こんにちは!リプルの採用担当です。今回の社員インタビューは、大学時代になんと国連を目指していたコンサルタントの前田さん。留学も経て、ゼミでも難民支援を学んでいたといいますが、どうしてリプルへ入社を決めてくれたのでしょうか?
プロフィール:
前田 真之介(まえだ しんのすけ)
法政大学社会学部を卒業し、2021年4月に新卒でリプルに入社。高校生のころから海外と関わる仕事を志望し、大学では国連や難民支援について学ぶ。大学入学時から国連への就職を希望していたが、大学3年生時に考えを変え、まずは民間企業で経験を積みたいとリプルへ入社。現在は企業の経営課題に沿い、技術者を提案するコンサルタント業務を担当。
国連で働くことがずっと夢だった
新卒でリプルに入社して、半年ほど経ちました。もともとずっと国連で働きたいと思っていて、大学でも学びを深めてきたのですが、いろいろ考えた末にまずは民間の一般企業で力をつけたいとリプルで働くことを決め、今に至っています。
国連で働きたいと思ったそもそものきっかけは、中学生のときに海外留学経験のある塾の先生の話に刺激を受けたことにあります。海外に触れることにより、より人生の選択肢が広がるという話に興味を持ったのと、その先生の人柄や雰囲気に憧れたのもありますね。それまで出会ったことのないようなオーラを持っている人でした。
それで日本国内だけではなく、海外で経験することやそこで起こるドラマに興味が芽生えて、高校生のときにはフィリピンに留学もしていました。この経験が、国連で働くことへの興味に繋がっていったんです。
それまでは漠然と「海外で働きたい」「世界を変えたい」と思っていましたが、海外の文化や異国の方と接するなかで、少しずつ、自分の挑戦したいことがシャープになってきました。ちょうど一緒に留学をしていた友達が「国際機関で働きたい」と言っていて、そんな選択肢もあるんだと調べ始めたんです。
とは言え、当時は国連で何ができるのかほとんど知らなかったので、大学では国連について詳しく学べる学部へ進みました。特に専門的に学んでいたのは、難民について。世界では貧しいことを理由に、様々なチャンスがない方もたくさんいます。誰しもに平等なチャンスが渡るようにしたいと、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)で難民支援に関わることを目指していました。
就活で自分の正直な想いを受け止めてくれたのが、リプルだった
大学では国連について学ぶゼミに所属し、元国連職員だった教授から直接指導を受けていました。そうやって大学3年生くらいまでは国連への就職一択だったのですが、少しずつ、ストレートで国連に入るのが本当に自分にとっていいのだろうかと考えるようになって。
ひとくちに「国連」と言っても、実際に職に就いている人たちを見てみると、そのキャリアは多種多様で、国連職員のなかには、民間で働きその後に国連というルートの人も多くおられます。
国連に就職するには最低でも大学院で修士を修了していなければいけません。もっと言うと、博士に行く人も多い。そうなると費用もかかってきますし、当時の自分は大学院で専門的に学びたい分野も、正直、まだぼんやりしている部分が多かった。そんな想いで大学院に行くよりは、民間企業でいろんな可能性を見ながら、本当に国連がいいのか、一度考え直してみる経験を積むのも有なのかなと思ったんです。
ただずっと国連を目指してきたので、一般的な就職活動に自分の動機を落とし込むのが難しくって。正直、志望理由もなかなか出てこないし、上手くいかない期間が1年ほど続きました。そんな時に出会ったのがリプルです。社長の佐藤には、今の自分の想いも含めて全てを正直に話しましたが、それも含めて受け入れてくれると話をいただき、自分も頑張ってみたいと思い就職を決めました。
自分の小さな積み重ねが、重大なプロジェクトの成功のカギとなるケースも
今はコンサルタントとして、製造業の企業様から課題を伺い、リプルに登録のある技術者の方々で課題解決にフィットしそうな方を提案する、という業務を担当しています。既存のお取引先ではなく、新規のお取引先を自分自身で探していき、自分で0から1をつくり出せる仕事なので、介在価値の大きさを感じます。電話1本から始まり、企業によっては何年も契約に至ることも面白さの一つです。最初から最後まで一貫して自分が担当できるのも嬉しいですね。
まだ入社から半年ほどしか経っていませんが、すでにいくつかご契約もいただけました。
過去に商談のなかで「(リプルにマッチング依頼のあった)このプロジェクトに、企業の存続をかけたい」と、決済権をお持ちの方からお話をいただいたことがあります。自分の小さい積み重ねが、目の前の企業を生かすかどうかの重大なプロジェクトに繋がっているというのは、身が引き締まる思いでしたね。自分が電話しなかったら契約に至らない。プロジェクトも始動できなかったかもしれない。そこに介在価値を感じます。
また企業様・技術者の方ともに役職の高い方々と商談することがほとんどなので、その機会を通じて自分の改善すべき点があからさまになり、日々、自己研鑽に励める点も魅力だと思います。
リプルの仕事は1日、2日で結果を出せるような商談とは違うため、長いスパンで考え、現状を分析し、常に逆算する力と計画性が求められます。難易度は高いですが、その分やりがいもありますよ。
私はポジティブな性格で、できない理由を探すよりも「どうしたらできるようになるだろう?」と考えるタイプ。リプルの仕事は新卒にとっては難易度が高い仕事ではあると思いますし、自分自身の至らない点も多々ありますが、今は一つひとつ改善していけるように頑張っています。
今後は経営視点を持ったサポートがしていけるようになりたいです。また、基本的には技術者(個人)と企業のマッチングサービスではありますが、例えば自分の担当企業様同士を結び付けて、そこから新たな試みが始動する……なんてことも、可能性があるなら挑戦してみたいです。
あとはこれまでの経験から、海外をフィールドにしてビジネスを展開していくことには現在も興味があります。もし海外への進出が決まった際は、自分もぜひ関わりたいですね。