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October 2024 Technical Progress Report

皆さん、こんにちは。スペースデータで宇宙事業を担当しています、坂本です。

今月から、月に1度、宇宙技術開発の進捗をご報告いたします。

宇宙開発は、3~5年で1つのプロジェクトを推進することが一般的ですが、スペースデータでは、技術及び事業の工夫により、アジャイル開発を進めています。

スペースデータは急成長しており、1か月毎に大きな進捗がありますので、株主、取引先、採用候補者、含めステークホルダーの皆様と私たちの進捗を共有し、共に事業を推進頂くきっかけとなりましたら幸いです!

プロダクトリリースが目前!

2024年4月より本格始動した「宇宙事業」ですが、11月には2つのプロダクトのβ版を公開する予定です。

1つ目は、国際宇宙ステーション(ISS)をデジタル空間上に再現したバーチャル国際宇宙ステーションを一般の方々します。

2つ目は、宇宙ステーションの開発と利用のプラットフォームです。
宇宙ステーションの開発に必要な、ハードウェア、ソフトウェアに係る情報を公開し、世界中の誰もが宇宙ステーションの開発や利用に参加できる世界をつくるためのプラットフォームです。

宇宙事業では非常に珍しい進め方ですが、スペースデータはリーンスタートアップを採用しています。早期に世の中にβ版を展開し、ユーザーの皆様の反応を見ながら、R&Dを進めて参ります。

ユーザーの反応が良ければプロダクトを高度化し、十分な反応が得られない場合には、プロダクトの方向性を見直します。

11月上旬に、プレスリリースを予定しておりますので、楽しみにお待ち頂けましたら幸いです!

4人のエンジニアがJOIN!

急成長に伴い、エンジニア採用を積極的に行っています。
月に1度「技術進捗報告会」を開催し、全社で開発の進捗を把握し、技術への理解を深めています。代表の佐藤、経営メンバー、エンジニアが参加します。

今回、新たに4人のエンジニアが参加しました。
3DCG、宇宙機のソフトウェア開発、宇宙ロボット開発、シミュレーション開発の体制を強化しましたので、更なる加速にご期待ください!

宇宙ロボット開発の初期モデルの完成!

なんと、たったの1か月で宇宙ロボットの初期モデルが完成しました。
ハードウェア、ソフトウェアの設計検証を進めて行きます。

外側のハードウェアももう直ぐ届きますので、このようなロボットをお見せできると思います!

ブランディングも強化!

R&Dと合わせて、プロダクトのブランディングも強化しています。
現在、99%の人が「自分毎化」できていない宇宙開発をスケールさせるためには、直観に訴えるデザインが重要です。

SpaceXは技術と同じくらいブランディング、マーケティングを重視し、一線を画す世界を作り上げています。年内にはHPの更新含め、全社リブランディングを完了させる計画です。

宇宙デジタルツインや宇宙ロボットを軸に事業開発も加速しております。
引き続きスペースデータの宇宙事業に注目頂けましたら幸いです!


著者プロフィール 

株式会社スペースデータ宇宙戦略本部本部長 坂本香子
大学卒業後、2017年に宇宙航空研究開発機構(JAXA)に入社。ISS退役後を見据えた宇宙ステーションの官民連携プログラムを推進。民間企業が宇宙ステーションの開発や利用を行うための政府支援策、トランジション計画立案、及び企業の事業開発支援に従事。NASAやESA等とのISS国際パートナーとの宇宙利用における国際調整を主導すると共に、Artemis計画の一環として整備が進む月周回有人拠点(Gateway)の日本分担のプロジェクト立ち上げを担当。2022年より経営企画部にて、JAXA全体の予算要求、理事会議等での経営判断支援、危機管理を担当。2024年にスペースデータに参画。



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