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働くことの楽しさを一人でも多くのひとに伝えたい! それが、私がこの仕事を続ける理由。

特定非営利活動法人さらプロジェクトに入る前

学生時代は子どもの教育に興味があり、保育や幼児教育を学びました。資格取得の過程で福祉施設の現場実習があり、そこで福祉の世界にも興味をもちました。

当時は若かったこともあり、恥ずかしながら福祉=体力を使う仕事のようなイメージがあり、若い体力のあるうちは福祉の仕事をやることが自分の経験になると思い、卒業と同時に福祉の世界に飛び込みました。

初めて仕事をしたのは知的障がい者の方々と一緒にクッキーやパンを作りながら職業指導員として勤めておりました。指導員をしながら福祉業界で働く人たちとの出会いもあり、知的障がい者のバスケットサークルに参加をしたことをきっかけに障がいを持ちながらも働く人に出会いました。バスケットサークルで一緒になった人たちから「仕事は大変だけど楽しい」と、生き生きと仕事を楽しむ前向きな姿勢がとても印象的でした。

その頃から障がいがあっても働きたいと想う人たちのお手伝いをしてみたいと思い始め転職を決意したところ、さらプロジェクトが新規開設で就労移行支援事業所を立ち上げるという求人を見かけ、就労支援としては未経験ながらも働きたいと想う人へのサポートをしたいと思い求人応募をしました。

当時、別の就労移行支援事業所の採用試験も受けていましたが、さらプロジェクトは一から事業所を作るところから携われると伺い、様々なチャレンジが出来る機会を魅力的に感じ、入職を決意いたしました。

現在

さら就労塾@ぽれぽれ/横浜 施設長を務めさせて頂いております。

さら就労塾@ぽれぽれ/横浜は就労移行支援事業所として2015年3月に開設をしました。現在、30名近い訓練生が日々就労を目指して訓練施設です。

私は施設長として主に事業所マネジメントを行っております。

日々、職業指導に当たるスタッフは就労支援をしていく上でどのような訓練・サービスが良いか最前線で考えてくれていますので、それを取り組みやすい職場環境や連動性が発揮できるような調整を行っております。

また私たちの就労支援の考え方は、就労だけをさせるという考えではなく就労における必要な力もつけることを念頭に必要に応じて生活支援も行っております。ただ、生活支援といっても幅は広くなりますので、地域にある社会資源を有効に活用ができるよう、地域との繋がりを作ることも施設長の役割となっております。



特定非営利活動法人さらプロジェクトについて

さらプロジェクトの法人名の”さら”の意味は『まっさらのキャンバスに創り上げていく』『さらなる』という意味が込められています。私たち法人は自分たちが問題と考える社会的な課題にどう社会資源として、役割が果たせるのかをベースに考え活動をしてきております。

自分たちが【社会資源として役立つことが、地域で自立しながら支えあうことに寄与する】という考えのもと、障がい者の就労支援や杉並区の敬老会館の運営をしております。現在は障がい者、高齢者という分野に限られておりますが、今後も法人として、さらなる発展や新たなキャンパスに私たちが出来ることで社会的課題を解決を図っていきます。

今後どういうことをしていきたいか

私たち、さら就労塾@ぽれぽれのミッションは ”働きたいを形に” と掲げ、現在は障がいのある方々に働く上での考え方や判断基準を就労移行支援事業を通じて伝えております。この働く上での考え方や判断基準は障がいの有無は関係なく、働き続ける上での大切な力であると考えています。

私たちは微力ながらも働くことで人として得られる喜びを一人でも多くの方々に知って頂けるような事業取り組みをしたいと思っております。特に今後は若年層の方々に対して”働く力”をつけていただけるような機会を創出していきたいと思っております。

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