セプテーニのPR兼、中途採用担当の加古です!
CRM・CDP・MA領域をセプテーニの新たな強みに昇華させるため、日々奮闘しているのが「データ事業本部データインテグレーション部(以下DI部)」です。
セプテーニの「探索領域」の第一線からはどのような景色が見え、何を想って向き合っているのか。
この度は、セプテーニへ中途入社、再入社を経験されている、DI部のお二人にインタビューを実施しました。
【プロフィール】
梅野雅人さん(写真:左):2016年セプテーニに新卒入社。2018年セプテーニから総合広告代理店に転職したのち、2019年セプテーニに再入社。
倉崎めぐさん(写真:右):2021年セプテーニに中途入社。前職は外資系CRMベンダーにて法人営業に従事。
共にDI部にて、CRM・CDP・MA領域のコンサルティングセールスや、社内の営業体制強化に向けたCRM活用推進業務に携わる。
――本日はよろしくお願いします!まずは、セプテーニにおけるDI部の役割および位置づけを教えてください。
梅野)我々DI部の主な役割としては、CRM・CDP・MA領域をフックとした、クライアントのマーケティング課題解決に向けた提案やサポート業務となります。位置付けとしては、セプテーニにおける「探索領域」として、過去に社内で前例の無い事例を創出すること、いわば新規事業のような立ち位置になりますね。
――お二人の業務内容を教えてください。
梅野)私は提案チームに所属しており、クライアントへのCRM・CDP・MA領域の提案をはじめとする、各種フロント業務がメインとなります。
倉崎)私も梅野さんと同じチームに所属していて、提案業務に加えて一部納品のサポート業務も行っています。また並行して、社内の営業体制強化に向けた、CRMの活用推進業務にも携わっています。
梅野)DI部ではこれまでセプテーニの主力である広告事業と比較し、クライアントの課題が未だ顕在化していない状態に向き合うことが多く、案件化までのリードタイムが長い傾向があります。そのような中、まずは我々自身が従来の枠組みにとらわれず、積極的に変化へトライしていくことで、クライアントと同じ目線で向き合うことができると考えているので、社内におけるCRM活用推進も、DI部の重要な業務の一つとして位置付けていますね。
――フロント業務に限らず、社内の業務改善にも携われるのはユニークですね。実際に仕事をされている中での面白さや難しさは何かありますか?
倉崎)私は前職が外資系CRMベンダーで法人営業を行っていました。当時は自社製品をいかに効率よく拡販していくかということを中心に考えていればよかったのですが、現在は代理店の立場として、ソリューションを絞らずクライアントの課題にフラットに向き合っていくことが必要になっています。求められる知識や経験のレベルが高くなるので難しいですが、提案の幅が広がったことには面白さを感じますね。
梅野)私は様々な業種におけるクライアントのマーケティング課題に対し、かなり上流フェーズからタッチできることに面白さを感じています。クライアントにとって理想的な状態からバックキャストを描き、潜在的なニーズを特定、そこに対して具体的な提案を行っていく中で、より高い視座からマーケティング課題を見ることができるようになったと感じています。
一方で、0から1を作り出す動きが多い中で、半年~1年後の我々のポジショニングを想定するなど、いかに先を見据えた動きを取れるかが重要になるので、ここは難しいポイントですね。
――提案の幅広さや上流フェーズに携われることは、難しくも面白いポイントですね。ところで倉崎さんは外資系CRMベンダーから中途でセプテーニへジョインされていますが、ずばり入社の決め手は何でしたか?
倉崎)決め手は大きく二つありました。
一つ目は、新卒時代から思い描いていた、広告代理店で働くという夢を叶えたかったからです。広告代理店の中でも、「業績が伸びているか」「提案の幅が広いか」「人が魅力的か」、この三つの軸を企業選びのポイントにしていたのですが、それらをバッチリ満たしたのがセプテーニだったんです。
二つ目は、ジョブチェンジの機会が豊富で、入社後に様々な経験を積むことができる点にも魅力を感じました。やはり広告代理店にジョインするからには、広告領域のフロント業務をはじめ、多方面にチャレンジできる会社がいいなと思っていました。前職は入社後のポジションからジョブチェンジをすることが難しかったのですが、セプテーニは個々人のキャリアを相談できる機会もあるので、将来的には是非活用していきたいですね。
――入社前後でのギャップや入社して良かったことは何かありますか?
倉崎)ギャップは無く理想通りの環境だったと思います。強いて言うなら、思った以上にリモートワークが推進されていたことくらいですね。
入社して良かったこととしては、カスタマーサクセスの追求にしっかりと向き合えることです。前職では自社製品以外の提案を行うことができなかったので、正直、カスタマーサクセスにコミットできているか疑問を持ったこともありました。一方で、現在はクライアント目線に立ちながら幅広い提案ができるので、日々やりがいを感じますね。クライアントの本質的な課題特定力、コンサルティング力が鍛えられるので、自分自身の市場価値も自然に高まっていくだろうなと思います。
――ギャップ無く理想通りの環境へ転職ができたことは素晴らしいですね。これは梅野さんにも伺いたいのですが、DI部は現状どのような雰囲気ですか?
梅野)中途メンバーのジョインや組織再編などを経て、今は和気あいあいとした良い雰囲気になっていると思います。ひと昔前は結構尖ったメンバーが集まっていて、ちょっとバチバチしてましたけど(笑)
倉崎)え、そうだったんですね、知らなかったです(笑)
私が感じることは、メンバーの皆さんがとても親切なことですね。基本がリモートワークの部署と聞いていたので、正直不安な点もあったのですが、皆さん自分の時間を惜しまず丁寧に教えてくれるので、むしろ良いギャップだったかなと思いますね。
梅野)私も倉崎さんにレクチャーさせていただくことがよくあるんですけど、以前は「梅野さんちょっと何言ってるか分からない」ってよく言われてました(笑)
倉崎)ごめんなさい、入社当初は本当に分からなかったんですよ、、、。今はもちろん大丈夫ですよ!(笑)
――今、皆さんのフラットな関係性が垣間見えました(笑)そんなDI部に中途でジョインするメリットって何だと思いますか?
梅野)DI部が向き合っているプロジェクトでは、事業の全体感をとらえたマーケティング戦略を考える機会が多いので、特にCRM・CDP・MA領域の経験者の方々にとって、これまでのスキル/経験をフックに、より上流フェーズにシフトすることができるのは大きなメリットだと思いますね。
また、私たちが向き合っている領域は、セプテーニの中における探索領域の立ち位置なので、今後の事業/組織戦略も一緒に考えるといった非常に貴重な経験ができます。IT、デジタルマーケティング業界をはじめ、各業界の垣根が無くなりつつある中、DI部で様々な経験を積むことで、市場価値を大いに高めていただくことができると思います。
倉崎)私も同感ですね!
――確かに、DI部が向き合っている領域を探索領域として位置づけているプレイヤーって意外に少なく、貴重なフェーズにジョインいただけますよね。では、今後どのような人材を仲間に迎え入れていきたいですか?
梅野)まず、ベンダーや事業主サイドで経験を積んでこられた方にはお会いできたら嬉しいです。これまでのスキル/経験を活かしてご活躍いただけるイメージがあります。とはいえ、突き詰めて考えていくと、スキル/経験よりもビジネスに向き合うマインドやスタンスの方を重視したいなと思っています。私たちとしても、探索領域の中で日々思考錯誤を重ねながら動いているフェーズになるので、一緒に事業をグロースさせていくぞ!という強い想いを持ちながら、0から1を作り出す動きを楽しめる方に是非ジョインいただきたいですね。
――最後になりますが、お二人のキャリアビジョンや野望を教えてください。
梅野)私自身、実は一度セプテーニを離れて総合広告代理店へ転職したのち、再入社を経験しているんです。セプテーニで働くメンバーの仕事に対する熱量やスピード感がどうしても恋しくなり、どうせなら好きな人達と同じ想いでもう一度一緒に仕事をしたいなと。
せっかくこうした想いを持って戻ってきたので、これまでの運用型広告というセプテーニのコア領域に加え、私たちが向き合っている領域を、業界、会社内の確固たるポジションへグロースさせていくことが野望ですね。DI部であればそれが実現できると確信しています!
倉崎)先に梅野さんに良い話をされちゃいましたね、、、。ずるいなぁ(笑)
私としては、まずはDI部でしっかりと実績を出すことで、会社、組織に貢献していきたいと考えています。中途でジョイン後に実際に働いてみて、DI部でしっかりと経験を積んでいけば、その先のキャリアの選択肢がかなり広がるイメージを持つことができているので、今後は新しい領域にも積極的にチャレンジしていきたいなと思いますね。