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「世界の医療」を肌で感じる、柔道整復師。

「世界の医療って?」

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日本もそうだと思いますが、いくら行きたい、興味のある病院のことをインターネットでたくさん調べたところで、実際に見学や体験、もしくは受診してみないとわからないことだらけですよね。

という私の思考回路なので。(笑)

いまも時間をみつけては職場に有給をいただいて海外へ飛んで、世界の「医・食・住」を肌で感じるように心がけています。


事の発端は4年前の2015年。

福岡の整形外科や整骨院で7年間お世話になった職場、本当に大好きな職場でしたが、26歳にして一度も海外へ行ったことのなかった私は「海外ってどんなところなんだろう?」と興味を抱くようになりました。

そして英語が話せれなくても海外で働くことができる手段を知った当時の私は「興味」から「やってみたい」に変わり、やってみたいから「やる!」と決意し、単身オーストラリアへ1年間治療の勉強として行ってきました。

もちろんオーストラリアでは柔道整復師という資格はないので、自分の名前と技術で勝負しました。

(またこの話は今後詳しくお伝えしますね。)



兎にも角にも、この1年間の海外経験から私の医療従事者としての考え方は大きく変わりました。

柔道整復師だから急性痛だけ、外傷だけという考え方ではなく、柔道整復師という職種に誇りを持ちながらも、慢性痛の患者さんにも対応するスキルを身につけるため西東京ペインクリニック・メディカルトレーニングでの運動療法を日々実践しています。

そこから生まれた感情は「予防医療」の大切さ。

世界の医療は治療だけでなく、「予防医療」への意識や動きへ急速に変化しています。

しかし、日本も含めてアジアはまだまだというのが世界を肌で感じた素直な気持ちです。


わかりやすい例で言うと、健康維持・増進のための予防として大切な「フィットネス業界」

ここ1~2年で行った台湾、フィリピン、タイ、香港には、フィットネスクラブを街で見かけることはほとんどありませんでした。

その代わり、クリニックはもちろんマッサージ店が多いのが特徴ですね。



でも3~4年前に行ったオーストラリアやニュージーランドは違いました。

ジムはもちろんヨガやピラティススタジオがめちゃくちゃ多い!!

シェアハウスにもジムがあるのが当たり前な世界に本当にビックリしました。

3、4年前でもそうだったので今はもっと国民も街も健康や予防思考なんでしょうね。


ある統計では先進国の中でも唯一日本だけフィットネスジム加入率が国民の10%を切っているたったの3%

それに対してアメリカは18%と予防への意識が高いことがこのデータだけでもわかりますよね。


東京でもまだまだ私が働くようなメディカルフィットネスは珍しいとされています。

働いて3年目になりましたが慢性痛を抱える多くの患者さんは気づいてきています。

治療や施術を受けるだけでなく、自ら身体を動かす運動療法が大切なことを。


次はいよいよアメリカへ行ってみたいですね、お金貯めないと。(笑)

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