こんにちは、サイトエンジンの黒木です。私は2021年3月にサイトエンジンへ転職し、Webマーケターとして働いています。今回は私が転職した理由やサイトエンジンに決めた理由をホンネでお話しします。

結晶工学に魅了された8年間

大学院時代は太陽光発電用のSi(シリコン)多結晶に関する研究を行なっていました。まるで生き物のような挙動をみせる”結晶”に魅了され、就職活動においても「結晶に関する仕事がしたい」という気持ちを持ってのぞみました。新卒では大手半導体素材メーカーに入社し、Si単結晶を育成するプロセスエンジニアとして5年間働きました。データ分析による品質向上や重回帰分析による育成プロセスの改善等の研究を行う中で、様々なことを勉強させてもらいました。

転職を考えた理由とは

何のために働いているのかわからなくなった

前職は技術者としてのキャリアを築くには申し分ない環境でした。しかし当時の私には出勤し、8時間という自分の時間を切り売りし、帰宅するというスタイルの働き方は理に叶いませんでした。自宅から職場までは30km離れているため、5時半に起床します。その後、家族の朝食準備と支度をし、6時半には寝顔の娘たちにそっと「いってきます。」と言い家をでます。8時から17時まで働き、娘たちを迎えに行って、18時半に帰宅。育児や家事をこなし、娘たちと十分に向き合うこともできずに就寝。このような生活を続けていると、段々と仕事が面白くなくなり、働く意義がわからなくなってきました。

将来を見据え、場所を選ばずに働ける仕事がしたいと思った

私は転勤族の妻、いわゆる「転妻」です。そのため出産などのライフイベントだけでなく、夫の転勤によってキャリアを手放さなければならない可能性がありました。30歳を目前に自分の将来を考えた時に、「”夫の転勤に振り回されている”という思いを持ちながら仕事をするのは嫌だな…。」という気持ちが芽生え、転職を決意しました。

サイトエンジンに決めた理由

直感的に面白そうと思った

私の転職活動の軸は「リモートワークができること」だったため、事務職や経理、メーカーの生産技術など職種には強いこだわりを持たずに転職活動をしました。働き方を見直せるのであれば、業種や職種は妥協せざるを得ないかもしれないという気持ちがどこかにあったような気もします。そんな中でたまたまサイトエンジンの募集要項を発見し、応募したところ、早々に弊社社長より面接の案内を頂きました。一次面接でいきなり社長が登場し、若干驚きましたが、仕事の内容を聞いているとワクワクが止まりませんでした。面接が終わる頃には「私、ここで働くんだろうな」と根拠のない自信を持っていました。

ありのままの自然な自分でいられると感じた

飾りすぎた自分に対して内定をもらってしまうと、のちに苦労するだろうという考えから、面接では素直に話すよう心がけていました。子どもがいるため急にお休みを頂く可能性があること、残業をするのは厳しいことなど、面接では不利になりそうな要素も包み隠さず話しました。サイトエンジンの面接では、私のことを「知ろう」としてくれている気持ちが伝わり、また面接でよくありがちな「試されている」という感覚がありませんでした。ここなら、ありのままの自然な自分でいられるかもしれないと思い、内定を受けました。

正直なところ後悔はしていないの?

後悔はしていません。2021年4月末現在、入社後2ヶ月になりますが、入社前に抱いていた理想とのギャップは小さかったと思っています。知識ゼロからのスタートでしたが、様々な仕事をふってもらい、やりがいや存在意義を感じながら仕事ができています。

私たちと一緒に働きませんか

サイトエンジンには、「改善のタネを広める」という理念のもとに、アツい思いをもった仲間が集まっています。経歴も様々、ライフスタイルも様々、住んでいる場所も様々ですが、お客様に良い体験を提供したいという思いは共通していると思っています。自ら学ぼうとする意欲さえあれば、未経験者も歓迎します。有益な情報を得るために力を貸してくれる上司や同僚がいる恵まれた環境のため安心してご応募ください。少しでも興味を持った方はぜひご連絡ください。