社員インタビュー
千株式会社で働くメンバーについて、仕事内容、やりがい、今までのキャリア、入社理由などをご紹介します。
https://sencorp.co.jp/recruit-career/9214/
皆さんこんにちは!
2025年4月に新卒入社したAUです。
私たち25新卒は「Wantedly編集部」プロジェクトに参加中です!
千株式会社の先輩方にインタビューし、記事を作成することで、より深く会社や人を知ることを目的としています。
今回は、千の広告事業を担うソリューション部の立ち上げ人であり部長のKHさんにインタビューさせていただきました。
立ち上げのきっかけや、仕事に対する考え方、新卒に求めることなど、たっぷりお聞きしましたので、ぜひ最後までご覧ください!
🎤interviewee
ソリューション事業部部長 K.H
京都大学を卒業後、2011年に新卒で楽天株式会社に入社。ECモール事業のコンサルタントとして店舗様の売上向上に貢献。その後アロマメーカーにEC事業担当として入社し、EC事業のマネージャーを経て執行役員に就任。出産、育児をきっかけに、「子育てに関わる人に役立つ仕事をしたい」と考えるようになり2019年千株式会社にジョイン。ソリューション事業部の事業部長としてマーケティング事業を展開しています。
――まずは、ソリューション部の立ち上げのきっかけを教えてください。
KH:きっかけはコロナです。創業から約15年「はいチーズ!フォト」を中心に事業を展開していた千にとって、コロナ禍は大きな打撃でした。その中で「新しい事業の柱を創る必要がある!」となり、当時の取締役から突然「明日から事業部長ね!何をやるかは任せる!』と任命されたんです。経営企画部に所属していた私は、ある日突然、事業部長になったわけです(笑)
方向性も何も決まっていない状態で、とにかく“新しい事業の柱を作る”というミッションだけが言い渡されました。その日のことは今でも鮮明に覚えていますね…
――立ち上げ期で一番大変だったことは何でしたか?
KH:やはりプレッシャーです。
私自身、新規事業に関わるのが初めてでした。既存事業のように数値や成果がすぐ見えないことが、苦しかったですね。
周囲は「新規事業は今すぐ成果が出るものではないし、長い目で見れば大丈夫だよ!」と見守ってくれたのですが、「社員の皆様が頑張って作り上げてくれた売り上げを使っているのに中々成果が出ない…」と自分が会社の力になれている実感が持てなくて悩みました。
――そんな状況をどうやって乗り越えたのでしょうか?
KH:“ゴールを信じていた”ことが大きいですね。
千が今まで培ってきたアセットを活用したサービスには絶対価値があると確信していたので、掲げたゴールに対しての迷いは一切ありませんでした。
そして、同じゴールを信じて一緒に頑張ってくれる仲間がいたことが、何より支えになりました。
▼事業にフォーカスしたINTERVIEWはこちら
――チームを率いるリーダーとして大切にしている考え方を教えてください。
KH:「信頼して任せる」ことですね。
チームが共通のゴールをしっかり共有できていれば、あとは細かく指示を出すよりも、各自の判断や工夫に任せたほうが、結果としてうまくいくと思っています。
もちろん、全てを丸投げするわけではありません。メンバーに少し背伸びが必要なタスクを任せるときには、サポートしますし、任せた以上、最後まで伴走する覚悟は持っています。
たまに「部下が期待外れだった」という声を耳にすることもありますが、私はそれは違うと思っていて。仮に想定通りにいかなかったとしても、それはメンバーの力不足ではなく、自分の任せ方やサポートの仕方に課題があったんじゃないかと、まずは自分自身を振り返るようにしています。
▼KHさん率いるソリューション事業部で活躍する23新卒メンバー
――最後に、新卒社員に求めることを教えてください。
KH:「スポンジになれ!」ですね(笑)。
これは、最初から完璧を目指すのではなく、とにかく何でも吸収してほしいという思いを込めた言葉です。成果を出すことも大事ではありますが、新卒に求められるのは、完璧なアウトプットよりも、素直に学ぶ姿勢と、柔軟に変化を受け入れる力だと思っています。
そして、「たくさん挑戦して、たくさん失敗してほしい」と強く思っています。
「失敗=悪いこと」というイメージを持っている方も多いですが、私はむしろ、「失敗を恐れて挑戦しないこと=悪いこと」だと思っています。
若いうちの失敗には価値しかないです。やってみないと分からないことって、本当に多いんですよ。失敗して「あ、これは違うな」と気づけた瞬間、その人の視野は間違いなく広がっている。だからこそ、守りに入って「失敗しないように…」と挑戦を避けてしまうのが、いちばんもったいない。迷わずどんどん挑戦して、是非失敗してください!
実は私、KHさんとは二次面接で初めてお会いし、勝手ながら憧れを抱いていました。
今回のインタビューで、当時聞けなかった想いやエピソードを伺えて、さらにKHさんの人柄に惹かれました。
仕事も家庭も両立しながら、しなやかに強くキャリアを築く姿に、私もそんな社会人になりたいと思いました。新卒でうまくいかないこともあると思いますが、KHさんの言葉を胸に、挫けず挑戦していきます!
KHさんから最後にいただいた、とても心強いメッセージをご紹介します。
KH:「落ち込むのは当たり前。だからこそ“落ち込んでる自分”を一旦受け入れてみて」
失敗したり、うまくいかないことがあったり…人生にはそんな時が必ずあります。
一見悩みが無さそうな上司でも実は落ち込んでいます。私もしょっちゅう落ち込みます(笑)上司はたくさんの経験を通して解決の引き出しを多く持っているだけなんですよね。自分を責めずに、「今は落ち込んでいい。解決の引き出しを増やしていこう」と思えるだけで、少し気持ちがラクになります。
記事を作成したのは、25新卒のAUです。
幼い頃から運動が大好きで、毎日放課後は公園で鬼ごっこをしていました(笑)バスケを始めスポーツにのめり込み、中高とバスケをするために1時間以上かけて登下校していました。大学は韓国に行くという破天荒な性格ではありますが、「決めたことはやり抜く」がモットーです!
千に入社し研修中ですが、KHさんからの教訓を元に、活躍しますのでこれからどうぞよろしくお願いします!