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RITのメンバーを紹介するインタビューシリーズ第6弾は、デザイナーの窪内慎吾です。RITにジョインした経緯や、仕事と組織への思いを語ります。
プロフィール
窪内 慎吾
創価大学経営学部を卒業後、新卒でWeb広告代理店の会社に入社。不動産に特化したWeb広告の運用コンサルとして成果改善施策に従事。その後Webデザインの勉強を始め、2020年7月より株式会社RITにデザイナーとして参画。感覚ではなく、論理的に説明できるデザインを目指す。
挑戦を応援するという会社の姿勢と組織作りへの興味が決め手になった転職活動
ー 新卒入社された会社ではどんな仕事をしていましたか?
新卒で入った会社ではWeb広告の運用コンサルタントをしていました。数字を追いかける仕事だったのですが、もっと自分がやってきたことをカタチに残せたらいいなって思っていたんです。仕事柄、Webデザイナーさんと絡むことも多かったのですが、彼らと一緒に仕事をしていくうちにデザインってカタチが残せるし、Webならすぐに結果も返ってくるので、Webデザイナーという仕事に興味を持つようになりました。Web広告の運用コンサルとして稼働していたのはそれほど長くはなかったので、もっとやっておけば違っていたかもしれないですが、それよりもWebデザイナーになりたい、チャレンジしてみたいという気持ちが大きくなり、Webデザイナーになるにはどうしたらいいのか、ネットで仕事内容について調べたまくったり、スクールに通ったりと、転職に向けて行動するようになりました。
ー RITに決めた理由を教えてください
チャレンジを応援してくれる会社だというところですね。今はサイトが新しくなったのですが、転職活動当時、RITのHP見て、“挑戦を応援する”っていうことが書いてあったんです。自分が何かに挑戦したいときに応援してくれないと、なんか会社に居づらくなりそうだという気持ちがあったのと、そもそも新卒で入社した会社を辞めてWebデザイナーのスクール通う時点で挑戦する立場でしたから(笑)。そんな僕の挑戦も応援してくれる会社だったらいいな、と気持ちがものすごくマッチした感じがありましたね。それと……。
ー それと? RITに決めた理由は他にもあるんですね。そちらも教えてください
組織作りに興味があったんです。面接の時に、これからデザイナー組織を作り上げるっていう話があったことが第二の理由です。大学の時マーチングバンドでトランペットを担当していたのですが、マーチングバンドでトランペットが弱いとかなり痛手なんですよ。なのでトランペットを強くするマネジメントというか組織作りに関わっていて、それがとても楽しかったんです。この経験がきっかけで、みんなのこと考えながら組織のことも考えて組織を大きくしていくみたいなところに興味があって、また組織作りにかかわってみたいというところが決め手ですね。
大学時代はマーチングバンドでトランペットを担当していました。
RITは働きやすい。会社のリモートワーク環境支援で、物理的にもコミュニケーションへの不安も皆無。
ー RITの良いところって何だと思いますか?
手当というか福利厚生、補助が手厚いのがいいです。今のGINZA6に移転してから、制度の内容がちょっと変わったんですよ。それでよりリモートワークに特化した福利厚生になったんで、リモートへの柔軟性もあるし、すごいやりやすいです。僕は比較する会社がそれほどないんですが、細かい所で支えてくれるみたいな風土があるんで、そこはありがたいしうれしい気持ちになります。
ー 利用した制度で良かった制度はどれですか?
マッサージ補助とかもありますけど、オフィス家具やデバイスの支給制度を活用しました。机やキーボード、マイクを買ってもらったり、余ってるディスプレイをもらったり、椅子にずっと座っているので、クッション買ってもらったりいろいろ恩恵を受けています(笑)。実際に制度を使っているので、こういう制度があるよって言えるし、社員にも浸透していると思います。
自宅の仕事環境。ディスプレイや椅子、マイクなど会社の制度を活用して揃えました。
ー フルリモートワークをするうえで不安を感じたりすることはありますか?
電車に乗って通勤するのが苦手なタイプなので、このリモート環境はとってもありがたいです(笑)。Slackで質問を投げたらすぐ答えてくれるので、リモートワークでもコミュニケーションに不安を感じることはないですね。あと、slackに“メンバーの〇〇さんはこういう事していてすごいよかったです”みたいな、社員同士を褒め合うチャンネルがあるんですけど、そこで“資料がきれいに作られていてよかった”とか、“成長しているね”みたいな言葉をかけてもらえる時はすごいうれしいですね。あとはクライアントから直接感謝の言葉をもらった時。今までやってきたのが間違いじゃなかったんだなって認識できるのでモチベーションアップにもなります。
フルリモートでも社員同士の仲が良いのがRITの良いところ。メンバーたちと一緒に海釣りに行ってきました!
肌感覚ではなく、根拠に基づいた理論的なデザインを提案できるデザイナーを目指す
ー 今の仕事内容について教えてください
例えば社内承認システムのUI/UXや社員のメンタルヘルスを測るシステムのデザイン、資材フリマサービスのUI/UXやロゴ作成とか、ビンテージアイテム紹介サイトのUI/UX、デジタルアートフレームのLPのUI/UXなどですかね。あと会社で運営しているスマートDXっていうサービスがあるんですけど、そのUIを作ったりですね。結構な量を同時進行で動かしている感じですけど、今は案件が落ち着いてきて、継続改善っていうカタチでUIの変更対応したりすることが多いです。
ー 仕事をするうえで心掛けている事などはありますか?
妥協しない、自分の納得いくものを出せるまでこだわり続けることですね。正直、納期に追われてどうしても考えきれないまま出してしまう時もあります。でもそうではなく、最後まで考え抜いて自信をもって提案したほうが自分のためにも相手のためにもなるので意識しています。あと、デザイナーってエンジニアの“実装できるかできないか”と、クライアントの“こういうのやりたい”という要望、エンドユーザー、この3方向のことを考えないといけなくて。でも一番大事にしないといけないのはエンドユーザーだということ。「使う人がどう思うのか」だと思うので、そこは忘れちゃいけないと思っています。
ー 今後、どんなデザイナーになりたいかなど目標はありますか?
短期的なものでいくと、もっとUI/UXの知識を増やしたいです。デザイナーは僕を含め3人いるんですけど、他の2人と比べたら提案の質やUIもまだまだ足りてないことを重々感じますね。2人に追いつくにはもっともっと経験を重ねていかなければと思っています。将来的には……まだ明確ではなくふんわりとしか感じなんですが、一般的にデザイナーってかっこいい見た目を作るって思われがちなんですけど、そうではなく、デザイナーの肌感覚ではなくて根拠に基づいた理論的なデザインを自分のものにしていきたいし、それを自信をもって提案できるデザイナーになりたいと思っています。
先輩デザイナー金森(左)、窪内(右)