こんにちは、ルーツ・テクノロジーズ広報担当です。社員インタビュー第三弾。エンジニアの石山へインタビューしました。
「自分を一番大切にしないとダメだよ」
こんなこと言ってくれる人、今までの会社にはいなかった。
―これまでの経歴を教えてください。
2008年に新卒で、とあるSIer に入社しました。その会社は教育に力を入れていることをすごくアピールしていたので、それが決め手となり入社を決めました。確かに教育に関してはかなり力を入れていて、スキルもつき、多くの経験を積ませていただいたのですが、業務量や難易度に対して条件が見合っていない気がしました。そこで転職活動をしようと決めました。最初の会社のおかげで7,8年はエンジニアとして経験を積んで十分スキルはついていたので、条件面をメインに見ながら転職活動をしていましたね。
そして2社目に入社します。もちろん給与はあがったのですが、また別の問題が出てきました。
客先常駐がメインだったのですが、お客様先に行かせてから「それっきり」という様子で、会社とつながっている感覚が薄い状態でした。また、コミュニケーションが少ないために、スキルアップにつながる案件も多くは経験できず、2年ほど経ったときに2回目の転職を決意しました。最初の転職では条件面をメインに意識していましたが、2回目は「会社の価値観」に重きを置き、そのタイミングでこの会社に出会った、といった流れです。
―ルーツ・テクノロジーズに共感した「価値観」はどんなところですか?
新しいことにチャレンジしようという姿勢ですかね。話を聞いた感じで、会社全体が元気な印象がありまして、一緒に会社を盛り上げていこうという雰囲気が感じられました。
こんな前向きで、一緒に頑張ろうと言ってくれる会社であれば、前職でネックだった「ほったらかし」は無いだろうと思いました。
―代表とのお話で何か覚えていることはありますか?
何気ない会話の流れで、「働く上で何を一番大事にしているか」という話になったことがあります。選択肢として、「自分」「お金」「恋人」「家族」「友達」の5つを挙げられて、それを大切な順に並べてみるというものでした。並べた結果で色々お話をしたのですが、
「まず、自分を一番にしないとだめだよ」と社長はおっしゃいました。
「どんなに仕事を頑張っても、お金を稼いでも、自分が幸せじゃないと意味ないから。
それだけは間違えないように、これから頑張ろう。」
それを聞いて、社長が社員一人ひとりをちゃんと想ってくれていることが伝わりました。そんなこと言われたら、一緒に頑張りたくなりますよね。
―以前の職場では、そんな風に言ってくれる上司や先輩はいらっしゃいましたか?
そもそも、そこまで踏み込んだ話をする人自体が周りにあまりいなかったので、私としては軽く衝撃を受けました。もちろん業務においてコミュニケーションはとりますが、プライベートにまで踏み込んだ話はあまりしたことがありませんでした。業界的にも閉じている方が多い印象でしたので、ある意味新鮮でしたね。
―入社前後のギャップはありますか?
ギャップというものはほとんどなく、スムーズに入れたと思います。一つ挙げるとすれば、思っていた以上に社員の方々もフランクでした。「困ったらなんでも言ってよ〜」という感じで、かなり馴染みやすかったですね。これまでの環境とは良い意味で異なり、すぐに働きやすい会社だと感じることができました。
やりがいのある仕事は、責任も大きい。だからこそ経験が積める。
―現在の業務内容を教えてください。
今携わっているのが、電設業者向け社内システムの案件です。お客様先に常駐して業務を行っておりまして、開発のメンバーとして参画しております。具体的には、Java言語などでWebアプリ開発を行っていますね。このプロジェクトには昨年の8月から参画しておりまして、一旦3月までには終わる予定です。
―会社としてプライム案件が多いというのは実感しますか?
私自身、参画することがすごく多いわけではないですが、会社としてはけっこう多いと思います。帰社日を設けて社員が集まるタイミングがあるのですが、そこで他の方の話を聞いてみると、プライム案件をやっている話はよく出てきます。
―石山さんが特にやりがいの感じた案件は、どんな案件ですか?
ECサイトの開発に携わった時は、大きなやりがいがありましたね。アプリでリリースしたものがWeb サイトから普通に見られますし、目につきやすい所で自分たちが開発したものが公開されるというのは嬉しいです。もちろん大変なこともありましたが・・・。
―ちなみに、どんなことが大変でしたか?
やはり一般向けのサイトになるので、失敗するとダイレクトにその失敗が見えてしまいます・・・。
一回、サイトが見られない状態が数十分間続いてしまったことがありまして、かなり大変でした。技術的な対応もですが、お客様からかなりお叱りを受けた記憶が今でも残っています。やはり、やりがいの大きい仕事は、それだけ責任も大きいですよね。この案件を通じてすごく大変な時期もありましたが、今となっては良い経験になったと思っています。
―仕事上で意識していることはありますか?
当たり前のことかもしれないですが、開発した人しか理解できないような作りはしないことですね。
開発した後の保守なども必ず発生するので、設計書やソースを見て、第三者や新しく参画したメンバーでもしっかり分かるように開発することを意識しています。分かりづらさが原因で仕事が滞るのももったいないですし、そこは時間をかけています
―石山さんから見てルーツ・テクノロジーズの魅力は?
月並みな言葉になってしまいますが、社員想いで、意見を尊重してくれるところですね。
以前、ある案件に携わっていた時の話ですが、社内報告で帰社した時に「今の業務でスキルアップにつながりそう?」と確認をしてくれました。正直、その時に担っていた業務ではスキルアップは難しそうだったので、別の業務に携わりたいと感じていたタイミングだったんですよ。
そのことを素直に伝えると、その後すぐに別の業務に携われるように動いてくれました。一回案件に入ってしまうと区切りがいいところまでズルズル引きずってしまいがちですが、その時はすぐに動いてくれたので嬉しかったですね。こんなに早く動いてくれる会社はあまり無いと思います。やっぱり社員のことを大切に想っているんだな、とその時改めて実感しました。
―他にも、そういう「社員想い」な体験ってありましたか?
私が今までJavaメインでやってきたのですが、Pythonも触っていきたいという話をしたら、Pythonの案件に関われるように動いてくれたこともありましたし、勉強のための書籍購入費用なども負担してくれました。書籍の購入補助は他の会社でもあることかもしれないですが、弊社の場合は会社側からちゃんと勧めてくれますし、そういう細かいところが「社員想い」であることが伝わってきますよね。
やっぱり、設計が楽しい。開発が楽しい。
―今後、この会社で実現していきたいことは?
今、会社として新しい事業を始めようという話になっているのですが、私は技術者のスペシャリストとしてその事業に関わっていきたいですね。
まだ実現するのがいつになるのかは分からないですが、そこに向けてまずは日々の業務を通じてどんどんスキルを身につけたいですし、スキルアップするための環境もどんどん求めていきたいと思います。
一人ひとりとちゃんと向き合ってくれるこの会社だからこそ、こんな想いになれているんだと思います。
―どんなキャリアビジョンを描いていますか?
この業界でキャリアを考えると「管理者」か「技術者」で大きく2つに分かれると思いますが、私は「技術者」の方で力をつけてスペシャリストになっていきたいと思います。過去にサブリーダーを1回経験したことがあって、PLの業務を開発メンバーよりも近い距離で感じたことがあったのですが、管理ばかりは自分には向いていないなと思いました・・・。やっぱり、設計や開発をしている時が、一番楽しいです。
―どんな人と一緒に働きたいですか?
自分からしっかり動いてくれる人がいいですね。
業界的に黙々と作業をする方も多いですが、そうなるとどうしても仕事が受け身ばかりになってしまいます。そして受け身ばかりの人だと、こちらから都度確認が必要になってしまいますし、お互いがストレスに感じることもあると思います。
それよりは積極的に意見を言い合いながら仕事を進めていくほうが、仕事として進めやすいですし、何より楽しいですよね。また、ルーツ・テクノロジーズはベテランエンジニアが多く、若手にとってはすごく良い環境だと思います。どんなキャリアを歩んでいきたいのか、そのために今は何を身に付けるべきなのか。みんなが気軽に相談に乗ってくれる暖かい会社です。しかも、今なら新しいことになんでも挑戦できる環境です。エンジニアとして自分らしくキャリアを積みたい人、新しいことに挑戦した人。
ぜひ、一緒に働きましょう。