Shakeは、富山と東京の2拠点で中小企業を支援している会社です。富山市と東京・目黒区青葉台にオフィスがあります。
地方の会社の経営者から一番よく聞く言葉は、「うちは田舎だから応募が来ない」です。人口が減っている地方で採用が難しいのは事実です。ただ、それが首都圏と比べてどれくらいの差なのかを、実際のデータで示したものはほとんどありませんでした。
そこでShakeは、求人媒体の運用代行サービス「HRShaker」の支援事例79件を地域別に集計し、この「地方だから応募が来ない」を確かめました。この記事では、その結果と、地方と首都圏の両方に拠点を持つShakeが出した答えを紹介します。
首都圏と北陸、差は5.4倍あった
運用1ヶ月あたりの応募数を、地域ごとに比べました。
- 首都圏(16事例):月34.3件
- その他の地方:月11.8件
- 東海・関西:月10.1件
- 北陸(31事例):月6.4件
首都圏と北陸では、約5.4倍の差がありました。首都圏は求職者の数がもともと多く、IT・企画・営業など応募が集まりやすい職種の募集も多いためです。地域の差は、たしかに存在します。
ただし、差の正体は「地方」ではなく「業種」
注目したいのは、「その他の地方」が月11.8件で、「東海・関西」の月10.1件を上回っていることです。地方だから必ず不利になる、というわけではありませんでした。
実際に、地方でも多くの応募を集めた事例があります。
- 群馬のリユースチェーン:9ヶ月で318件
- 熊本の地方創生EC企業:10ヶ月で112件
- 愛媛の食品製造企業:11ヶ月で90件
- 金沢のパン製造販売:6ヶ月で148件
- 富山の飲食チェーン:8ヶ月で110件
では、なぜ北陸の平均は低かったのか。北陸の31事例のうち、約15件が建設・設備工事・自動車関連などの現場系の仕事でした。これらは、全国どこでも応募が集まりにくい業種です。北陸の数字は、この業種の多さに引っ張られていました。
さらに分析すると、地方の現場系の仕事には「地元の給与相場」「採用が難しい職種」「会社の知名度がない」という3つの難しさが重なっていることもわかりました。
つまり、「地方だから応募が来ない」のではなく、「地方に多い業種や給与相場が、採用の難しさと重なっている」というのが実態に近いということです。地方でも、業種・職種・条件しだいで応募は集まります。
地方でも応募を集めた会社がやっていたこと
地方で月10件以上の応募を集めた事例には、共通点がありました。
- 休日、残業の実際の時間、通勤、職場環境など、伝えられる条件を数字で書いている
- 表示・クリック・応募のデータを見ながら、改善を続けている
給与をすぐに上げられない会社でも、打てる手はあります。HRShakerは、採用したい人物像の整理から、求人原稿の作成、Indeed・Airワークへの掲載、効果の測定、原稿や広告費の配分の見直しまでを、まとめて支援しています。
富山と東京、2つの拠点があるからできること
Shakeが富山と東京の両方に拠点を持っているのは、地方の会社の悩みと、首都圏の採用の動きの両方を見られるからです。
今回のデータが示したのは、地方の会社にも首都圏と戦える方法があるということでした。地方の会社の良さを数字で伝え、データで改善を続ければ、応募は集まります。富山で生まれたShakeは、この「地方だから無理」をひとつずつ覆していくことを、自分たちの仕事だと考えています。
Shakeのビジョンは「挑戦が特別ではない世界。」です。住んでいる場所や会社の規模に関係なく、誰もが挑戦できる状態をつくりたいと考えています。
Shakeについて
Shakeは、富山と東京の2拠点で中小企業の成長を支援している会社です。求人媒体の運用代行「HRShaker」、AIによる業務自動化「AIShaker」、ブランド構築「BRANDShaker」の3つの事業で、中小企業の「人が採れない」「社長に時間がない」「選ばれる理由が創れない」という悩みに取り組んでいます。
Shakeでは、一緒に中小企業の挑戦を支える仲間を募集しています。少しでも興味を持っていただけたら、「話を聞きに行きたい」からお気軽にご連絡ください。