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幼い頃からのほほんとしていて、周りのことを気にしない子でした。小学5年生まで自分だけが自転車に乗れないと気づいていなかったくらいです(笑)教育熱心な父に言われるがままの生活を送っていて、父に言われて中学受験し、国立の中学へ進学しました。こうして地元の友達とは違う中学に通うことになったのですが、周りは皆頭のいい子ばかり。ここで初めて自分と周りを比べるようになり、自分の意思を持って行動するようになったんです。
高校では幼少期と打って変わって、自分のやりたいことや意見を突き通す性格でした。ハンドボール部のキャプテンを任されていたのですが、メンバーへのあたりが強く17人いた部員は最終的に7人になってしまったのです。共に戦うメンバーがどんどん減っていく中迎えた高校最後の大会が終わった時、心に残ったのは「チーム作りに失敗した」という後悔の念だけでした。
高校の時の後悔が忘れられず、大学でもハンドボールを続けました。大学はハンドボールの強豪校だったので、練習に参加すると自分が一番下手くそで…(笑)今まではチームの中で実力も地位も上の方にあったので、この時初めて下の立場からチームを見たんです。その時、自分が上の立場に立っていた時は気づかなかった部分が見え、自分の昔の行動を顧みました。そこから、サポートや声かけなどチームのための行動をするようになり、技術面では劣っていても次第にチームメイトの信頼を得ることができるようになりました。
大学生の時は将来何をやりたいのか考えておらず、ひとまず興味のあった教育の分野をもっと深く学ぶために大学院に進学しました。教育学を学ぶ中で、”先生”は「生徒が何かを達成する場を作ってあげる存在」であると感じました。しかし自分は達成の場を提供するのではなく、「自分が何かを達成したい」という気持ちの方が強いと気づき就活を開始。飲食店などでマネジメント業務をしたいと考え、チェーンのスーパーマーケット企業に入社することにしました。
ここではまず販売スタッフからスタートしました。販売の成績が良かったので、入社3年目から商品開発の部署へ移動になり、新商品の提案や食材や商品を仕入れるバイヤーに。
順風満帆かとも思えるこの仕事に違和感を覚えた始めたのは、バイヤーとして社長の近くで仕事をする機会が増えてからです。商品や仕事はなんのためにあるのか、業界や世の中のためになっているのかと疑問を持ち始めたのです。日々の仕事を思い返してみると、社長のため、会社のために行っていることが多いと感じました。このまま行けばいわゆる出世コースをたどっていくこともできるけど、「本当にこのキャリア選択でいいのか?」と疑問に思うようになりました。そして転職をするか迷い始めたのです。
迷った結果転職をするという決心に至った大きな出来事があります。それは婚約です。婚約をした時に、結婚後10年の自分の姿を想像してみたんです。結婚をすると自分の行動は妻や子供などの自分以外の人に影響を与えます。
安定した収入は間違いなく確保できるけれど、やりがいや目的のあやふやな仕事をこのまま続けるか、きちんとした目的を持ってたくさんの人の役に立つ仕事を新たに探すか天秤にかけた結果、後者に傾きました。これまで育ててくれた両親、共に人生を歩むと決めてくれた妻、そしてこれから生まれてくる子供に生き生きと仕事をする姿を見せたいと思ったからです。
こうして転職すると決心して登録したwantedlyで栗原からスカウトが来て、シェルフィーと出会いました。シェルフィーが行う建設×ITの分野は非常に興味を持ちました。なぜなら飲食業界もIT化が遅れていて、もっと業務効率をあげたいと思っていたからです。
しかし飲食業界にはもうすでにいくつかのスタートアップ企業が参入していてIT化が進みつつありました。それなら、IT企業がほとんど踏み込んでいない建設業界の方が困っている人がたくさんいるだろうと思い、シェルフィーで建設業界に変革をもたらしたいとここで働くことに決めたんです。
現在はクオリティマネジメント(以下QM)の仕事を行なっています。QMは施主様と内装会社様を実際にマッチングするところから、施主様・内装会社様の相談に乗りつつ店舗が無事完成するまでを担当します。その中で最近は、特に内装会社様をよく知る努力をしています。内装会社様にシェルフィーのサービスを継続して使っていただくことで、発注者・受注者間の取引がよりスムーズになり、建設業界を良くすることに近づくからです。
内装会社様を知るにあたって、どんな案件を求めているかなど建設に関わることももちろん把握しますが、これまでどんな苦労をしてきたのか、どういう思いでこの仕事をやっているのかなどの人柄の部分も知る努力をしています。こうすることで、より内装会社様に寄り添うサービスができるし、信頼関係を築くことをできます。
仕事をしていく中で、シェルフィーのメンバーには感謝の気持ちが大きいです。30歳にして思い切って転職をして、同世代や年下のメンバーにたくさんの助け・教えをいただきました。メンバーみんなが会社全体のことを考え、本質的な仕事・議論をしている姿を見て、現状維持ではなくもっと上を目指す向上心が養われ、楽しいと思いながら仕事ができています。みんながメンバー思いで、その人のため、会社のためならと、多少言いづらいことでも言うことができる雰囲気も非常に魅力的です。
シェルフィーが上場する瞬間に立ち会いたいですね。シェルフィーが建設業界を変えることができる会社だと確信しているからこそ、上場は必要不可欠であると思います。
そんなシェルフィーをもっとよくしていくために、個人としては「育てる人」になりたいです。会社では入社時から雰囲気がぽいという理由で「先生」と言うあだ名で呼ばれているのですが、本当の意味で”先生”と呼ばれたいなぁ(笑)学生時代や前職ではなんのために教育をするのか考えられていませんでしたが、今は「教育が会社のスケールの拡大に繋がるから」という明確な理由があります。人それぞれやり方は違えど目指すゴールは同じで、そのゴールにうまく導いてあげたいです。単にマニュアルを作るのではなく、その人のやり方を尊重しながらゴールまでの道筋を補正するイメージです。そしてさらには”先生”をもっと増やしたいと思っているので、“育てる人を育てる”ことも行なっていきたいです。
<過去のメンバーインタビュー記事>
栗原志保(クオリティマネジメンント):建設業界をHAPPYにしたい!!QMとして私ができること、したいこと。
前岡健司(クオリティマネジメント):「理想的な組織で、建築業界に新たなスタンダードを生み出したい」
宿利愛(クオリティマネジメント):ママだからって仕事に妥協したくない。そんな私を歓迎してくれたのがSHELFYでした。
武田佳佑(セールス統括):「新しい当たり前を作っていくのは最高に面白い」
鈴木陵太(セールス):大学中退→スノーボーダー→不動産トップセールスを経てシェルフィーに入社した理由
宮崎唯人(セールス):会社を選ぶ軸は「人の良さ」~シェルフィーで働く中で見えた”なりたい自分”~
仲原知輝(マーケター):創業6日目のシェルフィーにセールスインターンとしてジョイン。大手IT企業の内定を辞退し、マーケターの社員として入社した理由。
竹内義貴(ブランドマネジメント):誇れる事業だからこそ自信を持ってPRできる
鈴木晶子(.work統括):「0から1を作る存在になりたい」とシェルフィーの社員第一号に
石川鉄兵(プロダクト統括):過去に一緒に仕事をしていた人たちに、もっと良いプロダクトを届けたい」
新飯田翔(デザイナー):僕、現状維持してないか…? 危機感から3年務めた会社を辞め、
<インスタグラムも運用しています>