Shakeは、HRShakerという求人媒体の運用代行サービスで、中小企業の採用を支援しています。この記事では、その支援事例のひとつを紹介します。
クライアントは、北陸地方にある社員13名の土木・管工事会社です。募集したのは、採用が最も難しい職種のひとつといわれる施工管理でした。10ヶ月の運用で、施工管理の経験者から14件の応募が集まりました。Shakeがこの会社と何に取り組んだのかを、順番に紹介します。
課題:施工管理の経験者は「良い求人」を疑っている
施工管理の人が転職を考える理由で多いのは、「遠方の現場・単身赴任」と「長時間の残業」です。
そのため、施工管理の求人には「残業少なめ」「地元で働ける」という言葉がよく並びます。ところが、業界をよく知っている経験者ほど、こうした言葉を信じません。何度も見てきた言葉だからです。
疑い深い経験者に届くのは、本当かどうか確かめられる数字だけです。そこでShakeは、この会社の働き方を数字で伝えることにしました。
取り組み1:働き方を3つの数字で伝えた
まず、会社の実態を確認し、求人に書ける数字を整理しました。その結果、原稿には次の3つを書きました。
- 現場は会社から車で20分圏内:「地元で働ける」ではなく、現場までの距離を書く
- 残業は月平均3時間:勤怠データをもとにした実際の数字を書く
- 面接は1回:応募したあと、選考が何回あるかを書く
「地域密着型の働き方」という言葉も、「現場はすべて車20分圏内・遠方転勤なし」と言い換えました。会社が自分たちを紹介する言葉から、求職者が知りたい通勤時間や転勤の有無を伝える言葉に変えたのです。
取り組み2:職種名を6種類以上に広げ、252本の求人を運用した
同じ仕事でも、求職者が検索するときに使う言葉は人によって違います。「施工管理」で探す人もいれば、「現場監督」や「工程管理」で探す人もいます。
そこで、職種名を6種類以上に広げ、合計252本の求人を運用しました。掲載したあとは、職種名ごとに表示回数・クリック率・応募数を比べ、反応の良い求人に力を入れていきました。
結果:10ヶ月で、経験者から14件の応募
社員13名の地方の会社が、採用が最も難しいといわれる施工管理で、10ヶ月のあいだに経験者から14件の応募を集めました。
特別な広告を大量に出したわけではありません。会社の中ではすでに当たり前だった事実を見つけ出し、それを伝わる言葉に変えて、データを見ながら改善を続けた結果です。
この事例からわかる、Shakeの仕事
この事例でShakeが行ったのは、次のような仕事です。
- 勤怠データ、現場までの距離、選考の流れなど、会社の実態を確認する
- 「残業少なめ」のような抽象的な言葉を、実際の数字に置き換える
- 職種名の候補を複数用意し、表示回数・クリック率・応募数を比べる
クライアントの会社の良さは、社長や社員自身が気づいていないことも少なくありません。それを聞き出し、数字にして、求職者に届けるのがShakeの仕事です。地方の小さな会社が、大きな会社と同じように人を採れるようにする。その手応えを、クライアントと一緒に味わえる仕事です。
Shakeについて
Shakeは、富山と東京の2拠点で中小企業の成長を支援している会社です。求人媒体の運用代行「HRShaker」、AIによる業務自動化「AIShaker」、ブランド構築「BRANDShaker」の3つの事業で、中小企業の「人が採れない」「社長に時間がない」「選ばれる理由が創れない」という悩みに取り組んでいます。
Shakeでは、一緒に中小企業の挑戦を支える仲間を募集しています。少しでも興味を持っていただけたら、「話を聞きに行きたい」からお気軽にご連絡ください。