サイトエンジンでは、定期的にメンバーのスキルアップのための改善案だし会議を実施しています。
なぜやるのかというと、メンバー間のサイト改善のノウハウを共有したり、さまざまな角度でサイトを見られるようにするためです。
自由参加で、オンライン(Zoom)での参加者含めて毎回5~7名ほどが参加します。
部署や役職もさまざまで、直接お客様とやり取りしていないメンバーも含まれます。ディレクター、コンサルタント、マーケターなどが参加します。
この流れで進めています。
・コンテンツ制作をお任せいただいているお客様のサイトを会議開催前に1つ選びます
・そのお客様サイトを担当しているメンバーから、簡単に現状の説明をします
・5分間時間をとり、その間は話さずに各自がそのサイトの改善案を社内Wiki(Confluence)の共通のページに箇条書きで書きます。すごく短い時間なので、アクセス解析、サーチコンソールなどの閲覧権限をお客様からいただいていたとしてもデータは見ません。サイトだけを見ます。
・書き出した内容について書いた人が説明します
・なぜその施策を考えたのか、想定される目的や効果などについて話し合いをします
・内容を整理して、あまり個人の好みと関係なく、あきらかに実施したほうが良い案をお客様に送ります。あきらかに改善したほうがよいものの例としては、「OGPが設定されていない」とか、「タイトルタグが共通のページがいくつもある」といったことです。一方で、「デザインやレイアウトをこう変えたほうが良い」といった内容は、おそらく改善できると思われるものであっても、確証がないしお客様側の想定工数も非常に大きくご迷惑をおかけしてしまう可能性がありますのでお伝えしないことが多いです。(なお、この活動でお客様から対価をいただいているわけではないですので、あくまでも参考情報としてお伝えします。少しでも貢献したいという考えです)
改善案を検討、書き出すのは短い時間でやるのがポイントです。
そうしないと各自が書き出す内容に重複が増えてきます。
以下のようにさまざまな視点が出てきます。
・導線に着目してリンク構造やCTAの表示のさせかたについて指摘する人
・ユーザー視点でカテゴリ分けや情報設計などが適切にされているかをチェックする人
・HTMLを見て、OGPやタイトル、ディスクリプションの設定などが適切かを確認する人
・特にインパクトのあるコンテンツが目立つ位置に表示されているかなどファーストビューに着目する人
・スマホとPCの使い勝手の差について考察する人
・SNSのボタン配置やURLコピーボタンなど、拡散のされやすさに着目する人
など
参加者の役職はさまざまなので、ある人にとっては当たり前のチェック項目でも、ほかの人にとっては知らないことだったというのが起こりうるので、定期的に開催することですり合わせできます。
SEOのコンサルタントとコンテンツ制作をメインにしているディレクターでは、普段おもに意識して見ているポイントは違うので、出てくる意見が違います。
また、OGPやAMPのような対応するべき仕様が常に増え続けているため、新しく必要になったものを一番最初に気がついた人が周知する効果もあります。
さらに、入社してからの期間が短い人がまとめてノウハウを吸収するのにも効果があります。
サイトエンジンでは、情報設計、導線、コンテンツの見せ方・書き方などを総合的に考慮したサイト改善に興味のある方を募集しています。一緒に新しい方法を探求していきませんか?
興味のある方はぜひご応募ください。
(※画像はイメージで、別の会議の様子です。実際はほとんどの人が在宅で働いているので、ヘッドセットつないでオンラインで話しています。)