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"再利用可能なデザインエコシステムを創る"全ての施設運営にデザインの魔法を

こんにちは。Wantedly初登場、吉澤和樹です。
Webデザイナーとして毎日パソコンとにらめっこしてます。
また、tuna(https://tuna-cloud.jp)のCS(カスタマーサクセス)をしてたりもします。

入社当初は浅草のホテル(SEVENGARDEN ASAKUSA)の支配人としてホテルの現場業務を行っていましたが、コロナウイルスの影響もあり、補助金申請業務、新規事業の営業等様々な職を経験しました。
2021年2月からCTOの山本さんの下でプログラミングとWebデザインの勉強を始め現在に至ります。

僕の入社から現在までの業務内容についてはまた別の記事でご紹介できればと思います。

今回は『宿泊施設×デザイン』というテーマで、
tunaの機能である「魔法のノーコードエンジン」についてお話ししていこうと思います。

僕のバイブル的映画のレオ様を拝みながら仕事してます。何の映画かわかりますか?笑


魔法のノーコードエンジンのお話し

まず、みなさんに質問です。

「タビナカ」って言葉ご存知ですか?

漢字で書くと「旅中」と書きます。
読んでの通り、旅行中のことですね。
近年、宿泊施設などの観光業ではこの「タビナカ」をどうやって充実したものにするか
ということが注目されています。

どういうことかと言うと、
旅行前に「〇〇に行ってみたい」とか「夜ご飯は〇〇にしよう」とか予定を決めることが多いと思います。これは「タビマエ」っていうやつです。

タビマエってある程度大雑把に決めることが多くないですか?( 僕はそうです。笑 )
「〇〇に行ったのはいいけど、思ったより時間余って夜ご飯まで何しようかな」

こんな経験ありませんか?

ここの余った時間をより充実したものにする、これがタビナカの充実度を上げるってことなんです。
多くの方は「博多 旅行 2時間」とかでググったりして何をするか決めている方が多いかなと思います。

そんなみなさんにいいことを教えてあげます。

タビナカの過ごし方を最も知っている人がいます。
それって誰ですか?ってことなんですけど、

「ホテルのスタッフ」です。

ホテルのスタッフは基本的に地元の方が多いですし、
職業柄おすすめスポットとかを知っていることが多いです。
僕も旅行に行く時にはホテルのスタッフの方に

「ここらへんでググっても出てこないような地元の方が通うお店とかありますか?」

みたいなことをよく聞いてます。
すると、「〇〇ってお店が美味しいのでオススメです!」と
ググっても出てこなかったお店を教えてくれます。

多くの方にこのような体験をしてほしい。

ただ、
タイミングよくフロントで会話できればいいですが、それ以外でコミュニケーションを取る手段がなかなかありません。

「お客様に伝えたいことがあるのに伝えることができない」

そんな理想と現実の間にいるのがホテルスタッフです。

そこで、弊社では
「tuna」というLINE公式アカウントの機能を拡張させ、
顧客と継続的に繋がることができるツールを開発しました。

その中の機能である

「宿泊業界に特化した高品質なデザインテンプレートを揃えたノーコードエンジン」を活用することによって、ホテルスタッフが伝えたい情報を自らノーコードで作成しLINEを介して宿泊者に届けることができます。

約70種類のテンプレートをご用意しております(2022年1月時点)

ホテルスタッフの方はこれらのテンプレートからお客様に伝えたいものを選び、「文字」「画像」を変更するだけで施設専用のWebページを作成することができます。


仕事内容について

僕の仕事内容は先ほどお話ししたテンプレートの作成です。

まずはどんなテンプレートを作るかという”企画”を行います。
「お客様はどんな情報が欲しいのか」「ホテルの人はどんなことをお客様に伝えたいのか」ということを考えながら、作成するテンプレートを決めます。

企画が決まると次は”設計”と”デザイン”です。
どんな情報を入れるのか、順序はどうするのかなどを決め、ワイヤーフレームを作成します。作成したワイヤーフレームを元にデザインを完成させコーディングをしていきます。

最後に、”ノーコードで編集できる”ようにtuna専用の関数を組み込んでいき、ようやく1つのテンプレートが完成します。

一見よくあるWebページの作成ですが、大きく異なる点は
「どこまでノーコードで編集できるようにするか」を考える点です。

tunaはSTUDIOやWixのようなノーコードツールでは無く、施設スタッフが宿泊者に
「伝えたい情報を伝える手段」を提供するツールです。

そのため、なんでもかんでも編集できればいいってわけではないです。
基本的には”テキスト”と”画像”の差し替えで自施設のページが作成できるように作っています。

以下のテンプレートを例に出すと、以下2点は敢えて編集できないようにしています。

・画像のサイズの編集
・タイトル(チェックインから~)のコピー



「届けたい情報を持っている」施設スタッフの方は基本的にデザイナーではないです。
なので、ある程度の制限を設けることで「使いやすい且つ届きやすい」ページを作成することができます。



クライアントの反応

まずは弊社運営ホテル「Hotel Mei」にてtunaの運用を開始しました。
実際にテンプレートを作成してもらった際に

「おぉー!もうできたっ!」

という声を聞いた時は率直に嬉しくなりました。笑
また、導入いただいた施設のスタッフの方からも「これ簡単だし使いやすいね」と言っていただけたり。

実際に使ってもらっている場を見た時はやっと「作ってよかったな」と思うことができました。

徐々に「〇〇を伝えたいからこういうテンプレートが欲しい」や「ここにこういう要素が欲しい」などポジティブなご意見いただくことも多くなり、さらに良いテンプレートを作成できています。

クライアント様と共に「宿泊者の方に届けたい情報を届ける」という同じ目標に向かって進めている事が嬉しい反面、「まだまだやることはあるな」と気を引き締めながら日々を過ごせています。

tunaを通じて実現したいこと

「宿泊したお客様がいつもよりちょっと幸せな気分で家に帰れる」

ちょっと抽象的に書きました。笑
弊社にとって直接的なお客様は宿泊施設ですが、エンドユーザーは宿泊するお客様です。

7garden(tuna) ー 宿泊施設 ー 宿泊するお客様

宿泊したお客様が「また来たいな」「いい想い出になったな」と思っていただいて
初めてtunaの存在意義があると思っています。

もちろん、tunaには顧客管理機能やテンプレート作成機能など
宿泊施設の課題を解決するサービスでもありますが、

一番大切なのは”宿泊したお客様が幸せな気分で家に帰れる”ことだと思います。

tunaを提供して終わりではなく、提供してやっとスタートラインに立ったというイメージです。

弊社でCS(カスタマーサクセス)を立ち上げ、日々施設様とコミュニケーションを取りながら”宿泊するお客様が幸せな気分で家に帰れるように”というゴールに向かって進んでいます。

桃子がCSについての記事を書いているのでぜひこちらも読んでみてください!
ホテル×DX!業界特化型のSaaS企業においてCS(カスタマーサクセス)として活躍する魅力


最後に

弊社は、tunaというクラウドシステムの開発・提供だけでなく、4棟のホテル運営も行っております。

  • Hotel Mei (福岡 博多)
  • Hotel Vintage Kagurazaka (東京 神楽坂)
  • Hotel Vintage (東京 入船)
  • SEVENGARDEN (東京 浅草)

ハードとソフトの両面で”お客様の幸せ”に向かって突っ走ってます!
面白そうだなと思っていただけた方、まずはお話ししてみませんか?

一緒に突っ走れる日が来ることを楽しみにしています!

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