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土木という、カッコ悪いけどエッセンシャルな仕事




目次

  • 私が起業して、現在18期の当社。

  • そして、新たな人材を採用し始めてみた。

  • ここからは未来のお話したいです。

  • そして。

  • これからは。

私が起業して、現在18期の当社。

 今までどこに向かい、これからどこへ向かおうとしているか、そんなことをツラツラっと書いていきたいと思います。

 10年目の時。

 その時は、10年生存率(およそ7%程度)をクリアしてホッとしていた私です。その時の2017年くらい。当社はまだ売り上げ4~5億程度。良くも悪くもまだまだ親方=社長(私)という会社です。取り巻く環境は厳しいものでした。

・下請けばかりで利益率が低い

・常に仕事を探している

・作業員が遊んでしまうタイミングがある

・従業員と作業員の人としてのレベルが低い(喧嘩、怒鳴り合い、殴り合い)笑

 今思い返しても、皆さんが想像する、しょうもない土建屋そのものでした。ちょっと落ち着いた私は疲れています・・。会社にはいつも文句ばかり言っている従業員。いざこざばかり起こす従業員。土建屋と揶揄されて何か下に見られている感覚。なにかネガティブな気落ちになっている私でした。

 そこで思い立ったが吉日。どうせならひっくり返してカッコイイ土建屋になってやる!と。でも、それは茨の道でした。

そして、新たな人材を採用し始めてみた。

 やろうとしたことは、シンプルにこの業界の悪いところを排除して、徹底的に若手だらけの会社いしよう!と。

 2020頃から開始しましたが、そう、コロナです。

 2022卒が2人入ってくれました。大変ながらも新卒採用も進み。古い子だと3年生になりました。3年で4名採用、3名残っており、来年2025年4月は2人入ってくれます。

 計画的に断行したこと。

・会社(私の想い)に寄り添えない人間の退職 →おじさん達、中途採用した管理職が辞めました

・若手にネガティブな対応、態度を取った人への指導 →教えない、連れ回す、自分が残っていると帰宅させない

・以前のおんぼろ賃貸事務所からの移転 →新社屋を建立

 都度、抵抗されました。でも今はとても前向きになっています。


ここからは未来のお話したいです。

 まず、私のカッコいい土建屋とは。若手だらけで、監督はゼネコンにも負けない思考を持った社員。作業員も、外人も多いが若手も多い。喧嘩しない。ちゃんと監督の言う事を現場に落としこむプロ。

 こんなイメージです。そのために上記した歴史が生きて来てやっと若手も定着してきているところです。私の気持ちも昔みたいに、皆と飲みたい、いろんなところに連れて行きたい。週休二日でしっかりと趣味とかに没頭して欲しい。そんな気持ちも復活してきたところです。

 すると。

 今度は若手ばかりなので、特有の出来事が起きてきました。不思議なものです。それって実務の事では有りませんでした・・。

 精神的な支柱とでも言いますか、トラブルや私に言いたい、伝えたい事への代弁者と言いますか。要するに社長である私と若手の間のエレメントが必要になってきたんです。ウチに残っている社員は、現場のエキスパートだが、あまり会社の間接業務に関心ある層ではありません。はて、困りました。

 私は今後、西進開発をこうしようと思っていますし、学生説明会では、こう言っています。

・20期で売上10億円突破 →18期で到達しました!!

・30期までに採用した若手社員から取締役を作る、そして当社から30代役員報酬1千万を出す!

・毎年しっかりと新卒採用し、しっかりとした年齢ピラミッドの構築 →これやるだけで売上上がります

・35期までに新社長を作る!!!

 これをやるために、副次的に、または皆のために、カッコ良くなんです。

そして。

 土木という仕事は、毎年国策で予算がアップされています。土木という仕事で特に弊社は公共事業が主です。その割に毎年、就業者が減っている業界でもあります。しっかりと腰据えてやっていれば、ここ10年は勝てる見込みしかない業界です。

 そして、過去の経験からやはり風上のビジネス、役所からの直接受注(元請)を増やそうと思っています。そのためには経験者というより、国家資格者を増やす事が命題です。ですが、中途採用ではなく、時間がかかっても若手でやりたいんですね!

 理由は若手の管理職、30代の役員で会社を回していく、そんな形を作りたいからです。

 そして。

 私の新たな目標は。それは、ずっと若手と接し、会社をひたすら新陳代謝し続けて、最後大勢になった社員達憩いの場をハワイなどに作り、ジジイになった私が社員達を接待したいです。これが私の人生の最終目標。

 普段は厳しい事しか言わない私。でも、心底感謝したいです。その2周遅れの感謝を伝えられる、そんな仲間達を作る。それがライフワークとなりつつあります。

これからは。

 そのライフワークで若手を育て。中小ながらでも大手に負けない魅力と報酬、そして中小だからできる出世スピードをマックスにして若手だらけの土建屋にしようと、今も帆走しています。

 これ、同年代の誰か(他社社長とか、他社の方)に話すと鼻で笑われます。出来る訳無い、イメージばかり。そんな冷笑です。でも、既述の通りで、「仲間」が欲しいんです。その仲間づくりをやっていきたいと思っています。

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