エンジニアの発案から始まった「10%ルール」
Googleの「20%ルール」に倣い、SEEDS COMPANYでは「10%ルール」を採用しています。「10%ルール」では、SEEDS COMPANYのメンバーは、月々の業務時間の10%までを使って、自分のプロジェクトに取り組んでよいとされています。
これは、エンジニアがボトムアップで発案し採用された、SEEDS COMPANY独自のルールです(このため、会社全体のルールではありません)。SEEDS COMPANYは、HRテクノロジーで社会の課題を解決していくことをミッションとしているため、技術を磨くこと・成長していくことが常に求められています。また、社内ベンチャーという特性上、「早いスピードでゴールにたどり着くこと」が求められており、メンバーが主体的に行動することも欠かせません。「10%ルール」は、これらを強化するための取り組みです。
<10%ルールをなぜやるのか>
- 普段のメイン業務から少し離れて、広い視点・自由な発想でメンバースキルを強化したい
- プロジェクトを通じて以下のスキルの向上を狙う
- 今のメイン業務だけでは得られない知識やスキル、人脈を獲得し、それをメイン業務に活かし、事業の貢献に繋げる
- 自律性、自主性の育成に繋がり、メンバーは自らやりたい仕事にチャレンジすることができる
- タイムマネジメント
- プレゼンテーション
半年ごとの成果発表会 -実行を担保する仕組み-
メインの業務がある中で、10%の時間を捻出して自分のプロジェクトに取り組むことは、なかなか難しいです。タイムマネジメント力を鍛えることも「10%ルール」目的の1つとされていますが、「そうはいっても…」と手つかずになりがちです。このため、10%ルールの実行を担保する仕組みとして、半年ごとに成果発表会を実施しています。
成果発表会があることで、「他のメンバーに有意義な情報を共有するために頑張ろう」「自分で宣言したことができていないと恥ずかしい」という実行へのモチベーションにつながっています。また、実行できなかった場合には、できなかったことに向き合い、次につなげるためのアクションを考える機会にもなります。
第1回成果発表会 -上期の「10%ルール」の取り組み-
2018年10月、第1回成果発表会として、2018年度上期の「10%ルール」の取り組みの内容をエンジニア全員が発表しました。一人ずつ、取り組みの目的・方法・結果などについてプレゼンテーションを行い、その後に質疑応答が行われました。
今回取り組んだテーマは、日々の業務に直結するものから、新しい言語やツールへの挑戦を含むものまで、多岐にわたります。
(参考)2018年度上期のテーマの一部
- UIコンポーネントの一覧作成
- mackerelでリアルタイムデータ可視化
- AWS ECSの管理ツール開発
- 負荷テストツール gatlingの導入
成果発表会には、エンジニアのほか、COMPANY長の陳(チェン)、マネジャーの薮田、企画チームのメンバーも出席し、終始なごやかな雰囲気で行われました。
下期に向けて
上期の取り組みでは、「時間が確保できなかった」という声が多くあがりました。
COMPANY長の陳(チェン)は、「『10%ルール』の取り組みは、始まったばかり。今回の反省点を次に活かしてどんどん改善していってほしい。」と第1回成果発表会を締めくくりました。
「10%ルール」の挑戦は続きます。
下期は対象を非エンジニアにも拡大しながらすすめます。
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