【SAFELYの研修制度】なりたい自分になれる、成長の機会が充実した環境で<後編> | 株式会社SAFELY
こんにちは!株式会社SAFELYの採用広報担当です。今回は、研修制度の構築を担当している高橋さんのインタビュー後編をお届けします。2年間行ってきた研修の効果研修制度を構築する際の軸と今後の展望後...
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こんにちは!株式会社SAFELYの採用広報担当です。
今回は、研修制度の構築を担当している高橋さんにインタビューを実施しました。
前編では上記の内容についてお届けします。入社後、どんな学びの機会があるのか気になる方は、ぜひご覧ください!
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-SAFELYで現在行われている研修の内容について教えてください。
1つ目は、マーケティングの知見を深めるための月1回のワークショップ。カスタマージャーニーマップを作ってみたり、ペルソナを考えたり、実際に施策を作ったり……マーケティングを幅広く捉えて、毎月の内容を決めています。
また知見を深めるだけでなく、事前課題を発表してもらう場を設けるなど、ファシリテーションやプレゼンテーション能力の向上も狙った研修にしています。
2つ目は、オンデマンドの学習ができるSchooというサービス。今年の2月に導入したものなんですが、それぞれの状況やチームに合わせた個別の研修を実施し始めました。
デザインチームであれば、デザインスキルが向上するような研修。コンテンツやライティングに携わるチームであれば、Webコンテンツ制作におけるフレームワークの学習。このようにSchooには様々なジャンルに関して学べる動画があるので、それを各チームごとにパーソナライズしてやっています。
大まかにこの2つが現在行っている研修です。また入社時には、これらとは別に3ヶ月の研修期間を設けています。例えば書籍を読んでもらって上長に感想をシェアしてもらったり、先輩スタッフと一緒に課題に取り組んだりするなど、チームごとの研修を行っています。
-月1回のマーケティングの研修では、実務にも活かせるような課題が設定されるんでしょうか?
そうですね。具体的なテーマに関して、自身が携わっているプロジェクトならどう進めていくかを順序立てて考えてもらえるような形にしている場合もあります。
いろんなチームのスタッフがそれぞれの視点からアイディアを出し合うので、けっこう幅広い意見が出て面白いです。全体のワークショップでは、意見を出し合うディスカッションがメイン。でも、もっとブラッシュアップできそうな部分があれば、上長から個別にフィードバックしてもらっています。
-Schooに関しては、実際どのように学習を進めていっていますか?
それぞれのレイヤーに合わせて、どの教材を進めていくかはこちらで設定しています。各々で学習してもらった後は、Schooの中にもアウトプットする場がありますが、それとは別に共有会を毎月開いているチームもあるんです。
この学習をしてみてどういうところが学びになったのか、自分のプロジェクトだとどういう繋がりがありそうか。ただ学ぶだけでなく、実際の業務に繋げるまでを大切にしています。
-他にも外部の講師を招く機会もあるんですよね。
はい、数ヶ月前には外部の講師にオフィスまで来てもらって、6時間かけてGoogle Analytics 4(GA4)の研修をやりました。
ただ研修の難しいところは、なかなかすぐに成長を実感できないところ。6時間使ってかなりたくさんインプットしてもらったと思いますが、やはりすぐに実務に活かせるかというと難しいんですよね。
マーケティングのワークショップも1年以上やってようやく、実務の中で活かせた実感が広がってきた気がします。だから6時間の研修をやってもそこで満足してしまうのではなく、学んだことを実践してみる機会も用意する必要があると感じています。
-研修制度の構築に着手し始めたきっかけは何だったのでしょうか?
私が入社したときは社員が6名ほどだったのですが、そこから10数名へと増えて。だんだんと組織としての一体感や強さが必要になっていきました。
研修って、会社として成長していくための一つの手段だと思うんです。私たちのいる業界は競合他社も多く、先行優位性のあるものではない。SAFELYが今やっている生活系のメディアに関しても、もうすでに自分たちより大きい会社が複数あります。
競合他社に負けないくらい良いサービスを作り、ユーザーに価値を届けるためには、やはり自分たち自身も成長していく必要があるし、組織として強くなっていく必要がある。そう感じ始めたのが、研修制度を作り出したきっかけです。
-0から研修を作る中で、苦労したことはありますか?
大変だったことは、本当にたくさんあります。中でも社内調整には苦労しましたね。ハレーションが起きかけたときもありましたし、それぞれ業務が忙しい中で「なんでその研修をやらなきゃいけないんだ」みたいな声もありました。
研修は上司や会社から言われて仕方なくやるんじゃなく、納得感を持って参加してくれる人を増やしていくことが大事。伝えただけではなかなか届かないものなので、「インプットしてアウトプットしたものが、実際に成果として現れて自分の評価に繋がる」というサイクルを、実感してもらえるまで根気強く繰り返す必要がありました。
また私自身、すべての業務領域に通じているわけではありません。なので事前課題の設定やワークショップの仕方、教材の選び方など、初めはすべて手探りでした。効果の出る研修を組み立てるためにも、私自身学ばなければいけないことが多くて大変でしたね。
-社員の皆さんに研修の必要性を理解してもらうため、何か工夫していたことはありますか?
やっぱり成功体験みたいなところを重要視していました。ワークショップで作ってもらった施策を実際の業務にも使ってみたりして。その結果うまくいった事例もいくつかあります。
そんな風に、ワークショップの機会を実務に活かすといった流れを、各チームの上長と連携してやっていましたね。
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株式会社SAFELYの研修制度について、内容や制度構築のエピソードを語っていただきました。ただやるだけでなく、納得感を持って取り組める工夫がSAFELYの研修には組み込まれているようです。次回は以下の内容をお届けします。
ぜひ後編もご覧ください!