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【社員紹介#15】マーケチームを立ち上げた女性マネージャーに聞く。防災ベンチャーならではの手法とは

こんにちは!

AI技術を活用し防災や危機管理に関するソリューションを提供する株式会社Spectee(スペクティ)で広報を担当している平川です。

今年も残すところ2ヶ月。季節は秋になり、過ごしやすい気候になりましたね。朝晩は冷える日も多くなってきているので、体調管理に気を付けつつ、それぞれの「秋」を楽しみたいものです。

さて、今回は3年前にマーケティングチームを立ち上げた女性社員のインタビューをお届けします!

現在マーケチームは、私も含め女性3人のチーム編成になっています。スペクティならではのマーケティング方法や、立ち上げからこれまでの経緯など詳しく聞いてきましたので、ぜひ最後までご覧ください!
(これまでの社員インタビューはこちら

【プロフィール】
名前:佐藤彩那
所属:マーケティングチーム
出身:徳島県
趣味:読書、たべるのむつくる、生産者巡り etc

"防災・危機管理という分野に可能性を感じた"

Q.スペクティに入社したきっかけや、これまでのキャリアについて教えてください

新卒では人材系の会社で営業をして、その後、さまざまな角度で事業に関わりたい思ったので、ベンチャー数社でサービスの立ち上げや業務フローの構築、マーケティングなど幅広い業務に関わってきました。

その過程で、顧客接点や見込み客のデータベース作り・運用などに関心を持つようになって転職を考えている時期に、友人を通して代表の村上さんを紹介いただきました。それまでスペクティのことは知らなかったのですが、村上さんと何度かお話しする中で、防災・危機管理という分野に可能性を感じるとともに、真面目な方だなと思いました。元々いろいろ整っていない中で仕組みやルールを構築していくのが好きだったので、当時、マーケティング担当者が不在で「やることいくらでもありますよ」とおっしゃっていただいたのは魅力に感じました。また、セールスとマーケティングは溝が生まれやすいのですが、目標のために一緒になって働ける組織にしていきたいという村上さんのスタンスに共感したのも大きかったです。

"立ち上げから3年でやってきたこと、今やるべきこと"

Q.マーケティングチームの立ち上げについて、どのようなことから始めたのでしょうか

まずは取り組んだのは、業務全容の把握スケジュール化です。数名が兼任して業務を回していたので、会社のマーケティング活動の全容やスケジュールを把握している人が誰もおらず、来週のイベントの準備を今週やる!という状態でした(笑)。各自にヒアリングしてマーケティングカレンダーを作成・運用することでスケジュールが可視化され、数か月先の施策を考えることができるようになっていきました。

また、Webセミナーなどのオンライン施策にも着手しました。私が入社したタイミングは1回目の緊急事態宣言が発令された直後だったのですが、それまでメインだった展示会などのオフライン施策だけでは集客が難しくなってきていました。当初は手探りでしたが、今ではノウハウがかなり溜まってきていて、新しくオンライン施策を始める代理店の方などに相談いただくこともあります。特に、ここ数年でリアルとオンラインの組み合わせは重要なポイントになっているので、早い段階で着手できたのはよかったですね。1年前からはメールマーケティングにも取り組み始め、順調に成果がでてきています。

Q.現在行っている業務について教えてください

今年で立ち上げ3年目になりますが、業界によってはまだまだスペクティを知らない方も多いので、引き続き、スペクティがお役に立てそうな方々に認知していただくことや、毎月安定的にリードが入ってくる施策を進めています。

また、スペクティのプロダクト(Spectee Pro)は、他に似たようなサービスがあまりないので、デモを見てもらわないと「どんなサービスか」「何ができるか」が伝わりにくいものなんですよね。なので、なるべく実物を見てもらう機会をどう作るかというのを考えながら取り組んでいるところです。

"ファッションでやってはいけない業界だからこそ"

Q.toB、また、スペクティだからこそのマーケティング方法はありますか?

防災という分野は「ファッションでやってはいけない業界」だと思うんです。「儲かるから」「流行っているから」という中途半端な気持ちでやる領域ではないです。人命に関わる事業ですから。広報の平川さんともよく話しているのですが、スペクティはブレずに取り組んでいますし、社内にいても言動が一致している企業だと感じます。そういうところは、しっかりと伝えていきたいですね。

toB(toCと比べて)という話だと、企業様が相手なので、ノリで買うということがないんですよね。toCのように急にバズる!ということはほぼありません(笑)。担当者が良いと思っても、社内で予算をとったり稟議を上げたりする過程が必要なので。つまり、リードタイムは長く、担当者が導入するための理由を言語化できる状態まで、スペクティのことを忘れないようにする必要があります。もちろん、マーケティングだけでできることではないので、他チームと協業しながらになります。コツコツ数字を見ながらやっていくので、マーケティングにおいての再現性みたいなものはtoCよりは高い傾向にあるんじゃないかなと思います。

Q.仕事をするうえで心がけていることはなんですか?

お客さんやその業界のことは、なるべく知ろうと思っています。展示会に行ってブースで説明することもあれば、営業の議事録を見て同席させてほしいということもあります。会社によって異なりますが、マーケティング業務って、社内にいるとリードをだたの数字として見るようになってしまうので、これができる環境ってすごく大事だと思うんです。スペクティは全チームメンバーが顧客を理解しようという社風があるので、インサイド・フロントセールスチームの方々も協力的。議事録も丁寧に書いてくれますし、すごく助かります。あとは、部署間の連携のため、イベントやコラムの情報などはなるべく早めにシェアしたり、発信したりするように心がけています。

"一緒に取り組みたいと思ってもらえるように"

Q.最後に、今後の目標を教えてください

前提としてマーケティングチームの主なミッションというのは、会社の認知を上げ、サービスに関心がある方を集めてくることだと思います。質の高いリードを作っていくためにも、多くの人にスペクティという会社を知ってもらい、「信頼できる会社だ」と思っていただきたいなと。災害は命に関わることですので、我々が軽い気持ちではなく、しっかりとした思いを持って仕事に取り組んでいる部分をもっと発信していきたいですね。

また、世の中全体の防災や危機管理に対する意識を高めていきたいです。昨今の情勢を受けて、BCPやサプライチェーンリスクへの注目は確実に高まってはきているものの、体制づくりや具体的な取り組みが不十分な企業様がたくさんあります。スペクティの認知度を上げて良質なリードを獲得することも大事ですが、それ以前に、メディアや他の企業を巻き込んで防災・危機管理を業界的に盛り上げ、重要性を浸透させていくことが重要だなと。その上で、「スペクティとBCPやサプライチェーンリスクに一緒に取り組みたい」と思ってもらいたいですね。


・おまけ

大学では神経科学について学んでいたというリケジョかつ多趣味な佐藤さん、ここ数年は小麦粉の品種(タンパク質の含有量、灰分量の違いなど)で、どれだけ味や食感が変わるか実験しながらスコーンを作るのにハマっているそう。佐藤さんのお話は毎回聞くたび新鮮で楽しいです♪ By平川 


暑さも落ち着き活動しやすい秋は、やる気も起こりやすく、集中力も持続しやすいといわれています!
実は私、この秋に新しい資格を取得しました!次回はその資格についてご紹介します。お楽しみに!

[Spectee会社情報]

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代表取締役CEO・村上建治郎 Twitter→@kenmurak

取締役COO・根来諭 Twitter→@n563104

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