「僕は『イメージさせる力』が何よりも大切だと考えています」

そう語るのはサブマネージャーとして活躍するKさん。異業種から未経験で広告の世界に飛び込み、　　　今ではチームを率いるまでに成長しました。

ナショナルクライアントの案件にも関われる仕事の醍醐味と、その裏にあるもどかしさ。そして彼が困難を乗り越えるために貫く「信条」とは。

成長企業で自身のキャリアを切り拓きたい方、営業職としての次のステップを模索している方に、ぜひ読んでいただきたいストーリーです。

未知の業界へ飛び込んだ、その理由

新卒で入社した会社から転職したのがシンフィールドです。正直に言うと、入社当時は広告制作会社と広告代理店の違いもわからない状態でした。

最初の会社で経験を積み一通りの仕事を覚えた頃に難易度の高い大きな案件を担当しました。それを無事にやり遂げたことが自信になりました。「一つの山を越えたな」という達成感と同時に、新しい分野への関心が湧いてきたんです。

ちょうどその頃、広告代理店で働く同級生の話を聞く機会があって「エンタメ系の仕事で、何かを形にして世の中に発信する」という内容が、すごく魅力的に感じました。もともと何かを創り上げたり、表現したりすることが好きだったんでしょうね。「自分も表に出す仕事をしてみたい！」と本格的に転職活動を始めました。

シンフィールドとの出会い

最初は広告業界を中心に、広告運用やシステム系の会社など幅広く見ていました。そんな中、自分で探して見つけたのがシンフィールドでした。

HPを見て「なんだか面白そうだな」と直感的に思いました。面接で社員の方と話した時「うちの仕事、すごく面白いよ！」と熱く語ってくれて、その言葉に純粋にワクワクしたんです。

特別な決め手があったというよりは、「面白そう」という気持ちが面接を通じてどんどん膨らんで「ここだ！」と自然に心が決まった感じです。

入社前はマンガ広告という専門性の高い商材に対して「自由度が低いのでは？」という先入観がありました。しかしそのイメージはすぐに覆されました。『マンガ』という強いフックがあることで、テレアポをしても話を聞いてもらいやすいんです。お客様が興味を持つドアを開けやすいと感じました。提案次第でいくらでも可能性を広げられる自由度の高さも、良い意味でのギャップでした。

大手案件の醍醐味と、その裏にあるもどかしさ

誰もが知っているようなクライアントの案件に関われるのは大きな醍醐味です。代理店の方が企画の骨子を固めてくれているケースも多く、その一番面白い部分に専門家として乗っかっていけるのはこの仕事ならではですね。

しかしこの営業特有の難しさも存在します。代理店の先にいる『エンドクライアント』の顔が直接見えないことです。僕たちが直接アプローチできるのは代理店の担当者の方まで。その方がどれだけ熱量を持ってエンドクライアントに提案してくれているか、今どんな状況なのか、完全にはコントロールできません。時にはもどかしさを感じることもあります。

自分たちの努力だけではどうにもならない変数の中でいかにして信頼を勝ち取り、プロジェクトを前に　進めるか。そこに、この仕事の厳しさと面白さが詰まっています。

自身の成長を実感した瞬間

担当者と信頼関係を1から作り上げ大きな案件をやり遂げたことです。その担当者の方との出会いは、たまたまご連絡したところ「一度会いに来てよ」と言っていただいてからです。2ヶ月に一度くらいのペースで色々と情報を準備して直接会いに行き、その時のお悩み事をお伺いしたり、新しい提案をしたりと繰り返していました。

地道に関係性を築いていった結果、大きな案件に繋がりました。まさにお客様との信頼関係が実を結んだ理想的な形でした。

この担当者様とは今でも良い関係が続いていて、定期的に情報交換をしています。先日も「マンガのことで相談する場合は、Kくんだよね」と言っていただけて本当に嬉しかったです。その方が「部下や可愛がっている新人に、君のことを紹介しておくよ」とまで言ってくださって、私も若いメンバーを紹介したりと、良い形で関係が引き継がれていきそうです。

チームと自分自身の新たな可能性

自身の営業活動に加え、チームメンバーの成長をサポートする役割も担っています。

メンバーが何でも相談しやすい雰囲気を作ることは常に意識しています。業務の困りごとはもちろん、　雑談でもなんでも気軽に声をかけてもらえるような存在でありたいですね。

マネジメントの視点を持つようになったことで、自分自身にも変化が生まれました。メンバーの動きを見ることで、『こういう時は、一歩引いてこうアドバイスすればいいのか』といった発見が日々あります。他の人の営業を客観的に見ることで、自分のスタイルを振り返り改善していく。その繰り返しが、自分自身の成長にも繋がっていると感じています。

大切にしている価値観

それは二つあります。

一つは「相手のことを考え、気遣いを忘れないこと」です。どうすればお客様がもっとスムーズに進められるか、どう提案したら喜んでいただけるか。何を求められているのかを常に考えています。定期的なご連絡や細やかなコミュニケーション、どんなことを解決されたいのかをヒアリングして、様々な角度からご提案し関係を作り上げていく。それをとても意識しています。

もう一つは「楽しむこと」です。私たちの仕事は特にクリエイティブな要素が大きいので「自分がワクワクできているか」を常に意識しています。自分が心から楽しんでいればそれが自然とお客様にも伝わり、良い提案や制作物に繋がっていくと思うんです。ただ「楽しいことを形にできるのは、基本がしっかりしていて、ちゃんと数値として成果が出せるから。」ということも強く考えていて、本気で成果を追い求めることも大切にしています。

これから入社を考える方へ

「マンガを軸に何でもできる会社」だと思います。色々なことに興味がありフットワーク軽く新しいことに取り組める人にとっては、いくらでも面白いことができる環境です。自分の「好き」なこと、例えば　マンガや音楽といった趣味が思わぬところで仕事に繋がったりする。それがシンフィールドの大きな魅力です。

もちろん仕事ですから地道な作業や辛いことも多くあります。でもそれを乗り越えた先には、大変さを　遥かに超える大きな達成感が待っています。仕事の成功って「人との繋がり」から生まれるものだと僕は思っています。多くのチャレンジができる人。そんな人とぜひ一緒に働きたいですね。