皆さんこんにちは!SANGOの採用担当です!
今回は我々SANGOが、
・“採用”に対してどのような想いを持っているのか
・どのような考えのもと求職者の方の日々向き合っているのか、
といった内容について伊藤さんにインタビューを行いました!
伊藤さんはSANGOのHR事業の事業部長を務めつつ、採用の現場リーダーも務める方です!
このインタビュー記事にはSANGOが持つ採用への“哲学”とも言える内容が凝縮されています!
ぜひ読んでみてください~!
フリーランス、起業を経てSANGOへジョイン。
現在はHR事業の責任者と自社の人事統括を兼任。
―伊藤さん、本日はよろしくお願いいたします!まずは簡単な自己紹介からお願いいたします!
初めまして!SANGOの伊藤です。今年で28歳になります。現職ではHR事業や社内の人事領域の統括をしています。
簡単に私のキャリアについてもお伝えしますと、高校ではサッカーを本気でやっていました。そのため大学受験についてはほとんど考えておらず、家から通いやすい大学に指定校推薦で入学しました。当時は子どもが好きで何となく養護施設を作りたいなとも思っていたので、幼児教育の大学を選択していましたね。しかしいざ始めているとあまり興味の持ち切れず、実習も辞退してしまいました。そのせいで幼稚園の教員の資格取得も危うくなってしまい…。そこでどうしようかと本気で悩みました。
―幼児教育の大学に進学するも、あまり合わなかったと…その後はどうされたのでしょうか?
当時は奨学金もあったので色々考えていたのですが、結果的に「自律した生活がしたい」と思うようになりました。そこで大学を辞めてフリーランスとして働き始めました。Webデザインやマーケティング支援を専門領域としたフリーランスです。
その後は知人に誘われ奈良県で買い取り業の会社を起業しました。しかし色々あり、その会社を抜けることに。フリーランスのときに関わりのあったあるメンバーが現在SANGOの執行役員をしていて、その方の話を聞いてSANGOへの入社を決めました。2018年7月のことです。
―フリーランス⇒起業⇒知り合いからの紹介でSANGOにジョイン!というご経歴なのですね!入社後はどのような仕事人生を歩まれたのでしょうか?
入社以降は、営業職として仕事を行っていました。当社は電力の小売り営業を4か月ほど行っていたのですが、あまり成果が出ませんでしたね。そこで自分で部署異動の希望を出して、通信販売の部署に異動しました。
そこからは1年半プレイヤーとして営業成績を残し、管理職に上がりました。兵庫県の拠点で約11名のチームのマネージャーを務めていました。その後は複数拠点を統括するエリアマネージャーになり、現在のHR領域の統括をする役割へと変更になった、という流れです!
―なぜ今まで一貫していた営業領域から、HRへと領域を変えられたのでしょうか?
私が、飽き性な人間だからです。良くも悪くも、常に同じことを行っていると、パフォーマンスが出せなくなってしまうのです。そのため私が成果を出すには、色々なことにチャレンジをさせてもらって、違うことをやり続ける必要があります。
一つのことをやり続けるのは苦手ですが、逆に器用さやキャッチアップの速さは人一倍優れていると自分では思っているので、色々なことに短いスパンでチャレンジし続ける働き方は私にとっても、パフォーマンスの観点でもベストなのです。そういった背景もあり、現在の役割を担うようになりました。
採用の意義は、活躍できる人を採り、
活躍できない人を採らないこと。
ただ、活躍できるかどうかは、会社の環境で決まる。
―キャリアについて詳しく教えていただきありがとうございます!今回は“採用への想い”というテーマでインタビューを行います。採用はつまるところ人を採るという仕事ですが、そこに伊藤さんはどのような価値や意義を見出していますか?
自社で活躍できる人を採り、自社で活躍できない人は採らないことが、一つの価値/意義だと考えています。これは私の価値観として非常に大きなものなのですが、「どうせ仕事をするなら、そこで成果を出したり、活躍できたりする方が絶対に良い」という考えを持っています。仕事は人生の中で大きな割合を占めます。生活するために働いているという人もいると思いますが、どうせ働くなら成果を出したり、活躍できたりした方が幸せだと思うのです。
しかし難しいのは、会社によって活躍できる人の像に違いがある、という点です。とにかく頭の切れる人が活躍できる会社もあれば、言われたことをミスなく正確にこなせる人が活躍できる会社もあります。どれだけその人が良い武器・スキルを持っていても、それを発揮できない会社に入社をしてしまうと、たちまち活躍することができなくなってしまいます。
―優秀だからといって活躍できるわけではないし、優秀でなくとも活躍できる可能性もある…ということでしょうか?
まさに、おっしゃる通りです。会社の環境次第なんですよ。その環境に合うか、合わないかでしかありません。そのため判断軸は優秀か優秀でないかではなくて、その人が持っている武器/スキル/強みが活きるか活きないか、なのです。
実際にSANGOではSaaS系の会社では重視されているコンサルティングセールスの力やロジックはそこまで重要ではありません。それよりももっと単純な、「根が明るい」や「人間関係構築力」の方が大事なのです。つまり初対面でどれだけ人間関係・信頼関係を築けるか、ということです。コンサルティング力やロジックがいらないとは言いませんが、そのスキルがなくともSANGOでは活躍できるのです。
―なるほど…確かに会社の事業やフェーズによっても活躍できる人物像は変わってきそうですね。他にも伊藤さんが感じている価値/意義はありますか?
そうですね…もう一つあります。それは、未経験から営業を行うことができる人材を数多く育成できる点です。営業できる人材を育てることは物凄くパワーやエネルギーが必要だと思うのですが、SANGOでは売れる営業パーソンを数多く輩出することができています。売れる営業パーソンは社会的にもとても希少な存在なので、そういった人材を未経験から採用し、育てることには大きな意義があると思っています。
実際に営業力のついた方を輩出していくことができれば、もっと良い事業やプロダクトが数多く産まれる未来に繋がると思っています。日本全体の国民性としては、控えめな方が多いという特徴があると思うのですが、そのせいで会話を諦めてしまうことが発生している企業が多いのではないでしょうか。本当はもっと議論するべき事柄に対して「これくらいでいいや」と終わらせるのではなく、「本当にそれでいいのか?」といい意味で疑問を抱いていくことが重要です。この一言が言えるかどうかによって、大きく未来が変わります。少し規模の大きな話になりますが、こういった価値/意義も感じつつ、日々採用業務と向き合っています。
―SANGOではそもそもなぜ、採用活動を行っているのでしょうか?
ドライな話になってしまうかもしれませんが、優秀な方や輝く原石は早い段階で獲得していきたいという想いがあります。現代は基本的にどの企業も人材獲得競争にさらされています。そのため将来的に大きな活躍ができるような、眠れる優秀な人もどんどん採用していきたいですね。実際にSANGOでは全国な優秀な方を採用するという狙いもあり、全国に拠点を展開しています。事業特性の観点から拠点を展開しやすいという側面もありますが、全国の優秀層の獲得も同時に狙っています。
面接では候補者の“良さ”と“本音”を引き出す。
―では採用活動を行う中で、伊藤さんが気を付けていることや意識していることがあれば教えてください
大前提としては、候補者の方は“お客様だ”という意識は持っていますね。そのため高圧的な面接はもちろん、立場が上、という面接をすることもありません。良さを引き出すための質問をするようにしていますね。
1次選考では良さを引き出すことができなかったときは、2次選考に進んでいただき、さらなる良さを引き出してもらうよう別の面接担当に伝えるようにしています。ときには本来の実力以上の良さを引き出してしまい、入社後あまり活躍できなかったという事例もあるにはありますが、とにかく良さを引き出すことを強く意識しています。
―具体的にはどのように良さを引き出していくのでしょうか?
基本的にはコンピテンシーと呼ばれるような、行動特性を見つけ、過去の成功事例や具体例を引き出すようにしています。人生で頑張ったことや、どう乗り越えたのかを質問していきますね。そうすると、多くの方は上を向いて考えたりします。そこからでて来たものは恐らく本当のことです。
過去の具体例、本当のことからその人の良さや性格を見るようにしています。もちろんこういった質問をしたい際、「結論としては~」や「3点ございまして~」という答え方が出来る方は優秀な方ではあるのですが、それだけが全てとも思っていません。性格面も重要視しているので、数字で語れなかったとしても、仲間想いのエピソードが出てくれば採用することもあります。このように行動特性がSANGOで活躍できる方に当てはまるかどうかを見て行きます。その過程でその方も長所や短所も浮き彫りになるので、長所がSAOGOで活かせるポイントで、短所がSANGOでは関係のないポイント、という形になればベストですよね。
―とても深いですね…!他にも意識していることはありますか?
もう少し深いところで言うと、本音を引き出すことを大事にしています。今まで累計で何百名と面接をしているので、どれくらい練習してきたかどうかが分かります。あまり練習して来ていない人は、質問に対して本音が出てくることが多いのですが、練習してきた人は本音でない解答をすることも多いです。そのためそういった場面では必ず練習してきていない質問をするようにしています。
本当に例えばですが、「ご友人は多いですか?」という質問をすることもあります。これは対応力を見ていて、準備してきていないような質問をされても答えられるか、笑顔で対応できるかどうかを見ています。SANGOの仕事では、お客様から思ってもみなかった質問をいただくことや、時にはプライベートの質問をいただく機会も多いです。そういったときに、しっかりと対応できる人間が、ゆくゆくは成果を出せる営業パーソンへと成長していくことがとても多いのです。
―最後に求職者へのメッセージとして、SANGOの面接を通過する人としない人の違いを教えてください!
面接を通過する人で共通しているのは、明るいことですね。暗い人でSANGOの面接を通過している人は一人もいませんね。逆に通過しない人は暗い人、ということになるのですが…。もう少し具体的に言うと、①笑わない人②屁理屈が多い人でしょうか。意外と単純なのです。ここまで読んでいただいた方ならお分かりいただけると思うのですが、SANGOでは志望動機やMVVへの賛同は二の次でして、まずはコミュニケーションが全てです。そういいた観点を持って面接に望んでいただきたいですね!
―ありがとうございました!