感じています。日本と韓国ではトレンドも異なりますし、ユーザーに好まれるデザインも異なるので、韓国に居ながら日本のユーザー向けのデザインを行うことがかなり難しいです。以前、新年ステッカーの制作を行った時の話ですが、日本での生活経験がない私は日本のお正月文化についての理解がほぼなかったため、かなり苦労した記憶があります。このような経験を踏まえて、より日本のユーザーに好かれるクリエイティブ制作をしていくために、日本にいるメンバーの意見やユーザーの声を吸い上げるように頑張っているところです。


Q. 各自勤務時間が異なってますが、日ごろの業務上メリット&デメリットと思うことについて教えてください。

Homare:私は8-17時勤務なので、日本法人のメンバーが仕事をはじめる10時までの間、集中して作業が行える時間がつくれています。他のメンバーたちと被る時間帯は会議やメンバーとのコミュニケーションに当てているので、タスク管理やパワーのかけ方の調整にメリハリが付けられている感じです。

ただ、結局退勤後もSlackをみてしまう・・・という癖は捨てられていないですね。メンションされなくても退勤後Slackで色々とやりとりが行われているところをどうしても確認していまいますが、定時後のことは明日確認する!ように心掛けています。

Soi:先ほど話した内容と同じかもですが、自分が対応できない時間帯に他のメンバーからフォローしてもらえるというところは良いところかと思います。

しかし、その分、予定しなかったミーティングを急遽行うなどのことは難しいですね。ということもあり、事前に十分にコミュニケーションを行ったうえで会議を設定したり、会議が伸びないようにきちんと事前準備をしてから会議に参加するようにしています。

Ayaka:勤務時間が異なることにおけるメリットやデメリットは特に感じていないかもです。ただ、相手の勤務時間に合わせたコミュニケーションを行うということは心掛けています。


Q. 母国語の違い、勤務地や勤務時間など多様なバックグラインドや働き方を持つメンバーと働くことの楽しさと難しさについて教えてください。

Soi:育った環境やおかれている環境、属している文化の違いが知れることはやはり面白くて楽しいです。メンバーそれぞれが異なるバックグラウンドを持っているので、各自斬新なアイデアを出してくる、Spoonはそれが可能なカルチャーと雰囲気なのでその辺がすごく好きです。

難しさについて強いて語るなら、母国語が異なるため、日本語ネイティブメンバーとの意思疎通においてたまに困ることがあるというくらいですかね。

Ayaka:私も基本Soiさんの意見と同じです。ちょっとした「日本」に関するコミュニケーションや韓国で今流行っているものなどについて話すことは楽しいですね。私はオーストラリアへの留学経験があり、もともと色々な国やバックグラウンドを持った人たちと触れ合うことが好きでした。同じトピックでも全然違う意見が聞けるなど、世界観を広けられるからです。それが自然と行える今の状況とSpoonのカルチャーは私も好きです。

反面、私はリサーチ業務は基本英語で行っているため、英語でのコミュニケーションも多く発生しますが、その際には言い回しやニュアンスなどかなり気をつけています。ミスコミュニケーションの防止や相手の立場や感情などを配慮するということはどの言語を使うにしても一緒だと思うので、ネイティブではないということもありその辺は常に気を付けています。あと、私は韓国語初心者ですが、韓国本社メンバーとのやり取りも多いので、やはり少しでも韓国語が話せたらもっと物事がスムーズにいくのではないかと思うこともよくあり、最近韓国語勉強も頑張っています。

Homare:母国語の違いによる不便などはほぼ感じていないです。そこはメンバーみんなが当然のようにお互い助け合うという認識を持っているからですね。私はこの辺がすごいなと思います。

ただ、日本グループ内でのコミュニケーションは円滑ですが、韓国本社の開発メンバーたちとのコミュニケーションは大変です。日本グループやユーザーの声を届けることで日本のユーザーにより楽しくサービスを利用してもうらうために、開発メンバーとの会議やレポート提出などを行っているのですが、普段使う語彙とは異なるエンジニアリング単語が飛び交いますし、職種の違いから課題に対する考え方のなどが根本的に異なるなどもあり、かなり難しいところです。Ayakaさんの話通り、ミスコミュニケーションを減らすために工夫が必要というところは確かにあります。


業務プロセスの改善と文書化を通じて図る業務効率の最大化

これまでに3人が述べてきているようにSpoonには多種多様な働き方とコミュニケーション方法があります。しかし、多様性=効率化ですよね。数多い多様性を活かしながら最大の業務効率をあげるためにどのような工夫をしているのかも聞いてみたいと思います。

Q. 今の働きの中で業務効率をあげるために意識していることを教えてください。

Ayaka:遠隔でのミーティング多いため、その分やはり効率は落ちると思います。隣にいるなら5分話して決められるものを、予め会議を組まないといけないことなどもあったりします。しかし、メンバー個々の意識が高いといいますが、いわゆる仕事ができる人が多くて、物事をテキパキと進めることができてます。議題について各自意見を出し合い、最善を選び、各自担当タスクを着々と進めるというのは当然のものですが、Spoonは特に推進力や自主性抜群の組織なのでこの当然なことを最大の効率で進められていると思います。ということから私自身もいつもスピードと効率化については多角度で意識しながら仕事しています。

Soi:私がいるCreative Partではちょうど今業務プロセス改善を行っています。一番最適な業務プロセスを構築するために、日ごろ業務を進めていくなかで感じた課題を取り上げ、改善方法を探している真っ最中です。前職では、改善が必要と思うことについて意見を出したら話はきちんと聞いてくれるものの、実際改善に向けるアクションは無かったのですが、Spoonでは最速ではなくても改善のための努力とやる気を見せてくれる組織なので、自分も積極的に業務改善に取り組むようになりました。

Homare:ちょうど私のいるCS PartでもPartとして業務内容のドキュメント整理を進めているところですが、私は個人的にも業務効率化のために、タスクの文書化を意識しています。私はSpoonで約3年ほど働いていて、その分やってきた業務も多く、携わっているものも多いです。いいのか悪いのか、私しかできない業務もあります。このままの状態だと属人化が進み、組織としてナレッジの共有などが難しくなりそうと思ったのと、頻度が低い業務遂行時の時間ロスを防ぐために、業務内容をきちんと文字として整理・記録・共有できるようにしています。


Q. ここは改善していくと良さそうと思う働き方や勤務環境について教えてください。

Soi:私は何かしらの企画やイベントなどが決まったらその内容に合ったクリエイティブを制作する立場なので、今後のスケジュールについてできる限り早めに共有してほしいなと思います。スタートアップというのものあり、社内はもちろんマーケットの変化も激しいため突撃的なチャレンジも多いのは仕方がないのですが、突然聞かされてビックリすることが多いというのも正直なところです。実行有無や詳細スケジュールは後にするにしても、今後の方向性や取り組み始めることについての計画やスケジュールはできる限り早めに共有してもらいたいですね。

Ayaka:これまでは組織が小さい分個々のメンバーが多様な業務を各自のやり方で取り組んできていたと思います。しかし、今は複数のチームとパートが出来上がっているので組織構成に沿って業務フローを確率していく必要があるかと思います。細かいやり方や方法は状況に合わせて都度メンバーと相談しながら進めても問題ないと思いますが、チームやパートがベースとなる共通の考え方や指標、フローなどを持つ必要があるタイミングが来たと思うので、このような取り組みも本格的に始めていけたらと思います。

Homare:Ayakaさんの話と通ずるところですが、業務の属人化を解消できるようなフローの構築、ナレッジやノウハウの文書化をより積極的に進めていくといいかと思います。また、組織が大きくなったとは言えどもまだ少人数なので、各自独立して行う作業もまだまだ多いかと思います。こういう時困るのは、相談できる相手がいないということ!壁打ちの相手がいなくて、自分の判断が正しいのか不安になったりすることも多々あります。今後のこのようなことを減らせられるようAyakaさん言う通り、チームやパートがベースとなる共通の考え方や指標、フローを確率していけたらと思います。


Q. Spoonでの働き方を一言で言うと?

Ayaka:「全力疾走」ですね。Spoonでは常に120%で走る感じです。私は担当しているユーザーリサーチ業務の特性上、自分のペースで仕事ができないというのもありますが、何事においても常にパワーエンジンフル稼働です!

Homare:「自分が動けば変わる」と言えます。当然のことですが、自分次第で変えられることがたくさんあり、その取り組みの仕方も自分で設計していけます。ただ、そのためには、簡単にくじけないということが大事かもですね。意思を持って最後まで諦めずやり通せば、きっと変えられます。

Soi:ちょっとHomareさんと似ているかもですが、「恐れずやればできる」ですかね。私は完全な心配症です。入社直後の話ですが、バレンタインデーを目前にしていて、早速関連する広告制作が任されました。ステッカー販売が売上に直結する、これでユーザーがどれだけ来てくれたか分かってしまうなどなど・・・思っただけで取り掛かる前から大変プレッシャーを感じました。でも、全力で取り掛かった結果、良い数字と反応が得られました。いまだに心配症ではありますが、このような経験を重ねてきたことで、今はかなりのチャレンジャーになってきた気がします。


こういう方はSpoonにぴったり

改めてインタビューを通じてSpoonのメンバーがいかに全力投球しているかがわかりました。何とかこの熱い思いと雰囲気がお読みいただいているみなさんにも伝わると幸いです。

今日も最後に、将来の新しい仲間に向けて、Spoonで活躍できる方のイメージについて語ってもらいたいと思います。

Q. Spoonで活躍できる人は?

Homare:積極性があり、これもやりたい・あれもやってみたいなど挑戦したいことが多い方だとSpoonで活躍できると思います。自分が動けば変わるという話をさせていただいていますが、まさにその通りの組織なので、全力でチャレンジしていきたい方・主体性をもって最後まで自分の力でやり遂げるという経験を求めている方だとモチベーションがあげられるところかなと思います。

Soi:しっかり自分の意見を持てる方、そのうえ、多様な関係者と円滑にコミュニケーションが取れる方ですかね。Spoonは会社として持っているヒストリーやデータがまだ少ないです。そのため、メンバーからの提案や意見は良いサービスづくりのために必ず必要です。また、その過程において、様々な価値観と考え方を持つメンバーとのコミュニケーションが発生するため、自分の意見を持つことと相手の話や意見を尊重できる姿勢が必要です。独りよがりの白黒極端な意見を主張するのではなく、自分の考えや意見に自信を持って積極的に周りに伝えられる方は、どこでも活躍できると思いますが、特にSpoonだと大変活躍できるかと思います。

Ayaka:Soiさんの話と近いかもですが、目の前の課題を直視し、自分で改善策が考えられる方ですかね。その上で、自分の意見について述べる・相手の意見を柔軟に受け入れられることが重要かと思います。Spoonでは上司から細かく業務指示を受けて、その通り淡々とタスクをこなすというようなことはほぼないです。自分の仕事に対して自ら目標を立てて、自分で最適な方法ややり方を見つけながら進めることが当たり前のところです。なので、自走できることを意識できる方に来ていただきたいと思います。

いかがだったでしょうか。Spoonの多様な働き方とともに、メンバーがどのような思いを持って、何を大事にしながら仕事しているのかが少しでも伝われば幸いです。

それでは今日はここで終わりにさせていただきます。

また次回の投稿も楽しみにしてください🎶

2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Sayuri Yamazaki's Story
Let Sayuri Yamazaki's company know you're interested in their content