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【インターンレポートvol.8】「目的を意識して考える」~ 1年半のインターンで得た経験と成長!

こんにちは!マーケティングチームインターンの吉川結衣です。

スペクティでは約1年半、インターンとして働きました!
4月からは社会人となり、テレビ局で働く予定です。

今回は、学生インターンの視点から、スペクティで経験できたことや学べたことなどをお伝えします。


【プロフィール】
大学:上智大学文学部
趣味:お笑い鑑賞、動画編集、ドラム、プリン巡り。最近は、ペットのカエル飼育に夢中です!
所属:マーケティングチーム

マーケティングチームは「スペクティのサービスを必要とする企業や組織のご担当者様に魅力を発信し、いかに認知してもらうか」ということを目指して、様々な業務を行なっています。詳しい業務の内容は、こちらでレポートしています。

「防災を本気で取り組む」最先端を目撃!

私は、高校生のときに東日本大震災で被災された方のお話を伺う機会があり、その時の経験をきっかけに、報道に興味を持ち、大学ではジャーナリズムを専攻しました。

▲大学の留学生と一緒に東北に伺ったときの写真


私がスペクティにインターンしたいと考えたきっかけは、スペクティ創業の原点が、東日本大震災にあるということを知ったことでした。

代表の村上さんは、東日本大震災のボランティア時の経験からSNSによる情報収集に着目し、「必要な情報を」「必要な時に」「必要な人に」「最適な状態で」提供することを使命としてスペクティを立ち上げたという経緯をカジュアル面談の際に聞いて衝撃を受けたのを覚えています。

私が当時憧れていた記者の仕事も、現地情報をメディアを通じて広く一般の方々に届けるということではもちろん重要な役割を果たしていますが、
一方で現場に足を運び情報を得るのには時間がかかりますし、いかに”他局よりも早く”視聴者に情報を届けられるかが特に優先されている印象もあり、災害時の対応を判断する方々のために最適化されている情報かと言うとそうではないのかもしれないと感じました。

スペクティのサービスは、AIの技術を活用して、本当に必要とされる情報を素早く届けるという点で、マスメディアにはできないことを実現していると感じ、より興味が湧いてインターンとしてジョインすることを決意しました。


▲展示会や代表の講演を見学し、会社やサービスについて理解を深めることができました。

個人的にベンチャー企業と聞くと、いかに収益を出せるかということに重きを置いている企業が多いイメージがありましたが、スペクティは防災・危機管理の課題解決をどうしたら実現できるかを追求するということにとにかく重きを置いており、結果的に契約社数・収益ともに増加しているという状況を内部から感じることができたのはとても貴重な経験だったと感じます。

特に印象的なのは、契約が決まった後のお客様とも定期的にコミュニケーション取り、更なる課題追及をして、その課題が解決されるにはどんな機能や技術が必要なのかをチームの垣根を越えて試行錯誤している光景は本当にすごいと思います。

また、社内メンバー同士の日常コミュニケーションでも国内外の災害や気候変動に関する情報が日々能動的にシェアされていて、目の前の業務と直接的には関係のなさそうな危機情報にも関心・感度が高いメンバーで構成されているのもスペクティの魅力の一つだと思います。

このような、防災分野の課題を本気で解決しようという想いをもったメンバーと触れるうち、「危機を可視化する」という会社が掲げるミッションに、共感しながら熱意をもって業務に取り組むことができ、私自身も災害への知識をより深めたいと思い、今年2月に防災士の資格を取得してまた一歩踏み出すことができました。

▲役員の方がおすすめしてくださった「気候変動」を題材にした本。
知識が豊富な社内メンバーがおすすめの本を紹介してくれます!


「目的を意識して考えるがついた!

私が所属していたマーケティングチームで、業務を通して最も身についたのは、「目的を意識して考える癖」がついたことです。

この考え方は、チームマネージャーが重視している考え方で、配属された当初から様々なシーンでその重要さを教えていただき、今では業務シーンだけでなく日常のあらゆるところでその重要性を実感しています。

目的を意識することの重要性を特に実感した2つの事例を以下にてご紹介します。

▲マーケティングチームマネージャーの佐藤さん(左)と!


「業務」の目的を意識して考える

マーケティングチームでは新しい業務を受け持つときに必ずその業務が「何のために行うことなのか」という目的をセットにして説明してもらえます。

例えば、Excelを使って細かな情報を整理する作業も、業務内容だけ先に聞くと地味な作業と感じてしまいますが、その後のマーケティング活動において、その整理したデータがあることでどんな効果が得られるのか(目的)を合わせて説明してもらうだけで一気にその作業の面白みが増しました。

結果的に作業への理解が深まり、作業の中で改善できそうな点なども自分たちで考えることができて効率を上げながら取り組むことができたのもこれから社会人になっていく上での自信につながりました。


「伝わる」を意識して「伝える」

これまでサークル活動などでは意識してこなかったのですが、スムーズなコミュニケーションを行うために、自分の意図が伝わるように工夫をすることがいかに大切であるかを学ぶことができました。

私は業務の中で分からないことが発生した時に、背景や意図まで伝えずに「〇〇について教えて欲しい。」と端的に聞いてしまうことが多かったのですが、当然相手からすれば背景が分からないため、端的に回答しか得られません。

結果的に本当はもっと効率の良い方法があったことを後から知って、最初から聞いておけばよかったとなることがあり、ちゃんと背景や意図も含めて聞くことでお互いに齟齬のないコミュニケーションができるということを、実際の業務の中で考えることができるようになりました。

また、ツールを活用して情報をまとめる際も、当初のころは自分だけが分かればいいようにメモを残していることが多かったですが、途中からジョインしたメンバーでもスムーズに作業に取り掛かれるようにという目的を考えるようになってからは、経緯や背景などを丁寧に残しておくという考え方もできるようになりました。

▲定期的に開催していただけるインターン生向け勉強会の様子。

以上のように、様々シーンで“目的”を意識して考えるだけで、やりがいを持てたり、ミスを少なくすることができたので、社会人になってもこの意識を更に高く持っていきたいと思います。

今後も、必要な人に、必要な情報を届けたい!

4月からはテレビ局で働き、(配属次第ですが…)人の命を守る「防災」を伝える仕事に携わりたいと考えています。

スペクティのサービスと、多目的多数に発信を行うマスメディアとでは、役割が異なる部分もあります。

しかし今後も、スペクティでの経験を生かして、
「防災のために何ができるのか」という目的を見失わずに、マスメディアにできる最善の方法を考えていきたいです!

そして、スペクティのメンバーの方々のように自分を突き動かす想いや原点を大切にしながら、挑戦し続ける人になりたいと思います!

▲スペクティの最寄駅・四ツ谷付近。春になると桜がとても綺麗です!

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