What we do
■難しすぎない材料で先進的なデバイスをつくる
多くの方がご承知の通り、太陽電池じたいは新しい技術ではありません。
さらにSOELは太陽電池の素材として、一般的に普及しているシリコンセルを選びました。
大学発ベンチャーなのに最先端の材料を選ばなかったのは、
研究ではなく事業を行う、という確固たる方針のためです。
シリコンを素材とした既存の太陽光パネルは、分厚く重いものです。
このため持ち運びはもちろんできませんし、
建物の屋根や壁面にも、補強しないと取り付けられないことがあります。
SOELはシリコン太陽電池の新規製法を開発・採用することで、高効率・高耐久性と、フレキシブルを超えた
「ローラブル性」の両立を実現しました。つまり薄くて丸められる太陽電池、ということです。
これを「ローラブルシリコン太陽電池」と呼んでいます。
Why we do
■太陽光活用ニーズに早期に応える
太陽電池の最先端研究は日進月歩で進んでいますが、
われわれは、これらの商用化は10年レベルでかかるとにらんでいます。
一方で、企業にはCO2削減のために太陽電池をよりいっそう導入したいニーズがあり、
また最近は電気代の高騰もあり、消費者の自然エネルギーへの関心やニーズも高まっています。
既存の太陽光パネルは設置場所の制約や設置コストの高さから、
これらのニーズに十分にこたえることができません。
SOELの「ローラブルシリコン太陽電池」は、
シリコンという一般的な素材を使うことで、開発期間を大幅に短縮し、いまのニーズに早期に応えます。
薄くて丸められ、壁面や窓、街灯のポール、航空機の翼まで、重量物や厚みのあるものは
置けない場所や曲面にも取り付けることが出来ますし、付け外しも簡単です。
このことにより、今までは太陽光が活用できなかった領域で、様々な活用が可能になると考えています。
How we do
■創業期にしてすでに引き合い多数
様々な業界の大手企業から多くの引き合いをいただいています。
まずはB to Bのビジネスを確立したいと思っています。企業さんと協同で有償での実証実験を重ねつつ、同時に商品化・量産化に向けた開発を進め、1年半から2年ほどで事業化することを目指しています。
■文化はこれからつくる
大企業よりフットワークが軽く、
中小企業より優れた研究開発リソースが身近にある
この利点を生かして、試作品やビジネスモデルの早いサイクルでのスクラップ&ビルドに挑戦します。
創業者は研究開発から経営企画・コンサルティングまで幅広い経験をもつCEOと、
東大教授でありながら、SOEL以外に2社のベンチャー企業立上げとうち1社の売却を経験済みのCTO
の2名です。
この会社に、より軽いフットワークや新しい視点を持ち込んでくれる人を広く募集していきます。