こんにちは、あまりの寒さに驚いております。デザイナー の小太刀御禄(こだちみろく)です。
もう冬のラスボスがきた気分です。南国で仕事したい。
私が所属している株式会社スペースリー は研究開発の部署があります。
日夜エンジニアたちが技術を駆使して研究し、研究結果をプロダクトに反映しています。
デザイン分野で会社に所属して研究するというのは、あまり無いパターンなので、物珍しく研究している様子を見ています。
(研究開発部署のAIエンジニアも募集中なので気になる方はぜひ!)
デザイナー にとっての研究って何なのか
研究という言葉についてwikipedia先生に聞いてみました。
物事を学問的に深く考え、調べ、明らかにすること。また単に、調べること。
まぁ、そうですよね。
研究というと、どこか研究機関に属して日夜研究に明け暮れたり、発掘調査したりというイメージがあるのですが、調べ、明らかにすること。これが研究ですね。
さて、デザイナー にとっての研究とは何だろう。
デザイナー はどの職場でも目の前のタスクが積み上がって、作ることに忙殺されてしまうことも多いと思います。
しかし、デザイン業界でも日々新しい考え方やフレームワークが生まれ。
制作環境をとりまく技術も進化してきている。
デザインという言葉の範囲はとても大きくて、大きな範囲の中ではたくさんの「新しいデザインの何か」が生まれたり、考えらえられたりしています。
デザイナーだからこそ、新しいものに触れよう
デザイナーはアウトプット勝負な職業。そのためにはインプットがとても重要で、インプットがないとアウトプットが枯渇します。
デザイナー こそ日々の研究が重要であり、常に新しいものにふれ、引き出しを増やし続けなくてはならないのです。
それは本を読むことかもしれないし、実践することかもしれない、新しいものに触れることかもしれない。
デザイナーに重要なのは常に新しいものを調べ、挑戦し、実践してインプットすることだと思っています。
スペースリーのデザイナーは研究もしている
スペースリー に在籍しているデザイナーには写真が得意なメンバーがいます。
彼は最近、新しい360度カメラの撮影や、VRデータの作り方を研究しています。
時には雲台を持ち込み、一眼レフカメラを駆使して、撮影に挑んだりしていました。私はカメラには詳しくなく、眼レフで撮った写真をPhotoshopの加工する技術の方に興味があり、Photoshopにのめり込んでしまったタイプなのですが、様々な技術で撮影された写真や映像はとても発見がありますし、未来を感じます。
VRという新しい技術の中で、デザイナー ができることを模索していくこれって、立派な研究なのかもしれません。
(今回の場合はカメラマンという表現がいいのかもしれないですが、まぁデザイナー の研究ということで)
そういえば私の専攻はキャラクターデザインだ
そういえば、私の専攻はキャラクターデザインでした。
母校は様々なゼミを受けられるので、他にはイラスト、映像なんかも専攻していた時期はあるのですが、キャラクターデザインゼミ在籍期間が長いです。
最近、スペースリー で「ノラちゃん」というキャラクターを生み出しました。
もともとはキャラクターの力を借りて、ユーザーの感情をプラスに転じさせるのが目的でしたが、あれよあれよと色々な場面で使われています。
私自身はキャラクターデザインゼミにいたこと、その後ご当地キャラクターをはじめたこともあり、キャラクターデザインに触れている時間も長く、個人的にキャラクターデザインルールがあったりします。
それでもC向けの、しかも社内でキャラクターマーケティングを行うのは初めてで、企業キャラを調査したり、現場の声を聞いてノベルティやセールスツールを作っています。
(フリーランス時代に企業キャラ提案などはありますが、社外だとここまで密接に関わるのは難しいという状況がありました)
ノラちゃんは研究対象なのかもしれない
キャラクターマーケティングって面白いんです。だからこそゼミを専攻したというのはあるのですが。
私は可愛いものを描くよりも、キャラクターを活用することに興味が強く、まさに今トライしているノラちゃんがそれにあたります。
業務だけど研究。C向けに企業キャラは何ができるのか、そんなことをずっと考えながらやっています。
そして業務で自分の得意分野で新しいことができる、そしてそれがサービスの発展に寄与し、作りたい世界に少し近くと思うと楽しいわけです。
今日はこの前ランチで食べた「焼売酒場 小川」でしめておきます。
ここめっちゃ美味しかったです。週の営業曜日も決まっているのがニクい名店です。
※こちらの記事は小太刀が個人的にやっているnote「スタートアップの一人目デザイナーのひとりごと」よりリメイクの上、転載したものとなります。