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美術大の新卒からWebtoon制作のADへ~社員インタビュー~

スマートゲートのWebtoon制作スタジオ広報担当の砂田です。

スマートゲートでは2011年から電子出版の総合的なサポートを行っており、漫画や雑誌、小説といった様々なコンテンツの電子出版に携わっています。
その一環として市場が急速に拡大しているWebtoonへの取り組みも進めており、2023年6月からスタジオを新設してWebtoon制作を本格始動いたしました。

今回は、女子美術大学を卒業した後、スマートゲートのWebtoon制作スタジオのAD(アートディレクター)として活躍しているしげおさんにインタビューをしました。

「Webtoon制作のADの仕事のやりがいってなに?」
「学生時代に学んだことで、今の仕事に活かしていることってあるの?」

など、新卒でADをされているしげおさんならではのお話を伺いました!

※この記事は、2023年7月に公開した弊社公式noteを一部編集して転載したものです。


▼まずは、入社した経緯を教えてください。

私は元々イラストレーター(2Dデザイナー)になりたかったため、イラスト関係の会社を中心に就活をしていました。

ただ、私には明確な夢と就活の軸があったため、就活が思うように進まず……。
私には「顔も名前も知らない世界の誰かに、作品を通して夢と影響を与えたい」という夢があり、それを叶えられるか、また会社の風通しが良いか、社員をしっかり評価して大切にしてくれるかを会社選びの際に重要視していました。
なので、その三つが揃わないところには応募をしていませんでした。

そんな感じで就活している中、尊敬しているイラストレーターさんが関わっている会社があり、「ここで落ちたらもう夢を諦めよう」と思っていたのですが、あと少しのところで落ちてしまい、本当に悔しくてイラスト関係の仕事を諦めるはずが逆に諦めきれなくなってしまいました。

そこで、卒業後も自分の夢と軸を実現できる会社と出会うために就活を続けていたところ、イラストレーターのアルバイトを募集していたスマートゲートを見つけました。

アルバイトとはいえ、働いて後悔するような所には行きたくなかったので、公式HPや社員インタビューをかなり細かく見て、ちゃんと企業研究などもした上で「ここなら安心して働けるな」と判断して応募しました。

実際は在宅での業務委託の募集だったので出社でのアルバイトは難しいか、と諦めていましたが、ありがたいことに会社に呼んでいただき、入社してしばらくしてから正社員にしていただきました。

▼Webtoon制作のADの仕事のやりがいについて教えてください。

ADとしての仕事のやりがいは、ゼロだったところから作品が完成していく過程を見れること。また、自分のCB(チェックバック)でクリエイターさんのイラストがより良くなった時です。

そもそも新卒の新入社員でいきなりADという立場に置いていただける事自体、他では絶対にあり得ない異例なことなので、かなり恵まれた環境に置いていただけているな、と日々実感しています。

わからない事だらけで手探りが多いのですが、元々モノづくりに携わりたいと思っていた自分としては、様々なタイトルに携わり、クオリティを上げる、という大切な箇所を任せていただけている時点で、全ての業務にやりがいを感じます。

その中でも、作品を作り上げていく過程を見ている時や、クリエイターさんが私の意図を読み取って更により良くイラストを仕上げて下さった時、その完成品を見てお褒めの言葉をいただいた時は、ADとしての責務を果たせたようでやりがいを感じます。


▼学生時代に学んだことで、今の仕事に活かしていることはありますか?

色々ありますが、振り返って見ると絵を描くことの大変さが1番学んだことだと思います。
学生時代はイラストを中心に学んでいたため、イラストを描くことの大変さは十分理解しています。そのためCBする時も必ず「絵を描いている立場」で考えて指示を出すようにしています。

こんな風な言い回しだと、私だったらムッとしちゃうな、とか、どんな言い方ならうまく意図が通じるかは常に考えています。また、大変さを知っているからこそ、いつも週刊連載に間に合わせて絵を描いてくださるクリエイターさんには感謝してもしきれません。

▼しげおさんが考える「ADに必要なスキル」とはどんなものでしょうか?

コミュニケーション能力全体把握能力でしょうか。
クリエイターさんと作品のプロデューサーの間に立って、両者間でやり取りをするのがディレクターなので、スケジュールや進捗など全体を把握して、うまく回していく力が必要だと実感しています。

コミュニケーション能力はどこでも必要ですが、特にディレクターはクリエイターさんやプロデューサーとの信頼関係が重要。CBをするとき、クリエイターさんにどう伝えるべきかを絵を描いている自分自身に置き換えて考えるようにしていますし、プロデューサーとも良い関係を築けるように意識しています。

▼今後していきたいことは何ですか?

自社IPの強化です!元々自分が携わった作品を通して、誰かに夢と影響を与えたい、という思いがあるため、オリジナルの作品を制作して世の中に発表することには常に憧れがあります。

スマートゲートでは現在新連載のWebtoonのキャラクターデザインを社内でコンペ式で募集していて、私も次のコンペに応募する予定です。
採用されるように頑張ります!

弊社HP:https://smartgate.jp/
データ入力代行HP:https://data-entry.tokyo/


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