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大切なのは選択じゃないと気づいた|弱さを克服した私の入社までのストーリー

今回は、SEKAI HOTELで1年8ヶ月の長期インターンを経て24卒で入社をした、岡本香乃さんへのインタビューです。

学生時代、何かを選択する時の情熱と、努力を続ける時の情熱にギャップを感じた岡本さん。留学、学生団体、長期インターンなど様々な活動の場を通じて中途半端な自分に気づいたそうです。

長期インターンの過程で葛藤を乗り越え、入社を決意したその理由とは?

どんなひと?

ー簡単に自己紹介をお願いします

関西学院大学国際学部を卒業し、2024年に新卒でSEKAI HOTELに入社をしました、岡本香乃です。

ーどんな学生生活を送っていましたか?

学生時代は留学生のためにイベントを企画する学生団体に所属していたり、リトアニアに1年間留学に行っていたりしていました!

元々、みんなと同じような行動をするんじゃなくて、自分の選択にはこだわりを持ちたいタイプで。

留学先にリトアニアを選んだのも普通の人なら選ばないところでも、自分が良いと思ったら選びたい!というこだわりからでしたね。

1年8ヶ月の長期インターン

ーなぜSEKAI HOTELでインターンを始めたのですか?

留学中に「帰国をしたら長期インターンをやってみたい」という思いがあって、Wantedlyを見て面白そうやなと思ったのがきっかけです。

ただ、就活を有利にするためではなく、自分が面白いと思えることをやってみたかったし、社会課題にチャレンジするようなことに興味があって、SEKAI HOTELでのインターンをはじめました。

ー長期インターンではどんなことをしていましたか?

インターン中は、

①接客・チェックイン対応などのフロント業務
②SEKAI HOTELが地域の子ども達のために行っているイベント「icoima」の企画・運営

の2つを担当していました。

でも、実は最初はそんなにがっつりフロント業務をこなしていたわけではなかったんです。

接客に関しては、経験がなかったこともあって、毎回感覚を取り戻すことから始めるような状態で。自信もなくて、実際にゲストと話していてもボロボロ。笑

そんな自分にどこか中途半端さを感じるようになりました。これまでの留学とか、過去のことを思い返してみても、自分の選択にこだわりはあるくせに、一つの環境に入っても成長するほど頑張ったことがない、ということに気が付いて。

だからこそ、中途半端な自分を脱却するためにこのインターンでは頑張りたいと思って、昨年の春ぐらいに、なんのためにインターンに来ているのかを深く考えるようになりました。

葛藤をのりこえるまで

ーそうだったんですね...今は他の先輩社員さんから「ゲストへのご案内も大成長した!」と言われている岡本さんですが、具体的にどうやって乗り越えたのでしょうか?

最初は社員さんに相談して、「接客のレベルを社員と同等にする」という目標を立てて中途半端な自分を変えられるように、とにかく頑張りました。

社員さんが、接客に関して意識した方がいいことだったり、詳細なフィードバックを下さって、そのおかげで頑張ることができたと思っています。

ーなるほど....「社員と同等に」という目標は長期インターンだからこそ、掲げられたものでもありますね。

そうですね!それと、長期インターンが毎月一回、矢野さん(クジラ/SEKAI HOTEL代表)の研修・個人面談を受けられるインターンDayというものがあるのですが、悩んでいたタイミングで受けた研修も大きかったと思います。

毎月、社会に出た時に役立つスキルからマーケティング、クリエイティブディレクションなどなど、いろいろな研修をしてもらえるのですが、その月は、「マーケティングにおけるベネフィット」についての研修をしてもらったんです。

もう少し具体的に話すと、ここでいうベネフィットは商品・サービスを使うことで顧客にもたらされる最終的な利益、つまり、顧客が実感できる幸せのことです。

その時研修で教えてもらったことが接客の紹介の仕方にも使えるんじゃないかと思って、SEKAI HOTELの周辺にあるお店の価値の細分化をした表を作ったんです。

ただ美味しいだけじゃなくて、家族連れも座れるような4人がけの椅子がある、とか、大阪らしい関西弁に触れるならここ!とか。

お店の機能から、魅力的なポイント、もっと細かくターゲットを絞って、ゲストが最終的にどんな感情になれるのかを整理しました。

どんな方にも布施のまちの魅力を伝えるための自信になったし、実際にゲストさんの反応も良くて!

それまでは自分ができないことに対して不安を持って、「なんでできないんだろう」「こんな自分なんて」と嘆いていたけれど、ただ嘆くんじゃなくて行動しなきゃもったいないなと思うようになりましたね。

入社を決めた訳

ー葛藤がありながらも、自分を変えようと努力してきた岡本さん。最終的に入社を決意した「決め手」は何ですか?

一番は、「頑張ったことに対して正当に評価してもらえる会社だな」と思ったことです。

実は、矢野さんに「社員としてどうか」と声をかけていただいたのは、「中途半端な自分を変えたい」とがむしゃらにやっていた時期と重なっていて、

自分が努力する姿勢をしっかり見てくれていて、ここでまだ頑張れることがある、そう思ったから最終的に入社を決意しました。それと、もともと社会課題に向き合っている事業に興味があって。

SEKAI HOTELは布施が大好きだから、盛り上げたい!という思いだけではなくて、地域とそこにある社会課題をしっかり見つめている。

一つの環境に長く入っていたことによって、「地域に関わる仕事」の解像度が上がったし、自分が街や社会にどれほどインパクトを与えられるか、という観点で、現場と経営企画を一体に捉えている環境を魅力的に感じました!

最後に!

ー学生に向けて一言!お願いします!

就活をやっていると、ひたすら沢山エントリーシートを出して、説明会に出て、選考に進んで...みたいなことが続くと思うけど、1つの環境に深く入り込むことによって得られるものも沢山あります。

自分はどんな仕事をしたいのか、1人の人間としてどうありたいのかを、解像度高く考える機会として、長期インターンをお勧めしたいです!



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