スペースリーは2021年11月にサービス開始から5周年を迎えました!
これを機に、コーポレートメッセージの進化や、よりリッチな表現が可能となった新規機能の発表、そして、オンライン配信にて5周年イベント「Spacely Connect 2021」も開催されました。
全社で一致団結して開催した5周年。
濃い裏話がたくさんあり全て取り上げたいのですがそれは難しいので、今日は特に大大大活躍だったデザイナー&マーケティングのメンバー4人に座談会形式でインタビューします! 人事/広報の養安(@ayoan_0121) が、タイトなスケジュールでの進め方、大変だったこと、ハプニングエピソードなどを聞いてきました。
イベント開催の進め方やあるある話を聞きたい人、計画中の企業さんの参考になれば嬉しいです!
スペースリーの中の人柄や仕事の進め方のイメージも沸くと思いますよ^^
※この記事は2021年12月に作成されたものをリメイクしwantedlyに転載しています
目次
- 5周年イベントの背景
- 5周年イベントのために準備したこと
- 座談会 ~怒涛のイベントをどう乗り越えたか~
- 入社早々のデザイナーがいきなりの大役を任される
- オンラインイベント動画は超短納期で当日に完パケ納品
- タイトなスケジュールでも効率よく進めるスキル
- 全員が主体性高く前向きに取り組んだ結果が成功に
- 最後に
5周年イベントの背景
まずは今回の5周年イベントの背景から。
サービス開始から5年でなんと6,400ユーザーの方々にご利用いただき、業界トップシェアにまで成長しました。提供企業様も全国に広がり、スペースリーの営業拠点も東京・大阪・福岡に増えました。
ローンチ当初の特徴は簡単にVRコンテンツを作れることでしたが、その後も研究開発を重ね、簡単なだけでなく業務効率化や売上アップなど、顧客の事業への貢献度の高いプロダクトへと躍進。
空間データを活用することでデジタルツインとしてのポジション確立し、事業者のDX推進を更に拡大できるプロダクトを目指し、「どこでもかんたんVR」から「空間データ活用プラットフォーム」のスペースリーへと、コーポレートメッセージを進化させました。
このような進化の背景があり、顧客事業者様への感謝を込めて、これまでの成長の軌跡と今後のプロダクト開発の展望、業界のDX化について発表する場を設けることになりました。
5周年イベントのために準備したこと
・・・・細かいものはもっとありますがここまでにしておきます。笑
準備したもの全てをじっくり聞きたいところですが、いくつかピックアップして座談会で聞いて参ります!
ではお待ちかね、大活躍だったデザイナー&マーケティングメンバー4人による座談会です!
座談会 ~怒涛のイベントをどう乗り越えたか~
① 小太刀御禄:デザイナー(上段左)
② 恩田智澄:デザイナー(下段左)
➂ 山岸勇毅:マーケター(上段右)
④ 田村友莉:マーケアシスタント(上段真ん中)
⑤ 養安あゆみ:インタビューワー(下段右)
入社早々のデザイナーがいきなりの大役を任される
養安:改めて皆さんお疲れさまでした!
何から聞こうかな。そうだ、個人的には5周年特設サイトが感動しました!載ってたインフォグラフィックスもかっこよくて。
山岸:僕は直接関わってはいないんですが、インフォグラフィックス作成はたしか9月後半から始めましたね。セールスやカスタマーサクセス周りのデータを集めて、どのデータをどのように使い、どう見せたいかなどの内容を精査して‥。
そしてそのインフォグラフィックス化という大役を入社早々の恩田さんがデザイナーとして任されたと。
小太刀:恩田さん大変でしたよね。10/1に入社したばかりで、スペースリーの歴史や機能の理解もままならない中で進めていただいたので‥!
インフォグラフィックスから始まり、その後の5周年イベントという大波に恩田さんが小舟に乗って巻き込まれていく感じでしたね。笑
恩田:インフォグラフィックス検討ミーティングに参加しても、正直言うとちんぷんかんぷんでした。笑 小太刀さんに質問しまくってサポートしてもらえたので助かりました。
でもデータをいただいた後、デザイン部分は案外サクッと決まったんです。
山岸:たしかに、数値修正はあったけどデザイン修正はほぼなくて、スムーズでしたね!
恩田:事前にイラレでデザインを作っておいて、それを見ながら森田さん(CEO)と直接話せてたんです。そこでデザインのイメージができたのであまり迷わなかったです。代表と初期段階でのすり合わせからできたのは進めやすかったですね。
養安:事前準備と最終決定者との早い段階からの具体的なすり合わせが鍵だったんですね。
恩田:あとクリエイティブ面でプレスリリースやアイキャッチなど、自分の中で入社早々から色々と実験できていたのも良かったですね。
スペースリーのブランドを上のステージに上げるにはどうしたら良いのだろうか、と。 具体的にはその解決策のひとつがカラーリングでした。コーポレートカラーのピンクとパープルはデザイン的には少し難しい組み合わせだけど、それらのグラデーションや、またブラックやホワイトを積極的に使うことで、イメージを垢抜けたシャープなものにできそうだなと。
そのトーン&マナーを、森田さんや皆さんと入社早々から共有できていたのが、インフォグラフィックス化のスピードに繋がったと思います。
養安:あと5周年特設サイトのLP制作は小太刀さんが先頭に立ってディレクションしてくれていましたよね。
小太刀:私は開発側でUIUXデザインをしてきた人間で、正直なところディレクション業務に慣れてなかったので、今回ので学ばせていただいたなと思ってますね。LP制作を依頼した、普段からお付き合いのある外注の方々には助けられました。
山岸:5周年特設サイト以外でも今回のイベント関連で作ったLPいくつかあるんですけど、どれも制作が上手く回ったのは、小太刀さんの取りまとめが上手だったからだと思いますけどね!
小太刀:いやいや‥。あと実装確認でも慌てましたね。静かなLPではなくゴリゴリ動くタイプだったのでなかなか大変で‥!
レスポンシブにはしていても、閲覧環境はばらばらなのでどこに帳尻合わせるか考えたりとか。その辺りも学ばせてもらいました。
オンラインイベント動画は超短納期で当日に完パケ納品
養安:どれも苦労があったと思いますが、その中でもトップで大変だったことは??
山岸:それはもう「Spacely Connect 2021」イベントの動画制作ではないかと! とにかくスケジュールがタイトだった。
養安:2時間超の大作でしたしね! しかも前回の3周年イベントはコロナ前でリアル開催だったので、オンライン配信での開催は初の試みで。
イベント開催は11/30で当日オンライン配信でしたが、動き始めたのはいつ頃ですか?
小太刀:いろんなことが並行して走っていたので、イベントのコンテンツ内容に着手した頃には既に秋でしたね、10月中旬とか。
田村:顧客事業者さんにも出演してもらうため、その調整でカスタマーサクセス側でも動いてくれててそれも大変そうでしたしね。そんなこんなで具体的なコンテンツまで確定したのは10月末だったと思います。
山岸:メインとなる映像の撮影日が本番まで1週間という状況で。本来は撮影から編集完了まで1ヵ月かかるものらしいのですが、1週間で進めましたw
小太刀:恩田さん普段は島根県からフルリモートですが、撮影~イベント当日までの1週間は東京きてホテル暮らしをしてもらいましたね。
養安:クオリティ高い動画で驚きました。当日の撮影ってどうやって進めたんですか?
恩田:コンテンツはもちろん自分たちですが、撮影はプロの力も借りました。クロマキー合成の知見が社内になかったのと、あと映像編集はプロにお任せしたかったので、社外の方に協力いただくことにしました。
でも初めての取り組みなのですぐに依頼できる人脈があるわけでもなく‥
小太刀:たまたま私のフリーランス時代の知り合いでクロマキー合成の経験がある人がいたので数年ぶりに連絡を取りまして。奇跡的にスケジュール空いていて本当に助かった‥!
養安:小太刀さんの人脈が活かされたんですね!
恩田:10月末にその方々とコンテンツの共有、撮影手法、スタジオ手配、機材の準備など打合せしました。もう時間がタイトだったので、とにかく間に合うように撮影機材などはシンプルにしました。
そこである程度の方向性が決まり少しホッとしたところはありましたね。まぁそこからが怒涛だったわけですが。笑
小太刀:撮影後、編集動画が出来上がる数日前に、恩田さんがSlackでコンテンツと時間詳細を箇条書きにして何か社内に周知してましたよね。
恩田:あの時ストーリーボードを作ってまして。もしあとから修正が見つかった場合テキストをちょっと直すだけでもレンダリング必要になりますし、それ以降の修正は無理なので、社内の関係する人に最終チェックしてもらえるようにしました。
たしか人材の「材」の字を「財」にするかどうかを中嶋さん(COO)と最後まで考えあぐねたような。
小太刀:これ以上あとからの修正はできないぞ、という危機迫る雰囲気を感じていました‥! 恩田さん&田村さんが修正タイミングにも気を使っていただいているなと。
田村:約2時間の動画でクロマキー合成有だと、下手すると半日ほどの時間がレンダリングにかかってしまうんです。このぎりぎりのスケジュールの中で、直前で修正が出たらもうアウトですからね‥
山岸:恩田さんたち普通の顔してましたが、このとんでもないスケジュール下でよく平然と進めてましたよね。近くで見てた自分の方が気分悪くなるかと思いましたよ。笑 ほんと凄かった‥まさにプロですね。
恩田:逆に傍から見てる方が心配だったりしますよね。笑
養安:恩田さんの経験の豊富さとプロ魂に救われましたね。
それで直前にどうにか、「Spacely Connect 2021」イベントで当日流す編集動画が出来上がったわけですね!
田村:イベント前日に恩田さんが動画編集さんのオフィスに行ってくれ、私は電話でやりとりと最終確認し、レンダリング作業をしてもらいました。
その日中の納品は間に合わず、イベント当日に完パケ(納品動画)をもらうことに‥。
山岸:そうか当日取りに行ったんでしたっけ?!
田村:そうです~当日の朝に。本当にぎりぎりでした。笑
「Spacely Connect 2021」イベントは17時からでした。通信環境が多少乱れる部分があってヒヤッとしましたが、大きな問題なく配信も終えられて良かったです。
タイトなスケジュールでも効率よく進めるスキル
山岸:あと新聞広告も恩田さんにお願いしてましたね。カラー全面の。
他にも集客DM等のスケジュールもあった中でしたが、急遽掲載できるとなったから無理やり差し込んでしまって‥
恩田:たしかに新聞全面もボリュームのインパクトありましたね。
山岸:もう雑な構成で丸投げしてしまい申し訳なかったです‥
でも2~3日で上げてくれましたよね?
恩田:いやいや、山岸さんからの依頼がシンプルに整理されてましたし、ボリュームの割にスピーディーに進められましたね!
小太刀:そういえばそのとき藤原さん(西日本営業Mgr)からのデザイン依頼もあって、そこで制作したのを新聞広告に上手く横展開できてましたよね。
恩田:たしかにそうですね、そっちの方がタイトだったけど運よく新聞広告に横展開できましたしね。本当に色んな事がうまく重なってどうにか進んでいました。
養安:その辺りの恩田さんの段取りのうまさも、このタイトなスケジュールの中で光ってたんですね。
全員が主体性高く前向きに取り組んだ結果が成功に
山岸:あと森田さん(CEO)の統率力もすごかったですね。このイベントのプロジェクトはPM不在だったので森田さんが担ってて。リードする力が流石だなと。
養安:全体構成やスケジュールを示して各人が行動に落としやすくしてくれてましたよね!
Slackでのコミュニケーションを見ていた感じだと、リーダーの元で、指示されなくても1人1人が主体的に行動してたな~と、振り返って感じました。
小太刀:私が印象に残ってるのは、当日のイベント配信を「田村がやると思ってます」とお願いされる前から自ら引き受けたことですね。
田村さんは時短で働かれてらっしゃるので、通常なら終業後の時間となるにも関わらずです。
田村:そうですね~、普段のウェビナー配信を担当していて社内では1番配信関係の経験積んでると思うので、私がやることになるだろうとは想定していて。
すぐに家庭内で調整もしました。笑
小太刀:あと配信に関するzoomの各機能とか、田村さんがわからない機能をどんどん潰していってくれたの、助かりましたね。打合せの中で分からない機能が出てくると、「じゃあやってみましょう」とどんどん捌いてくれて! かっこよすぎた‥。
山岸:イベントに関する実務・運用は、もう恩田さんと田村さんに頼りきりでした。そんな中で何が凄いって、恩田さんも田村さんも「こんなの知らないんで」とは絶対言わないんですよね。
養安:主体性の塊ですね。スペースリーValueの1つの「能動的コミットメント」だ。
しかも恩田さんは入社してすぐで!
恩田:いや~さすがに入社すぐだしサポート側かな、と最初は思ってましたが、がっつりメインだったのでかなり頑張らないと無理っぽいぞ?と。笑
でも楽しかったですね!
ここのメンバーだけでなく他の皆さんとも一緒に、全社的にガーっと進んでいく感じが凄くて。それが楽しくてモチベーションになってましたね。
田村:お祭り感ですよね! 文化祭みたいな。
山岸:5周年イベントに関しては本当にスペースリーの強さが詰まってたと感じますね。全員が、どれだけ大変な状況になっても「さてどうしましょうか」とばたばたしながらも前向きに楽しめる。
そのスタンスやマインドが前面に表れてたなと。
養安:締めとして最高な言葉をありがとうございます^^
皆さん、本当にお疲れさまでした! 座談会ありがとうございました!
最後に
5周年イベントが成功したのは、もちろんこの4人だけの力ではありません。
新規機能の研究開発に携わったエンジニアやデザイナー、顧客への出演依頼や調整を進めたカスタマーサクセス、イベント集客やノベルティ周りを担当したマーケターなど、本当に様々な人たちが主体的に行動した賜物だったと言えます。
「やり切った!!」という達成感で一杯ですが、振り返ると反省点も。それはまた次回のイベントで活かせたらと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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