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「PayPay」を中心としたFinTechエコシステムを実現する。中途入社社員インタビュー

FinTech事業開発チームでは、金融機関出身の事業開発プレイヤーが活躍しています。今回、中途入社した番所 健児、佐藤 康介の2名に、それぞれのキャリアと、ソフトバンクで事業開発に取り組む醍醐味について聞きました。

金融の世界からソフトバンクに飛び込んだ理由

ーー番所さんの入社は3年前ですね。2016年当時、FinTech領域に参入したばかりのソフトバンクに、なぜ入社したのですか?

番所 当時は「FinTech」という言葉が一般的に認知され始め、金融のような巨大産業でもテクノロジーでその役割が再定義されていく、そんな予兆があった時期でした。

前職は金融機関のなかでもインターネットを活用した事業に注力して取り組んでいて、相対的には進んだビジネスだったと思います。しかし、ネット金融が頭打ちを迎える中、金融業の中での、次のビジネスモデルへの変革に苦しんでいました。

引き続き金融としての垂直統合型のビジネスを拡大していくことを追求する中で、キャリアラダーを考える選択肢もあったと思います。しかし、私は働くうえでは「スピード」と「スケール」を大切にしたいと考えていました。加えて、「金融業に固執せず、『事業開発』をやりたい、金融業で得たスキルを武器にT字型でキャリアを拡大していきたい」という思いも、以前から強くありました。

ーー企業の「スピード」と「スケール」を、どうやって判断したのですか?

金融機関に勤めていると、業界問わずさまざまな企業を知る機会があります。中でもソフトバンクグループは注目していた企業でした。「大胆な行動を起こす企業」という印象を、以前から持っていたからです。現在の通信事業の成功も、元を辿るとボーダフォン日本法人を1.75兆円のLBOで買収するディールがあったわけです。

今でこそ投資のビッグディールは頻繁になりましたが、ちょうど転職を考えていた頃は、Arm社買収の3兆円を超えるディールを目の当たりにして、「あのArm社を、買えるのか」と衝撃を受けたものです。

時間をお金で買う決断をできて、事業成長を描ける。事業開発を志す上で、世の中の流れを変えられるのはソフトバンクだと思い、入社を決めました。

ーー佐藤さんはいかがですか。EC・FinTech領域の大手から、なぜソフトバンクに?

佐藤 前職では、EC企業のFinTech領域でサービスやプロダクトの企画・開発をしていました。経験を重ねる中で、より視点を上げて事業そのものの開発や企画に携わりたいという思いがありました。

転職を具体的に考え始めたきっかけは、海外のFinTech系カンファレンスに参加した際、Ant Financialのピッチを聞いたことでした。

スマホ決済を中心としたFinTechのエコシステムを知り、深い感銘を受けました。

Alipayという一つのスーパーアプリで、決済はもちろんショッピングやさまざまな金融サービスを利用できる。テクノロジーが浸透した中国社会を目の当たりにして、「私も日本でこの世界観の実現に直接関わりたい」と、強く思ったんです。

今後のキャリアをスマホ決済を軸に考えていたのですが、前職はクレジットカードを主軸にサービス展開を図っていて、スマホ決済はまだプライオリティが高くなく、Alipayのような構想にはつながりにくいと感じていました。

そこで転職活動をして出会った中の1社に、ソフトバンクがありました。

まだPayPayが立ち上がる前ですね。 面接でスマホ決済を含めたFinTech事業の構想を聞いて、私が目指したい方向はソフトバンクが一番近いと感じました。

前職は日本から海外に打って出ようという会社です。一方で、ソフトバンクは最先端のテクノロジーやビジネスを海外から日本に持ち込もうとしていると聞き、とても魅力を感じました。

世界と日本の「最先端」のギャップを、目の当たりにしていたからです。

そして、ソフトバンクへの入社を決めました。

「中」で味わった、ソフトバンクのリアル

ーーそれぞれソフトバンクに明確な期待値があったのですね。実際に入社してみて、いかがでしたか?

番所 私は入社して1カ月で、ソフトバンクとみずほ銀行のJV(ジョイントベンチャー)、J.Scoreに出向しました。カルチャーの異なる2社のJVで、日本初のスコアレンディング事業の立ち上げに関わりました。

帰任後は、インドの「Paytm」など海外のユニコーン企業群とソフトバンクとのアライアンス事業の企画、特にFinTech領域の事業戦略に取り組んでいます。

「大胆な意思決定」ができる会社だということは期待通りでしたね。

佐藤 私は入社してすぐに、PayPayプロジェクトにジョインしました。スマホ決済の事業が立ち上がるタイミングに関われることができたのはうれしかったです。

ーー二人とも、期待通りだったわけですね。中途入社では即戦力になることが期待されますが、手応えはどうでしたか?

佐藤 前職ではサービスやプロダクト単体を扱っていたので、裁量はありましたが、自分が及ぼす影響範囲は広くありませんでした。一方でPayPayプロジェクトは事業の立ち上げで、規模が前職と100倍くらい違うことに驚きました。

入社直後でまだ勝手の分からない状況でのアサインだったので、困難の連続でした。

サービスリリースを3カ月後に控えたタイミングでプロジェクトにジョインし、技術提供元であるインドの「Paytm」やヤフーとの契約締結が目下の課題になっていました。

やるべきことが山積みなのに時間はタイトで、変動要素が多く、関係者の調整は難易度が高い。ソフトバンク側の実働メンバーは上司である番所と私を含めて4名。他にヤフーやPayPay、関連会社も含めた社外のステークホルダーもいました。

無理矢理にでも各社のトップレベルを招集した会議を開催して、そこで意見の違いやブレをあぶりだして、「その場での合意」を重ねました。

JVを立ち上げて事業を始めるために必要な合意事項や契約などの知識を学びながら、チームの総力でプロジェクトを完遂することができました。

苦労の連続でしたが、このドタバタの2カ月で早期にソフトバンクの文化を知ることができたのは良かったですね。

ソフトバンクグループ株式会社 2019年3月期 第1四半期 決算説明会 資料

ーー即、試練の2カ月ですか。番所さんは、入社当時の手応えはどうでしたか?

番所 入社してからはまるで新入社員のように、多くの「つまづき」や「失敗」がありました。

転職する前は、経営企画でM&Aなど、いくつか成功した案件もあって、それなりに自信がありましたが、入社してもっと広い世界があることを突きつけられました。

以前は、数十億円規模のM&Aディールや新規プロダクトの立ち上げを、半年や1年ほどかけて実現させていてました。予算やチームをマネジメントしながらの取り組みで、その積み重ねが成功体験になりました。その時に学んだことは、今でも私のコア能力のひとつです。

また、グローバルプレイヤーとの交渉はタフで、「思い」も大事ですが、「経験値」も求められることを学びました。とにかく多くの場数を踏んで、さまざまなケースを体験することが大事。つまづき、失敗を許容してくれた上司やチームには、心から感謝しています。

「無理難題」の連続から得られるもの

ーー聞くと、とてもハードな環境に思います。ここで働くモチベーションは、何ですか?

番所 世界のトッププレーヤーとの協業は、ビジネスパーソンとしての刺激にあふれています。

PayPayに技術提供をしている「Paytm」創業者のビジェイ(Vijay Shekhar Sharma)は、インドの経済界を代表する人物です。

実際に会ってみると、オープンマインドで分け隔てないコミュニケーションをとってくれる素晴らしい方。

決済を始めとした今後の産業構造の変化について大局的に語る一方で、3億人以上のユーザーを持つ規模に発展した「Paytm」について、今でもビジネスの肝となる部分は細部までしっかり把握している。本当にアントレプレナーシップに満ちた方だと思います。

そんな彼に影響されてか、「Paytm」で働く社員も素晴らしい方々ばかりです。彼らは「Go Home or Go Big」という標語を掲げていますが、文字通り、やり切る覚悟と大志を抱いて働いていることが伝わってきます。

ビジェイと私はちょうど同い年で、先日、彼の誕生日のカジュアルなお祝いの席に同席しました。年齢を言い訳にできないと、改めて自分ももっと頑張ろう、挑戦しようと誓いました。

ーー海外ユニコーン企業との接点は、貴重ですね。

佐藤 世界のトッププレーヤーの思考にじかに触れて、日本ではほとんど知られていない最先端のビジネスモデルや成功事例を聞くと、衝撃を受けます。

さらに、それらの世界最先端のビジネスモデルや成功事例を日本に持ってきたらどうなるのかを考えると、ワクワクします。

これはソフトバンクの事業開発だからこそ得られる、キャリア価値ではないでしょうか。

番所 ソフトバンクでは、常に前例のないチャレンジの連続です。「2年で10年分の経験が積める」と言えば大袈裟かもしれませんが、投資ディールから事業立ち上げまで、密度の濃い経験ができる。

誰もが未経験の業務に関わる可能性がある一方、失敗を経験しながら大きな自己成長を遂げることができます。

今はヤフーなどのグループ会社とシナジーを発揮して、FinTechエコシステムの構築に取り組んでいます。こうしたスケールの大きな仕事に携われることは、幸せなことだと実感しています。

事業開発の最前線で、活躍するには

ーー新しい事業を生み出すため、社員には何が求めらていますか?

佐藤 私たちが目指しているゴールへの道筋はいくつもあって、複雑さを極めています。

周囲の環境がすさまじいスピードで変化していて、昨日の合意事項が今日には別の方向に進んでいることは日常茶飯事です。環境が日々変化していく中で、状況や見解、今どうするべきかを問われるため 、常に「構え」ができていることが求められます。

仮にAというルートで検討が進んでいた際に、「そもそもAじゃなくてもいいよね。BやCの可能性は?」ということが、いつでも何度でも起こりえます。ここでAの周辺しか視野に入っていないと、振り出しに戻りかねない。

本質を捉えてどれだけ突き詰められているかが、常に問われています。

番所 日本は規制が多く、新たな事業の立ち上げにはどの企業も苦戦しているのではないでしょうか。

大規模な新規事業を推進していく際には、組織や世の中の「常識」と対立することもあります。

しかし、そこで諦めてしまっては、事業開発を前に進めることは絶対できません。

まず、「何でもあり」な会社だと思って自分のマインドセットを新たな環境に合わせられる柔軟性が大事。もう一度新入社員からやり直す、くらいの覚悟が必要です。

さらに、「新しいことをやりたい」という挑戦心、手を挙げる勇気、ビジョンを形にしていく行動力と粘り強さが、求められてくるでしょう。

ーー最後に、この職場に興味のある方へ、メッセージをお願いします

佐藤 金融サービスは、昨今のFinTechブームで徐々に裾野が広がっているように感じますが、まだまだ広く一般人に普及して根付く金融サービスは少なく、特定の人にしか使われていません。

私自身、まだ入社して日が浅いですが、日本において便利で誰もが使える金融サービスの実現の一助になれたらと思っています。

同じ志を持つ仲間を歓迎します。

2020年3月期 第2四半期 決算説明会 資料

番所 これからも各領域のナンバーワンと言われる企業とアライアンスを組んで、グローバルで通用する事業開発プレイヤーの集団を築き上げたいと思っています。

目指す世界の実現のために、各業界で培った知識・スキルに加えて、リーダーシップやマネジメントスキルを発揮しながら、事業を推進していく気概のある方を必要としています。

ここでは、自ら関わったプロジェクトが市場にリリースされた後も、新会社に出向して引き続きその事業を育てていくというキャリアも可能です。

世の中に新たな価値を創出するため、かつてないチャレンジに共に取り組んでみませんか。

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