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すべての結果を肯定的に受け入れ、次の成長の波に変えられる「強さ」を

こんにちは。
ソフトブレーン サービス本部の加藤です。
早速、サービス本部初回の記事は私からお届けします。

まず、私のこれまでのソフトブレーンでの歩みを簡単にご紹介します。

私はソフトブレーンに入社して今年で20年を迎えます。入社当時、新卒で内定が決まった頃は、ソフトブレーンは東証マザーズに上場する前でした。現在の当社の主力製品のeセールスマネージャーは誕生したばかりの頃で、当時まだ主力だったサイエンスソリューション事業から事業を転換中でした。

なぜ当時ソフトブレーンに入社したのか、その後どうしてこんなにも長くモチベーションを維持し続けられるのか、など、周りから聞かれることがあります。しかし、私の場合は入社を決めた深い理由があったわけでもなく、モチベーションについてもあまり意識することがありませんでした

就活していた当時は、IT関連の会社の採用情報をいくつか見た中で、ソフトブレーンのことを手触り感のあるサイズで一緒に成長ができそうな会社と感じたので、たいして悩まずに決めました。入社してから自分に合わないと思ったらまたその時に考えればいいや、と思っていたためです。

「計画された偶発性」という価値観

皆さんは「計画された偶発性」という考え方をご存じでしょうか。キャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定され、その偶発的なことを計画的に導くことでキャリアアップの道が開けると言われています。私はソフトブレーンとの出会いや、そこで遭遇して乗り超えてきたことは、この言葉に合致しているのではないかと自身では思っています。

入社後、仕事で様々な課題と遭遇しますが、やってみた結果に満足がいかないと、次はもっとうまくやってみたいという気持ちが湧いてきます。プロジェクトでは時々大きな失敗もありましたが、毎回得るものもあり、以前よりも知恵がついた気がして、いつも次はうまくできるんじゃないかと思っていました。(次はまた別の課題に直面し、さらなる試練があったとしても…。)

数年もすると、だんだん自社が開発した製品に対して誇らしさを感じるようになり、愛着心が生まれました。まだまだ機能拡張中のeセールスマネージャーがアーリーアダプターの有名企業様に採用され続け、ご要望にお応えする度に積み上がっていくものを感じられましたし、今後さらに積み上がっていくものを想像してわくわくもしました。何か大きな夢を語れるとか、モチベーションについて考えるといった必要もなく、毎日が充分に刺激的だったのだと思います。

奇跡のような会社に偶然出会ったんだ、という言葉が頭をよぎるようになりました。宋さんが創業された後、事業転換を経てCRM/SFAパッケージ製品:eセールスマネージャーが誕生し、その製品がキャズムを超えていこうとする様に立ち会えるのは奇跡的に感じられました。また、その場所で自分も多少のインパクトを与えることができたのではないかとか、個性を出せたのではないかという実感があり、それはまさに求めていたやりがいそのものでした。

先日、新卒採用の面談で学生の方とお会いした際に、将来のキャリアプランについて訊ねたところ、彼女は「あまり具体的に考えないようにしています。具体的に考えるとかえってそれに囚われて制限をかけてしまうことになるのではないかと思うからです。」と答えました。彼女の答えに私は当時の自分を思い出し、共感を覚えました。

私自身は無計画主義でもなく、楽観主義というわけでもありません。「計画された偶発性」というと聞こえがいいかもしれませんね。できれば、すべての結果を肯定的に受け入れ、想定外のことが起きてもそれを次の成長の波に変えられる「強さ」を持ち続けたいと思います。

「再現性」のあくなき追求へ

この20年間、当社で変化し続けてきたものと、変わらないものがあります。変化してきたのはeセールスマネージャーの機能とサービスです。様々なお客様からお声を頂き、それを製品・サービスに取り込み、お蔭様でここまでくることができました。一方で、変わらないものは、さらに変化・成長し続けようとするベンチャースピリットです。

私が現在管掌するサービス本部は、カスタマーサクセスの実現に向けたサービスを提供する本部です。当社は、自社開発した製品・機能をクラウドで提供するだけでなく、当社のコンサルタントやシステムエンジニアが、製品の導入や導入後の利活用のご支援を行っています。

当社はサービスにおいても、従来のやり方に囚われることなく、お客様の成功の再現性を追求し続け、新たなサービスを開発し続けます。


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