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「常に謙虚に自己研鑽を積みたい」大佐と呼ばれるエンジニアリーダーがシェルフィーで見えた理想のエンジニア像

💁 今回の主役:鈴木 大介

新卒でSIerにて業務システムの要件定義以降の全てのフェーズを経験。
その後、商品管理システム開発会社にてマネージメントに従事、フロントからバックエンドまで幅広く開発できることがウリです。良質なエンジニアリング組織を作ることに興味をもち、2018年8月よりシェルフィー株式会社へ。
週5でカレーを食べても全く飽きません。紆余曲折を経て、社内では「大佐」と呼ばれています。

入社最初の仕事は内装会社へのヒアリング。波乱万丈だった『Greenfile.work』との出会い

僕は27歳からエンジニアとしてキャリアを積み、2018年にシェルフィーに入社しました。

元々『内装建築.com』の管理画面を作るミッションで入社をしたのですが、入社直後に社内でSaaSをつくる計画が立ち上がり、SaaSの立ち上げメンバーとなりました。当時は『内装建築.com』向けのSaaSを考えていたので、一番はじめは内装会社にとって特に施工フェーズで何がペインかを判明しに、今のCPOの石川と一緒にヒアリングしに行きましたね。合計で20社くらい行ったんじゃないかな。それがシェルフィー人生で初めての仕事です。
ヒアリングの結果、ファイル管理機能等を含む施工管理をスムーズにするサービスを企画し、社内では「番頭くん(仮)」と名付けてこのプロジェクトを進めることとなります。

ただ、そのとき既に『Greenfile.work』のβ版を運営していたんです。新サービスを開発するにはどうしてもある程度まとまったリソースが必要となるので、当時の僕や石川、代表の呂はGreenfile.workチームを解体して、番頭くんプロジェクトに合流してもらう方向で考えていました。約90%くらい決まってたと思います。

ところが一転、当時Greenfile.workチームでマーケティングを担当していた仲原が「『Greenfile.work』にものすごい可能性を感じる。絶対に会社としてこのサービスを伸ばした方が良い」と進言したんです。そのときの仲原がめちゃくちゃ熱かったのをすごく覚えていて、僕も感化されました。そこからはもう早かったです。僕も会社も番頭くんはきっぱりやめて、Greenfile.workのプロダクトづくりに向き合うことになりました。

だから、作ったものを基準に考えると僕のシェルフィーでのキャリアは実は今の『Greenfile.work』一色ですね。当時いた他のエンジニアは『内装建築.com』を改修したり、β版を触っていたりするのですが、僕だけ他のプロダクトには全く関わってないんですよ(笑)

『Greenfile.work』を作ると決まってからは、2019年4月の本リリースに向けて、エンジニアリーダーのような立場で実際には僕も一人のエンジニアとしてバリバリ手を動かしていました。僕は現場概要ページと書類のモーダル表示の担当でしたね。機能単位で担当を割り振っていたので、みんなでバックエンドもフロントエンドも両方していて楽しかったです。当時入ってきてくれたほぼ未経験に近いメンバーにも機能で割り振りをしていたので、彼にとっては少し大変だったかもしれないけれど(笑)


現場は回せるけど組織は作れない。たくさん考えた2019年

4月のリリースを無事迎えて落ち着いた頃から、そろそろ明確にエンジニアの組織をつくらなければならないフェーズに入ってきました。それまではコードを書きながらプロジェクトを進める、いわゆるプレイングリーダーのような役割を担っていて、前職とほぼ同じことをしていたんです。ただこのタイミングから明らかに今までの仕事の貯金ではやっていけなくなったことを強く覚えています。

前職では最大8人のリーダーとして働いていたんですが、とりあえずプロジェクトを進めさえできればよかったので、最悪自分がコードを書けば良いし、逆にコードの書き方をメンバーに教えていれば進めることができてました。でももうなぜか上手くいかない。メンバーのケアも割とできる方だったのでランチや飲みに行ったりして、1対1のコミュニケーションは得意で上手くやってきたけれど、メンバーが増えてきて1対nのコミュニケーションになったとたんに全く上手くいきませんでしたね。

「みんな大佐の真似をするから、真似されると思って動け」と当時めちゃくちゃ言われていたんですけど、僕的には全くピンと来てませんでしたね(笑)「真似をするって何?」って思ってました。
「何がやりたいのかもわからない」もよく言われてました。これは本当にその通りで、シェルフィーに来るまでは、「その場所とかその組織の中で、こういうことをしていれば良い。だからやりたいことよりもやるべきこと、求められていることをしていればいいんだ」という考え方をしていたんです。だから急にフリーハンドになったことで何をしていいのかわからないことが多々あって、しかも上手に伝えられないし、考えきることもできないし、ずっともがいていましたね。

正直なところ、小さいプロジェクトならガンガン回せるけど、今のままでは組織はつくれないと気づいてしまいました。かなり暗黒期の時代でした。


2019年はずっと悩み続けて、正直いつ抜けられたのかはわからないくらい(笑)上手くいってたはずの考え方を捨てなきゃいけないという、個人的にはアイデンティティ・クライシスくらいの衝撃だったから本当に大変でしたね。でもずっとずっと自分に向き合い続けて、2020年のはじめに、『Greenfile.work』というサービスがもう自分一人が最後頑張ったとしてもカバーしきれないんだと気づいてからはちょっとずつ方向性を変えてきたと思います。

今振り返ってみると僕一人で出せるバリューを突き詰めるのを諦めた2年半でしたね。一人でできる限界はやっぱりあったし、その分周りに頼ることを学びました。

毎日謙虚にいろんなことから学びを得て、成長し続けるエンジニアでありたい。

2020年4月くらいまではリーダーであっても普通にコードを書いてたんですが、それ以降は一つの機能を担当したり機能を持たないようにしてました。というのは、結局最後は自分がやれば良いとか、落とし穴が大きいところは自分がやるみたいな考え方をしていると、永遠にチームが強くならないなと思ったんです。

特に最近はいよいよ人数も増え、僕が直接コードに触れたり具体的な実装方法等についてみんなと議論をしたりする機会が減ってきています。石川がプロダクトチームがどうあるべきかや『Greenfile.work』というプロダクトがどうあるべきか、プロダクトを作るものとしてどう向き合うか、といった大本の部分を明確にしてくれているので、僕はエンジニアという職種の人間としてどうあるべきか技術的にどう作っていくのか、といったもう少し具体的なスコープを定めにいっています。

技術的な部分でいけば、今一人で担当している属人的な部分を複数人で担えるようにするとか、今チームリーダーしかできない部分を誰でもできるようにしたり、ミスしないようにしたりして整えていくのですが、そのためにもまずは僕が思う「当たり前」を明確にして、メンバーに伝え続け、シェルフィーとしての「当たり前」のレベルを上げていこうと思っています。

シェルフィーのエンジニア組織って結構いびつだと思ってるんですよ。例えば、要件定義〜テストまでの一連の流れを経験してきたエンジニアにとっては、仕様書があることが当たり前ですが、シェルフィーでは、仕様書は書いていないんです。石川が前のインタビューで話していた通り、仕様書には書かれないし書けないようなユーザーの直感的な使い心地やストレスの無さをチームみんなで向き合い、レベルを上げていきたいからです。この「当たり前」のラインを設定し、「当たり前」のレベルを上げていくことが今一番必要だと思っています。
シェルフィーのエンジニアの当たり前を決め、その当たり前を伸ばし、そして新しく入ってくれた人がこの当たり前にすぐ馴染めるようにしたいです。


ではシェルフィーの当たり前はズバリ何かというと、さっき言った通り「当たり前のレベルを高くし続ける人」である上で、更に具体的にすると、息を吸うように周りの情報を自分の血肉にしている人だと思っています。

エンジニアってよく「勉強しなきゃ」って言うんですけど、「生きていれば全部勉強だ」くらいの気持ちでいてほしいですね。エンジニアリングの本からエンジニアリングを勉強すると区切ってしまうのではなく、安衛法からも書類からも太宰治からも普段やってるゲームからでもいろんなことを発見して学んでほしいなと思います。

なぜかというと、その方がトップラインを上げ続けられるからです。周りのもの全てから学ぶ姿勢を身につけるのはめちゃくちゃ難しいと思うけれど、身につけた後は勝手に成長していくし、勝手に当たり前を引き上げられるじゃないですか。何もかもが自分の血肉になっているのが楽しいなと僕自身も思うし、そういう人が周りにいたらもっと面白いですね。

あとは正直なところ、「エンジニアだからこれはできなくていいでしょう」という考え方が嫌いなんです。エンジニアだからって出来なくていいことなんてひとつもないと思ってるので、こういう区切る考え方は減らしていきたいです。
コードひとつを取っても、「これで良い」と自分で思って思考停止してしまったら、そのときからあらゆる成長が止まってしまうと思うんです。日々成長したいと思ってる人だったら多分コードの書き方も、それに向き合うスタンスも、人間性の部分も全部影響して変わっていくと思うんですよね。

確かに、エンジニアリングそのものが特殊スキルではあるのかなとは思っています。
これはあくまでも個人的なイメージですが、世の中の一般論として、一般職と総合職と専門職というものがあるじゃないですか。それと同じように、エンジニアの中にも一般職と総合職と専門職が存在しているんじゃないかと考えています。
言われた通り、指示された通りにひたすらコードを書く人は一般職。色々マーケティングや経営、事業等まで考えて行動できる人が総合職で、普通のエンジニアでは太刀打ちできないような技術を扱える人が専門職といったイメージです。

各会社や各時代で求める層は変わると思いますし、実際に昔は「エンジニアはコミュニケーションしないでコードに向き合うべきだ」という論調が一般的だったのに、最近は「エンジニアこそコミュニケーションが必要だ」という風潮に変わってきています。そもそも約40年しか歴史がない職種なので求められる能力の変遷が激しいんです。だからこそ、常に謙虚に自己研鑽を積んでほしい。僕自身そういうエンジニアでありたいですし、メンバーにもそうなってほしいなと思います。


常にトップラインを上げ続け、それを120%の力で世の中に提供し続けたい

特に2019年からはめちゃくちゃしんどい時期を過ごしましたが、とことん自分に向き合い、自分のために走ってきた2年半だったなと思います。ここまで頑張れたのは明らかに自分のトップラインが上がり続けているからです。

僕は自分のトップラインを上げることが人生の目的になっているところがあって、そこに世界を変えたいとかそういう使命感はないけれど、人生ずっとトップラインを上げ続けて、死ぬときに満足したいと思ってるんです。

僕は高校卒業してからしばらく家庭の事情もあって大学進学せずフリーターをしていた時代があったので、「大卒の人たちに追いつきたい」という気持ちがすごく大きかったんです。それで大卒の平均給与に一番はやく近づけると思いエンジニアになったのですが、このエンジニアという職業が思っていた以上に自分に向いてることに気が付きました。そのときから「俺いけるかもしれない」と思い始めましたね。前職は比較的安定していた職場だったのでそのままの人生でも良いかなと考えていたのですが、このとき改めて「やれるなら行けるところまで行きたい」と明確に思い、シェルフィーに転職をしました。

シェルフィーでの暗黒期に「なんで俺こんなに辛いことやってんだろう」と悩んだことも多かったのですが、この「行けるところまで行きたい」という意欲と、結局「自分のトップラインを上げることがすごく楽しい」と思っていることに気づいたことが突破できたきっかけでした。

でも、トップライン上げた先に何がしたいとかはないんですよ(笑)
トップラインを引き上げたら自分の影響力が強くなるとは思うけど、自分の影響力を上げた先にこの力やスキルをどの業界に使いたいとかも本当にないんです。よくプログラミングを勉強するときに何か作りたいものを作れと言われると思うんですが、僕の場合は本当にない(笑)自分の欠陥かもしれないなとは思うけれど、でもないものはないので誰かに乗っからないといけないですね。逆に言うと、こういうことがやりたいとパッションをめちゃくちゃ強く持ってる人に出会って、そういう人のところに僕の力を120%使いたいと思っています。

それが今はシェルフィーです。シェルフィーでは上を見れば上がいるし、周りのメンバーはすぐ追い抜こうとしてくる。こんなに面白い面子はいないと思います。エンジニア組織をゼロから作り、2年半という月日をかけてきて、こんなに一緒に頑張れる面子がいて、更に成長できる環境なのが間違いないからこそ、まだやめるわけにはいかないです。

もし今日隕石が落ちたとかでシェルフィーがなくなってしまったら、海の近くに住んでMacを片手にサーフィンして生きていくと思います(笑)それで多分もうスタートアップはやらない。
全く別の人たちと一緒にスタートアップは僕はできないと思っています。それくらい、このシェルフィーにいる人、この仲間、この面子がいるからエンジニアリーダーを頑張れているんです。もしみんなが一緒にいるんだったらやれるけど、この面子じゃないならやらない!(笑)

シェルフィーや開発チームが気になった方はこちらも合わせてご覧ください👇

🍤 シェルフィーや建設業界、『Greenfile.work』について

🍤 シェルフィーのメンバーについて

🍤 メンバーがやりきった!取り組み一覧

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